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埼玉 福祉 NA_テーマ2
ひとりの“困った”をみんなの“課題”に−社協とNPOの協働調査プロジェクト
2004/11/15

 11月11日、社協とNPOの協働調査プロジェクト定例会「ひとりの“困った”をみんなの“課題”に」がさいたま市の埼玉会館で開かれた。

 「社協とNPOの協働調査プロジェクト」は、市民・NPOや社協の関係者によって、地域福祉の担い手どうしの協働、特に社会福祉協議会(社協)とNPOの協働のあり方を中心として調査研究活動をすすめている。

 今回行なわれた定例会は「小浜社協の活動から、地域福祉・住民自治・市民参加のまちづくりの原点を学ぶ」というテーマで、福井県小浜市社会福祉協議会 事務局次長豊永真誠氏を招いて「社協とNPOの“これまで”と“これから”について考える」ものだ。

 豊永氏は、自らの役割を「地域の課題を住民とともに考え、かつ住民自らが住みよい福祉のまちをつくる」ことと言い、地域福祉のみならずハンセン病患者問題や障がい者の身近な問題などの取り組みを、既存の「社会福祉協議会」とは少し違った形で行っている。
  
 これまでも、小浜市社会福祉協議会や逗子社会福祉協議会などの先進事例のヒアリングや県内市町村社協へのアンケートなどを実施している。また、社協とNPOの協働調査プロジェクト、市民・NPOと埼玉県社会福祉協議会が相互に協力し、7月には埼玉県社会福祉協議会が「ボランティアコーディネーターNPO研修会−社協とNPOの協働を考える」を開催し、8月には社協とNPOの協働調査プロジェクトが「地域福祉の担い手どうしの協働を考えるシンポジウム−NPOと社協でまちをおもしろくする!」を開催した。

 「社協とNPOの協働調査プロジェクト」は財団助成事業としてさいたまNPOセンターの呼びかけで発足したものだが、現在は「社協とNPOの協働調査プロジェクト」として活動している。このプロジェクトと関係して埼玉県社会福祉協議会は来年2月に「社協とNPOの協働」をテーマとするシンポジウムを開く予定だ。

 社協もNPOも地域の福祉のために取り組んでいるのものの、協力がなされているとは言い難い。そもそも、地域の福祉に関しては社協もNPOも「ひとりの“困った”をみんなの“課題”に」することから始まったのではないか。

 その原点に立ち戻って社協とNPOの協働の実態を把握し、その可能性を考えて実行していくことは地域にとって重要である。

(長岡素彦)

小浜社協職員でお坊さんというユニークな豊永真誠氏。







「NPOと社協でまちをおもしろくする!」地域福祉の担い手どうしの協働を考えるシンポジウム。







楽しくまじめな討論。