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| 晴天に恵まれた4月29日、渋谷駅前のスクランブル交差点を「背番号9」で歩いた。「背番号9」は日本国憲法9条の象徴。9条は平和の象徴。平和は笑顔の連なり……。 |

笑顔でアピール
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みんな揃ってのアピ〜ル
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交差点の真ん中で「9」
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取材カメラにもにこやかに答えます
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「9Love」というキャンペーンがある。憲法9条の条文を様々な言語で表記したり、著名人やアーティストに平和のメッセージや作品をもらってTシャツを作ったり、9をかたどったパンやクッキーを作って、生活の中から憲法9条の大切さを伝えている。
この「9Love」の呼びかけ「背番号9のTシャツを着て、渋谷のスクランブル交差点を歩こう!」に、友だちを誘い、以前ナマケモノ倶楽部で購入したハングルの憲法9条が載っているTシャツを着込んで出かけていった。
集合場所の渋谷モヤイ像前は色とりどりの「背番号9」Tシャツを着た人たちでごったがえしていた。スタッフの1人にクレヨンと9がプリントされた黄色い紙をもらい、「好きなメッセージを書いてください」といわれ、私はその9の下に英語とハングルでプライドと書いた。
スクランブル交差点では、50人くらい集まった背番号9の集団がメッセージを書いた黄色い紙を手に信号待ちをする。信号が青に変わるとみんなで一斉に歩き始める。道行く人はみんな不思議そうに眺めている。一往復したら渋谷駅側で交差点に背を向けて、交差点に9を見せる。みんなでずらーっと横並び。向き合って信号待ちの人たちとにっこりご挨拶。
「何の意味なんですか?」と女子高生に話しかけられる。「憲法9条だよ」と言うと「そっかーそういう意味かー」と納得顔で立ち去っていく。スキップしたり、踊ったり、みんな楽しそうに歩く。まぶしい陽光と澄み切った春の青空の下、何度も往復。だんだん汗ばんでくる。
歩きながら平和って何だろうと考えたとき、やはり誰もが笑顔で自由に好きなことを表現しつつ生きられることだと思った。
この日、“9条ってすごいよね!”という1つの思いを共にして、国籍も民族も年齢も多様な人たちとスクランブル交差点を渡り、9条が掲げた理想「戦争放棄」は決して日本だけの理想なのではなく、人類全ての理想であり、9条は日本だけのものではないと強く感じた。
■9Loveのことをもっと知りたい方はこの本を読もう!
9の本!『9をまく』大月書店より発売(999円+税)
憲法9条のすごさに気づいちゃいました!
鶴見俊輔氏の「9の窓からのぞく」、坂本龍一氏と辻信一氏の対談「9で世界を冷やす」、ダグラス・ラミス氏とヴァンダナ・シヴァ氏の“9”というアイデアを世界中に根付かせる対談など。
(姜咲知子)
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