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鹿児島 交通 NA
山川〜根占フェリー 3年ぶり復活
2005/12/04

 鹿児島県の薩摩、大隅両半島の南端部を結ぶ山川〜根占航路が12月1日、約3年ぶりに復活、岩崎グループ(鹿児島市)の鹿児島商船(同)がフェリー「ぶーげんびりあ」(1478t、定員200人、乗用車39台)の運航を始めた。同航路は2002年9月に同グループが採算の悪化などを理由に撤退していた。復活を望む地元の要望にこたえた格好だが、岩崎側は今回の就航を来年5月末までの6カ月の暫定運航としており、継続運航には県や地元自治体の支援が必要としている。

 ぶーげんびりあは、今年10月末まで鹿児島−種子屋久航路で運航していた。山川(山川町)−根占(南大隅町)間の所要時間は50分で1日5往復(山川発は08:00、10:00、12:10、14:10、16:10、根占発09:00、11:10、13:10、15:10、17:10)する。運賃は大人片道600円、車両航送料は1850円から。1日の再開第1便は山川港を約5分遅れて出港、車19台と乗客約40人が汽笛と花火に見送られてゆっくりと根占に向かった。

 フェリーの運航が途絶えて以来、地元は、同航路は薩摩半島と大隅半島の南部をつなぐ「海の国道」であり、生活や地域活性化、観光振興に欠かせないと再開を模索してきた。「雄大な開聞岳を眺めながらゆったりとした船旅を」(鹿児島商船)とうたう「国道」の復活で両半島先端部を比較的短時間で回遊することも可能になり、かつて多くの観光客を集めた「岬めぐりツアー」の復活にも期待が寄せられている。一方で、「半年限り」の運航再開では先を見通せないとの不満や戸惑いもある。

 薩摩、大隅両半島を結ぶ航路はこのほか、指宿−大根占(錦江町)で小型フェリーが運航されており、鹿児島市−垂水間には大型フェリーが走っている。鹿児島商船は099−259−3027。

(知覧哲郎)

山川港を出港する再開第1便








航路マップ











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