米軍新基地建設に揺れる沖縄県名護市辺野古。浜辺と米軍基地キャンプシュワブとを隔てる有刺鉄線のすぐ向こう側で、7日朝からボーリング調査、工事が始まった。
ボーリング調査の準備をする作業員(いずれも9月8
日撮影)
米軍発注による有刺鉄線の張り替えだという。これは、より強力なフェンスに張り替えられるということなのか。それとも、今ある有刺鉄線のさらに奥に、新たに有刺鉄線を張り、二重にするということなのか。台風が近づいている関係もあるのか。
現場には作業員しかいなかったため、より詳細な情報を聞き出すことはできなかった。いずれにせよ、新基地建設を止めるために連日、座り込みを続けている市民は警戒を強めている。
ヤグラを立て、調査・工事を行う。
この有刺鉄線は過去に、台風で流されたり新兵の研修などで、何度も張り替えられてきた。しかし、今まで張り替えの際にボーリング調査をしたことはない。新基地建設のための作業ヤードと何か繋がりがあるのでは、と疑いを持ってしまう。有刺鉄線の強化は、米軍と新基地建設の動きに抵抗する民衆に対する威圧を示しているようだ。
キャンプシュワブ内には、貴重な遺跡があり、名護市による文化財調査も行われている。現在進められている兵舎移設工事もそうだが、何か発見があってもおかしくない所で、むやみやたらに調査、工事をしている印象を受ける。米軍発注ということで、アセスなどの手続きを必要としていないだけで、貴重な文化財が失われる可能性も強い。
米軍により踏みにじられる沖縄の大地の風景の一つを見せつけられている気がした。
奥に見えるのは、米軍の設置した監視カメラ。平和学習に訪れる人から一般市民まで監視している。
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