名取駅前で発車を待つミヤコーバス閖上六丁目行
2008年4月1日、名取市内のバス路線を一手に担っていたミヤコーバス(本社・仙台市泉区、宮城交通の子会社)は、一部を除いて路線バスを廃止した。代替として、名取市乗合バス「なとりん号」が新設された。そんな名取市の路線バスに乗ってみることにした。
10月13日、JR東北本線の列車に乗って名取駅に着いた。まずは、ミヤコーバスとしての路線が残った閖上(ゆりあげ)線に乗る。閖上線は、1996年に仙台市交通局(通称:仙台市バス)から宮城交通に移譲され、そしてミヤコーバスに移管した路線である。
名取駅前14時10分発、名取エアリ経由閖上六丁目行に乗車。7人で発車した。名取市街を通り、「名取市役所前」で1人下車。バスは「イオンモール・名取エアリ」へと向かう。「名取エアリ」経由はイオンモール開業に合わせて設定されたものであるが、残念ながら乗降はなかった。
「名取市役所」まで来た道を戻って、バスは東側へと針路をとる。田園の中を走り、途中の「小塚原」で1人が下車。そして閖上の集落へと入って行く。「閖上公民館入口」「閖上五丁目」で相次いで降り、終点の「閖上六丁目」で降りたのは私だけ。約30分、350円の旅であった。
折り返し、閖上六丁目15時00分発、増田公民館前経由名取駅前行に乗車。私1人で発車したが、「閖上五丁目」「閖上」「日和田」「閖上公民館入口」「閖上一丁目」で合わせて9人乗車。若い人が多く、この時間から列車に乗り継ぎ仙台へ買い物に行くのだろうか。名取市街に近づき「中荷前」で1人乗車。「名取市役所前」で1人ずつ乗り降り。そして終点の「名取駅前」で残りの11人が下車した。
「なとりん号」まちなか循環線
こんどは「なとりん号」へと乗車することに。名取駅前16時00分発、まちなか循環線右回りに乗車。ミヤコーバス廃止路線とは別に新設されたもので、100円均一運賃となっている。運行は桜交通(本社・福島県白河市)の仙台営業所に委託されている。
バスはまたもや私1人で発車し、「名取市役所前」などを通過して「名取エアリ」へ。ここで2人乗車してきた。バスは広い道から狭い道を通り、東北本線の線路沿いへ出た「名取郵便局前」で1人下車。踏切を渡り、名取市の西側へ。「名取が丘西口」を通過していき、「名取駅西口」に到着。1人下車、1人乗車。
バスは跨線橋を渡り、名取市の東側へと戻る。バスは市の北部にある「宮城社会保険病院前」へ向かう。途中の「増田八丁目」で1人下車。平日であれば通院客が乗るのだろうが、休日であるとさすがに姿はない。私1人のまま「名取駅前」に到着。運賃100円を料金箱に入れて、バスを降りた。
「なとりん号」名取駅西口行・側面幕
17時を過ぎて辺りは暗くなってきた。名取駅西口17時27分発、名取が丘・県立がんセンター経由名取駅西口行に乗車。ミヤコーバス県立がんセンター線と名取が丘・愛島線の名取が丘発着便を統合した路線である。運行はこちらも桜交通仙台営業所(委託)。
3人の乗客を乗せて「名取駅西口」を発車。「名取が丘入口」を通過し、坂道を上って行く。「山居住宅前」で1人下車。坂道を上りきって名取が丘団地内を通過し、坂を下って行く。「宮城県警察学校前」で五分刈りの男性が下車。警察学校の生徒であろうか。
バスはまたもや坂道に差し掛かり、高台にある「県立がんセンター前」に到着。市街地の夜景が覗くことができる。ここで見舞いの帰りと思われる2人が乗車。高台を降り、名取市街へとバスは戻ってきた。そして終点の「名取駅西口に到着。1周して所要時間約30分、運賃は450円であった。
「なとりん号」、宮城交通、ミヤコーバス、共に今後機会を見つけて、まだ乗っていない路線にも乗る予定である。
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