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コラム【大気圏外】

「小沢辞任」論を言い出せない、不思議な政党・民主党

田中良太2009/03/28
 秘書が起訴された小沢民主党代表の「続投」が決まったが、決まった直後から党内に「小沢辞任論」が出始めた。続投決定まで辞任論は禁止されていたのだという。続投決定の前後で逆転するのはなぜか、説明がつかない。国民の多数が「小沢辞任」を求めているのは明らかなのに、そう主張出来る党員がいない。民主党とは不思議な政党である。
日本 政党 NA_テーマ2

 小沢一郎民主党代表の公設第1秘書、大久保隆規は24日、政治資金規正法違反で起訴された。それを受けて民主党は、24日夜緊急役員会などを開き、小沢の「続投」を了承した。

 報道によると、それによって小沢辞任論を主張することが解禁されたという。<いったい何なんだ>と言いたい。24日の大久保起訴まで、辞任論の主張は「禁止」だったのか? 誰が「禁止令」を出したのか? 民主党国会議員たちが、その禁止令に従っていたのは何故か? 疑問ばかりがわく。

 副代表の前原誠司が率いる国会議員グループが凌雲会(約30人)である。読売が26日付朝刊政治面に掲載した連載<混沌政局・小沢続投(下)>によると、前原らは23日、連絡を取り合って、小沢が「続投」となった場合は、小沢批判の一斉蜂起を示し合わせたという。凌雲会の仙谷由人(元政調会長)や小宮山洋子らが25日、小沢辞任論を口にしたのは、この申し合わせに基づくものという。

 この記事は、凌雲会員の1人が25日、「今まで党のために発言を我慢してきたが、これからは党のために発言する。24日の続投宣言をもって『小沢下ろし』は解禁だ」と語ったことも紹介している。

 「続投」宣言までは発言しないことが党のため、宣言後は逆に発言することが党のためと逆転するというのもおかしい。「何故だ」と問われて、明確に答えられる人がいるのだろうか?

 要するに24日までの民主党は、「物言えば唇寒し」というムードに覆われていた。誰もが「小沢退陣論で突出して、小沢の報復を招いては損だ」と判断していたのだろう。

 特捜検察が強制捜査に乗り出した。小沢の言うように「帳簿上の処理ミスで、指摘を受けたら訂正すればすむ」類の問題ではない。小沢側が西松建設に金額を明示して献金を要求していた。西松がそれを了承し、実態のない2つの政治団体を通して、その金額を「陸山会」などに献金していたのである。こうした献金が行われる背景には、「小沢事務所の発言力」があった。北東北3県を中心に、公共事業の業者選定について、小沢事務所が大きな発言力を持っていたのである。

「検察リーク」は評判が悪いが、一般国民は「小沢はダーティー」という印象を持っている。だから3月に行われた世論調査では、各社共通して「小沢は代表を辞めるべきだ」を選択した人が過半数となったのである。

 8年前の2001年春、自民党は総裁の森喜朗をクビにした。森の場合、検察という公権力が動いたのでも何でもない。失言を重ねて支持率が低迷していたのは事実だ。宇和島水産高校の実習船が、米海軍艦艇と衝突、沈没した連絡を受けながらゴルフを続けていたという失態はあったが、政府の対応にマイナスの影響があったわけではない。それでも「森では7月の参院選に勝てない」という声を強めて、森を退陣させたのである。

 森喜朗に比べれば小沢の方がはるかに状況は悪い。国民が神経をとがらす政治資金の問題について、特捜検察が動き、世論も「辞任すべし」なのである。それでも民主党は、小沢をクビ切ることができなかった。

 01年の自民党は、4月に前倒しされた総裁選で小泉純一郎が当選した。小泉はあたかも「首相公選」が実現したかのように、全国の主要都市を街頭演説行脚した。その結果、総裁選で小泉が勝利しただけではなく、自民党が一転して「人気政党」に生まれ変わったのである。その遺産が、公明党と併せると衆院で3分の2以上の議席を握っているという現状である。

 「8年前は自民党が活力を発揮した。今度は民主党の番だ」と主張する議員が一人もいなかったのは不思議極まる。

 こんな「不思議な政党」である民主党は、自公から政権を奪う力を持っているのだろうか。

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[43699] 小沢氏の辞任を求める世論調査の問題性
名前:宮崎節子
日時:2009/04/02 22:03
夏野様、皆様
小沢氏のお金の問題はあるにしても、官から特定メディアの人たちだけに流された情報を検証することなく、正しい情報として、小沢は悪質だとメディアをあげて連日流し続けて、その途中で「お気持ちは?」と聞かれれば、情報を聞いた市民が怒っていても不思議はありません。そういう「誘導」といっても過言でない状態にしておいて取った「世論調査」なるものをを、今度は水戸黄門の印籠よろしく掲げて、「国民の総意だ」と辞任を迫る。メディア関係の人たちは過熱していて気がつかないかもしれませんが、結局一番苦しむのは一般市民。心したい、と思っています。何人もの方の、確かなご意見にほっとしています。
[43324] それより何より
名前:斉喜広一
日時:2009/03/28 20:45
 私も、今度に限っては民主党に勝ってもらって、政権を取ってほしいと思ってますよ。
 しかし、勝つためにはどうすべきか、ですよ。あくまでも小沢代表に居座ってもらう方が有利なのか。それとも、他の誰かに代わった方が有利に選挙を戦えるのか。そこですよ、ポイントは。
 おそらく、小沢代表のままで選挙を戦えば、当然、自民党はこの問題を突いてくるだろうし、メディアだって、しょっちゅうそのことを質してくるでしょう。そんな中で、果たして、党首が他の候補の応援ができるのか、ということですよ。
 それを考えるなら辞めた方が、民主党にとって有利じゃないのかな。
 ただ、辞めるにしても、その時期と、辞め方を、慎重に見極める必要があるけれど。
[43318] 支持の方が多いのでは?
名前:くろいひろゆき
日時:2009/03/28 18:52
世論調査の数字など、ある意味どうにでも操作できるのではないでしょうか。新聞社に勤めていたならば、その危険性をご存じでないはずがない。がんばって情報操作しようとした朝生でさえ、66%の支持なのだから笑ってしまいます。

「押し紙犯罪論を言い出せない不思議なマスコミ」の方がタチが悪いと個人的には思います。政権が変わったら、この部分もしっかり粉砕して欲しいです。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-7b20.htmlより抜粋
 番組が集計した視聴者の声として、「代表辞任は必要ない」が66%の支持を集めて「辞任すべき」を圧倒したのだ。

 田原氏は「サンデープロジェクト」で、死に物狂いで小沢代表辞任論を誘導しようとするだろう。

 田原氏は以下の点を攻撃すると予想される。

@小沢氏が「西松建設からの献金とは知らなかった」と発言したのはウソではないのか。この点についての説明責任を果たしていない。

A小沢氏は国民の判断に委ねると発言している。

B世論調査では小沢代表辞任論が圧倒的多数を占めている。

C小沢代表続投は政権交代を目指す民主党にプラスではないから小沢氏は辞任すべきだ。

 
D小沢氏は辞任する腹を固めており、タイミングを計っている。

 論議をこのように誘導すると考えられる。

 田原氏は「サンプロ」で、「朝まで生テレビ」で長時間論議した結果として得られた視聴者投票で続投支持派が圧勝した最重要事実をどこまで強調するか。

 民主党はマスメディアの情報操作に基づく世論調査結果はひとつの参考数値としてしか扱わないことを明示しておくべきだ。世論調査を重視するとの言質は小沢代表辞任を誘導する仕掛けである点に警戒しなければならない。
[43312] 一番最近の世論調査
名前:夏野繁造
日時:2009/03/28 16:26
読売新聞が25日午後から26日夜にかけて実施した緊急全国世論調査(電話方式)のうち、民主支持層に限ってみると結果は以下のとおり。


小沢氏続投に「納得できる」は48%で、「納得できない」44%より多かった。党としての続投了承も「理解できる」が51%で、「理解できない」の42%より多数派だった。
ただ、事件について小沢氏が説明責任を果たしているとは思わない人は、民主支持層でも70%に達した。


公権力や、それに追随するマスメディアがなりふりかまわず「小沢つぶし」に躍起になってる異常さを問題とせず、あたかもそれらに追随するかのごとき記事は・・ナンの意図か、解せない。


かような切り口なら、与党たる自民党や麻生内閣の支持率の低さ、選挙に踏み切れないことのほうが問題ではないか。
[43310] 検察の一方的主張をあったことのように言うのはおかしいでしょう
名前:井和代治郎
日時:2009/03/28 15:32
田中さん

>小沢側が西松建設に金額を明示して献金を要求していた。西松がそれを了承し、実態のない2つの政治団体を通して、その金額を「陸山会」などに献金していたのである。


こんな事実をあなたいったいどこから調べたの?
新聞のリークを丸写しじゃ記事の意味はないでしょう。それでなくとも最近のテレビ、新聞はデタラメな記事やニュースをさも事実のように報道して世間の顰蹙を買っていることぐらいご承知でしょう?
日本テレビの「バンキャシャ」のそうだし、一昨日の秘書が容疑を認めたという記事もデタラメだった。すぐに弁護士が新聞記事を否定したじゃないの。

いつも思うのですが、田中さん、少しは私情を消した客観的な記事を書いてもらいたいものです。
[43308] 頼りにならない「政党政治」
名前:山田洋一
日時:2009/03/28 14:23
政治不信を増幅させる今回の小沢党首第一公設秘書の起訴は、
混迷する日本の政治体制に新たな汚点を残すこととなった。
国民目線から見て、退陣は当然視されている。
実に可笑しな政党になった。
リーダー不在を象徴している。

こんな政党には政権は任せられない。

日本の将来ビジョンを描けない今、国民は苛立ちが募るばかりである。

中国やインドなど新興国のパワーアップで日本は追い詰められている。
従前のようなパターンでは通用しなくなりつつある。
「物づくり」は日本では益々不利な条件となっている。
コストや国際市場競争は厳しく、海外生産が主流になりつつある。

日本の進むべき道は、相当険しくなっている。

活力ある将来の「日本づくり」が最大の優先課題である。

安心して任せられる政党がないのは痛手である。

自民党も民主党もここで一旦、解党すべきと考える。

新たな政治体制を構築することが早道のように思う。

主義・主張を唱えるだけでは前進はない。

政党として責任のあり方を事前に明確にすべきである。

政治資金のあり方も徹底して透明度を図る。

原則、企業・団体からの献金は禁止する。

従って政治資金関連現行制度は廃止する。

新たに個人に限定したものにする。

政治家の負担にならないよう新制度を設ける。

立候補者の選挙供託金制度も改正し、一般国民でも立候補できるような

民意を反映できるものにする。

そして、定数を半減する。少数精鋭の政治体制で効率を上げる。

天下りは全面的に廃止する。

官僚主義も撤廃する。

シンクタンクやプロジェクトチームを多数立ち上げ、スペシャリストを

多数要請する。専門性に優れた複数のチーム同士で競う。

実績主義に徹し、各界国民サイト代表が都度評価する。

再編、再々編を繰り返し、政策の立案・実行のスピードを上げる。

国際競争に勝てる「日本」への脱皮を図る。

意味のない政党間の対峙や小さなことで議論している時代ではない。

大所高所から、「未来」づくりに全力投球すべき重要な時期にある。

私利私欲など無縁の新たな「「政界」スタイルを構築すべきと考える。




[43307] 明らかな国策捜査だから辞めないのですよ。
名前:イシハラマサノリ
日時:2009/03/28 14:01
今度の小沢氏の問題は、森元首相のような、失言や不謹慎での自己責任による人気失墜ではなく、権力側による卑劣な攻撃だから辞めないのですよ。
「小沢事務所の領収書」とか、昨日の「大久保秘書による違法献金認識の供述」といった、新聞各社のデタラメ報道や、共産党が明らかにした自民党藤野氏の政治資金報告書に、政治団体の名前と西松本社の住所が併記されていたことをどうお考えですか?
西松裏金事件の副産物とか、時効が近いからとか、国策捜査を疑う意見もありますが、上記の状況を見れば、まったく意図的な政敵潰しの不公正な捜査であることは明らかです。
不思議でもなんでもない、命がけの権力闘争だから、一致団結しなくてはいけないのです。
[43306] 慌てなさんな
名前:日野良夫
日時:2009/03/28 13:42
選挙をやれば分かること。
そんなに野党の事情を気になさることもあるまい。
いずれ国民は審判を下します。
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