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コラム【男の言い分、女の言い分(62)】

洗濯・男性編 楽になったが時間は変わらず

広岡守穂2009/04/07
 子どものころの洗濯は大変だった。たらいに洗濯板、手でごしごしやる重労働だった。でも、いまのように毎日下着を着替え、洗うなどということはなかった。いま、洗濯はうそのように楽だが、どの家庭でも毎日何回も洗濯機を回している。文明は発達すればするほど忙しくなる。
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 文明は日進月歩。しかし文明の利器がより高度になればなるほど人間は忙しくなる。洗濯もおなじだ。

 数年前、洗濯機を一槽式全自動に替えたら洗濯がうそのように楽になった。それまでは水洗いがすんだら脱水槽に移し、脱水がすんだらハンガーに掛けて乾かし、乾いたら取り入れていた。その作業工程がめでたく全部なくなった。

 天気のぐあいを心配することもなくなったし、洗濯物をピンと伸ばして掛ける手間もなくなった。わたしは子どものころから不器用というかいい加減な性格で、洗濯物をちゃんと伸ばさず掛けてしまう。すると、しわくちゃのままパリパリに乾いてしまう。そういうのを「わかめ干し」と言うそうだが、それでよく叱られたものだった。洗濯機を全自動にして、叱られる心配もなくなった。

 とはいえ依然として失敗はなくならない。このあいだうっかりシルク混紡のシャツを洗濯してしまったら、光沢が失せて縮んでしまった。2万円もした大事なシャツだったのに。

 最近の家電製品はまことに高性能になったが、その反面使い方が難しいし思わぬ故障も起こる。わが家の洗濯機のばあい、乾燥するとき洗濯物にゴムのような臭いがつくことがある。故障の相談をするほどでもないし、かといって臭いがつくのは嫌だしと、これがけっこう心理的な負担になるのだ。 おなじような経験をした人もけっこういると思うがどうか?

 子どものころ、洗濯や炊事などの水仕事をする主婦の手は荒れていた。皮膚がざらざらになって、あかぎれができていて痛々しかった。家事の電化がすすんでどんどん変わっていったが、それでも70年代の主婦の手はやはりけっこう荒れていたように思う。いま中年女性の手はすっかりきれいになった。

 子どものころの洗濯はものすごく大変だった。たらいに洗濯板をかけて、手でごしごしやっていた。洗濯物を絞るのも力仕事だったし、洗濯はなかなかの重労働だった。だから毎日は洗濯しなかった。もちろん、いまのように毎日下着を着替えるなどということもなかった。いまはどの家庭でも毎日何回も洗濯機を回している。

 そういうことを考えると、洗濯は楽になったが、洗濯にかける時間は減っていないだろうと思う。文明が発達すればするほど忙しくなるというのはこういうことだ。

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[44022] わかめ干しですか!
名前:川口愛子
日時:2009/04/07 17:22
 加納様のコラムへの書き込みも「なるほど〜!」でしたが、こちらの書き込みも「なるほど〜!!」です。
 しかし、同じタイトルは避けたく、面白くないタイトルです。

 我が家は乾燥機は付いていませんが、全自動の洗濯機を購入した時の嬉しさは忘れません。
 また同様に実家の母に全自動の洗濯機を買った特の母の感動も凄いものでした。

 息子はアパートで洗濯をし、歩いて数分ほどのコインランドリーで乾燥だけしてしているようですが。彼も考えたもので、綿シャツはきれいに伸ばしてから乾燥させているそうです。すると皺も少なくふんわりと乾燥するそうです。
 以前は干すところがあったようで、そのときもパンパンと伸ばして干すようにしていたとのこと。。。

 「わかめ干し」を見て、下関の海辺の下宿を思い出しました。
嵐が去った後、海岸にワカメが打ち上げられ、それをご近所の方がバケツに拾って帰られるのです。それを干した光景が目に浮かびました。思わぬフラッシュバックで楽しく読みました。

 あっ!シルク混のシャツはもったいなかったですね!その悔しさ解る様な気がします。
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