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エイベックス・のまネコ問題の深刻―ひろゆきに話しても無駄だ

三浦益矢2005/09/25
「インスパイヤ」は魔法の言葉。三菱自動車はヒトをあやめた。エイベックスは創作を殺す。企業モラルは地に堕ちて、残されるは朽ちたブランドなのか。
日本 Web NA_テーマ2
 初めてのまネコ問題を知った時に思い出したのが雪印乳業と三菱自動車の事件である。雪印乳業の「私は寝てないんだ発言」に見られる危機感の薄さ、三菱自動車の目先のコストダウンの為に欠陥車を世に送り出し、死亡事故を引き起こした事やリコールによる無料点検でコスト増を引き起こして本末転倒の結果になった事、ブランドイメージを底辺まで叩き落し、今も立ち直れないでいる。

 エイベックスに上記の企業との共通点が見て取れる。

 一時的な多少の利益の為に大きく傷口を広げた点、初期対応の不味さ、責任の不明確さによる問題の長期化など、前回の最後に書いた「経営判断にしても」の件はそこの部分を指している。片をつけようと思えば選挙前に終わらす事ができた問題であるにもかかわらずである。

 エイベックスは「インスパイヤ」(感化)されたと言う事で済まそうしている事もたちが悪い。今回の件が認められるようならば日本から創作は消え失せると考えた方がよい、魔法の言葉「インスパイヤ」さえ使えばどんな物でも自分のものにできるのだから、自分から積極的に創り出そうという人がいなくなってしまう。

 どうやらグッズが動き出しているから止めようが無いというのが彼らのスタンスのようだが、だれもグッズを出す事を止めろといっている訳でない事は今までの流れを見ていれば明らかだろう。オリジナルでないと認めて商標登録を取り下げれば済む話である。そうすれば不良在庫を抱える事も無くこの場を抑える事ができる。

 早期に片付けないところから見ても分かっていた事だが、下記のようなコメントを出したところを見てもそのような考えは無いようだ。



■「のまネコ」に関するエイベックスネットワーク株式会社の発表について

 先般エイベックスネットワーク株式会社が発表した「のまネコ」の商標出願(出願人:有限会社ゼン)について、説明申し上げましたが、言葉足らずのところがあり、みなさまに誤解を生じさせ、混乱を招 いたことにつきまして、間係者の方々ならびに関連するみなさまにまずはお詫び申し上げます。

 わたしたちはビジネスを行っておりますから、プロモーションの結果生じた市場の反応に対応してさらにその活躍の場を広げていきたいと常に考えております。

 しかし今回出願した商標につきましては、あくまでもグッズとして展開されるキャラクターの「のまネコ」のみであり、当然のことではありますが、わたしたちが、モナーの利用に対して権利を主張することは一切ありませんし、他のアスキーアート (例:しぃ、モララーなど)に対しても同様です。

 再度申し上げますが、あくまでも商品開発における「のまネコ」に限定した商標登録出願でしかありません。

 今回モナーを始めとするアスキーアートキャラクターを愛し育ててきたみなさまに対する配慮が足りなかったことは、エイベックス・グループとして反省いたしております。

 今後、わたくしたちは、いわゆるネットコミュニティのみなさまともより一層深いコミュニケーションをとらせていただきながら 、多くの人々に楽しんでいただけるクリエイ ティブなエンタテインメント・コンテンツを世の中に出して参りますので、よろしくお願いいたします。

 エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2005年9月23日

出典元 http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050908noma.htm
 

 結局の所、自分達がどれほど創作活動を行なう者にとって重大な事をしでかしたかを気づいてないように見える、エイベックスの行なった事は創造を否定したということだ。

 改めてここに書こう、オリジナルでないと認めて商標登録を取り下げれば済む話である。逆にこれができなければ永遠に騒がれ続ける事を覚悟しておくべき問題である。

 最後に、2ちゃんねるの管理人であるひろゆき氏に話をして事を収めようとしても無駄だろう。今回の件は2ちゃんねるの問題ではないのだから。

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[10965] ご教授、ありがとうございます  RE:10961
名前:西山聡
日時:2005/09/28 12:13
松本信男さま

さっそくのご教授、ありがとうございました!
[10961] もう、始まっているようです
名前:松本信男
日時:2005/09/28 11:35
既に、異議申し立ての方法や書類の文例などを掲示して異議申し立ての提出を呼びかけることが行われているようです。
[10959] 商標登録の異議申し立て
名前:西山聡
日時:2005/09/28 11:08
松本信夫さん、『根本の問題は「資本力があれば他人の著作権を私できるのか?」という点』をご教授いただき、ありがとうございます。
ということでしたら、任意の有志(団体・個人)が、商標登録の異議申し立てをするというような闘い方があっても良いかと思います。
(私は「2chらー」でないせいか、のまネコ問題にはさして怒っておらず、自らが立ち上がって運動の主体となって、商標登録抹消の異議申し立てをしてまで闘うべきだ、とまでは思ってはいないのですが‥‥すみません。私は「怒っている人たち」に「そういう闘い方もあるよ」と、ささやくおせっかいなのです)

現に、角川ホールディングスが「NPO」「ボランティア」といった名詞を、新聞・雑誌の題号として商標登録しようとしたケースでは、特許庁は市民活動団体らの異議を認めて、商標登録を取り消しています。
参考:http://cw1.zaq.ne.jp/osakavol/volo/volo2005/volo4071.html
など
(私は、「NPO」「ボランティア」に関する商標登録問題には心底おこっていて、登録に対する異議申し立ての運動を応援していました)

のまネコ問題の本質は、おそらく「資本力があれば他人の著作権を私できるのか?」にあるのでしょうから「誰が闘うか」の問題はあるにせよ、商標登録抹消の異議申し立てをして闘うというのが、まっとうな「闘い方」のような気がします。
[10956] この問題は・・・
名前:松本信男
日時:2005/09/28 09:48
ぶっちゃけモナーの由来とかエイベックスがどうとか、どうでもいいです。
根本の問題は「資本力があれば他人の著作権を私できるのか?」という点だと思います。
言うまでもなく、著作権は人が創造を行う為の基本的な権利であり、機関認定等に関わりなく、その作品が発表された時点で発生します。
その著作権の土台が危ないのです。危機はもう以前に訪れていたのかも知れません。人知れず蹂躙されていた著作権は沢山あったのかも知れません。
しかし今回、著作権保護のリーディングカンパニーであるべきはずのエイベックスという大手レコード会社が日本のネットコミュニティとしては最大手といえる2ちゃんねるのマスコットキャラクターとも言えるモナーの酷似キャラクターを「自分のオリジナルキャラクター」として商業展開を始めたのです。
この1件は著作権を取り巻く問題全体から見れば決して大きくないかも知れませんが、この問題の行方が後の著作権のあり方に影響を与える象徴的な出来事になるのではないかと私は思います。
[10932] 斉藤氏へ
名前:三浦益矢
日時:2005/09/27 20:09
ご自分で書かれてはどうでしょうか?
私の分からない事がたくさんあると思われますし、伝えたい事もあるでしょう、私などが外面しか見てない状態では語る事ができない事が伝えられるはずです。
[10929] ヤクバハイル氏のホームページ、圧力で閉鎖
名前:斉藤要
日時:2005/09/27 19:28
キャッシュよりメッセージを発見しました。
−−−−−−−−−−−−−
つか漏れがいつ「あやしいわーるど」時代に作ったAAで対価を求めたことがありましたか?

モナーはネットユーザーの共有資産です。

漏れ自身、確かにお金が欲しいです。
2ちゃんねらに言われるまでもなくアフィリエイト用のブログをいくつも立てています。

けれどモナーの著作者人格権を振り回してまで、モナー関連グッズでお金を取ろうとは思っていません。

多くのネットユーザーが様々なアスキーアートを愛し”表現”を積み重ねてきた”事実””実績””過去”があり、将来私が死んだ後も伝えられていく”文化”そして”夢”だからです。

夢はお金じゃ買えません。

……とはいえ昨日の日記にも書いたとおり
漏れは現状、戦えません。
−−−−−−−−−−−−−
三年前とまったく同じ状況ですね。2ch管理人が特別な発言権を得ているかのように報道されるのは困った事態であります。

残念ですがこうして歴史は捏造されていくのでしょう。誰にも真実は伝わらずに。
[10872] すみません
名前:三浦益矢
日時:2005/09/26 20:53
>もともと2ちゃんねるのキャラクターで出してた物をのまネコってどうよ?
誤解を招く表現でした

[10869] 末光氏へ
名前:三浦益矢
日時:2005/09/26 19:41
わた氏がもともと作った物はモナーやおにぎりなどのキャラクターが使われていた

エイベックスがわた氏にPVを作る事を要請、のまネコという名前に変更、上の物とはほぼ同じ、確認できる上では目元の皺と後半の変更のみ

もともと2ちゃんねるのキャラクターで出してた物をのまネコってどうよ?

という流れです、もちろんわた氏の前に数多くのFLASH作品の中やグッズ等々でモナーなどのキャラクターは使われてますし、相当類似したものが散見(元々同じキャラだから当たり前)されるので、のまネコが認められるといちいちエイベックスにお伺いを立てなくてはいけなくなる。といったところです

今回の事に似てるのはここのコナミがBB弾の商標登録
今後起きかねないのは旧ジャレコのVJ問題
ここらへんが参考になると思います、ただ今回のエイベックスのまネコの方がそのまんま登録してないので複雑ですが
http://www.asahi-net.or.jp/~yy2k-mrt/boycott_konami/
[10851] 発言の訂正
名前:末光健志
日時:2005/09/26 15:36
[10816]で私は「モナーからのまネコへの変化は、オリジナリティの点でも客観的に見れば、私には問題ないように思えます(何も知らない人が見れば、決して同じものだとは思わないでしょう)。 」と発言しましたが、これは「フラッシュの時点でアスキーアートのモナーがわた氏創作ののまネコに変化した」という前提にたってのものですので、取り消します。このフラッシュの登場キャラクターたちも、2ちゃんねらーにとっては共有すべきモナーたちであるわけですね。
[10842] 私がこの記事を書くにあたって2
名前:三浦益矢
日時:2005/09/26 09:01
特定できるだけの情報が無いから記事上でそう書いてるだけです。ヤクバハイル氏が主張する気が無い時点でそれは意味をなさないのです、それこそパブリックドメインと言っていますが主張しなければ無意味です、誰かに管理される事になるでしょう。
事実であるとしても主張してその当時の事を信用に足りうる情報で示さねば、それは認められる物ではない、だから記事中には最低限のキャラクターの名前のみ書いているのです。

裁判まで行って新たなニューコモンズ的な価値観を認めた判決が下る。まで行かないと署名活動して自民党なりに届ける、政治家に陳情する、ニューコモンズ的な価値観を広める事をするしかないことです。
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