10月20日(金)10:00〜16:00 サンシャインシティ文化会館展示ホールで、「第8回日本語学校語学留学生の祭典」が開催されました。(主催:日本語学校ネットーワーク 共催:特定非営利活動法人エルエスエイチアジア奨学会/クロスカルチャープラザ(Plaza Palaza))
わた飴を作る台湾からの語学留学生
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初めてけん玉をやったとは思えないほど上手でした
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手前から、中国・韓国からの語学留学生
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大学・専門学校・企業紹介コーナー
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ステージでは、腕相撲大会の決勝戦が行われていました
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チマチョゴリ姿の射的屋さん
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早大御輿会総長さん
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奨学会コーナー(写真が李秀賢さん)
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映画「あなたを忘れない」のコーナー
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会場に向かう途中から各国語が聞こえてきて、すでに祭典の雰囲気が感じられました。会場に着くと大勢の人で賑わっていて、時には大歓声があがっていました。祭典会場には、縁日コーナー(わた飴・割り箸鉄砲の射的・輪投げなど)、日本文化体験ブース(和のあそび―けん玉やお手玉など・習字・組紐など)、大学・専門学校・企業紹介ブースとステージがありました。
わた飴を作ったばかりの台湾からの語学留学生は、「わた飴を作るのは難しかった。祭りは楽しいです」と言っていました。
写真でけん玉をやっているのは、台湾からの語学留学生。ちょうど良いシャッターチャンスを作るために何度もやってもらいました。けん玉は初めてとのことでしたが、すぐに乗せることができました。
習字をやっていてたのは中国雲南省と韓国からの留学生でした。どちらも本国でも習字をやりますね。中国の留学生が通っている日本語学校の理事長さんが近くにいらっしゃったのですが、「彼は申し分ない学生です。すべてのことに優秀です」と大変褒めていました。なるほど、習字も達筆でした。また、韓国からの留学生は、「昨年は見ているだけだったが、今年は自分も参加したり交流できて良いと思います」とのことでした。
同じような年齢の人と出会いたいという希望が多く、昨年からは日本の大学生にもボランティアで手伝ってもらっているそうです。早大御輿会も参加していました。どのようなきっかけでこの祭典に参加することになったか聞いたところ、「こういうイベントがあるから参加してもらえないかと言われ参加しました。さっきは、『そいや そいや』という掛け声を教えながら会場を練り歩きすごい盛り上がりでした」とうれしそうに語ってくれました。
この祭典は、語学留学生が楽しむことはもちろんのこと、日本語学校卒業後の進路を見つけたり紹介する場にもなっています。また、主催者の日本語学校ネットワークは、就学生の定期代割引適用実現に向けた活動や奨学金の支給枠拡大を目指して要請するなどの活動をしています。
祭典の企画運営を担当したクロスカルチャープラザ代表の中村里美さんに話を聞きました。
―日本語学校ネットワークは全国的組織なのですか?
「はい、そうです。東京が中心ですが、現在53校が加盟しています。この祭典にはその内17校が参加し、50カ国から4000人〜6000人です」
―日本語学校ネットワークでは、生徒の定期代割引を要望していると聞いていますが、この祭典はそういった活動のアピールの場でもあるのでしょうか?
「そうです。日本語学校は、日本で学んだり仕事をしようと思って来た人の最初の場です。まだ人との付き合いや日本での生活に慣れていない時なので、色々な困難に出会います。その先に進みやすいようにお手伝いをしたいと思っています」
もう1つの共催者である特定非営利活動法人エルエスエイチアジア奨学会は、2001年に、JR新大久保駅で線路に落ちた人を助けようとして命を落とした李秀賢さんを顕栄して、両親から寄せられた寄付金を元に創られました。祭典会場には李さんの写真が飾られ、今年度の奨学金授与式も行われました。
また、この李さんの生涯を描いた映画『あなたを忘れない』(07年1月全国拡大公開)の宣伝コーナーもありました。
私が最初にこのイベントのことを知ったときには、「楽しそうだな」という単純な気持ちで、色々な国の人と出会うことを私も楽しみにしていました。でも、この祭典や主催者の活動内容を知った時、とても重く複雑な気持ちになりました。「日本語学校生徒は“就学生”ということで留学生とは違う扱いをされている」という中村さんの話を聞いてから、益々複雑な気持ちになりました。
ステージの周辺で歓声を上げて楽しんでいる人たちの後ろには、困難がたくさんあるのだろうことを考えると、日本人にもっともっと知ってもらいたいと思わずにはいられませんでした。