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12月に入ると、日本では大都市のデパートだけでなく地方の商店街など、日本国中がクリスマスに向けての飾り付けが行われる。そして年末の「バーゲンセール」が開催されるのである。 12月の24日には、幼稚園などでも園長さんなどがサンタクロースに扮して、園児にプレゼントを渡すというようなクリスマス行事が行われる。これが仏教系の団体が経営する幼稚園でも催行されるから不思議である。 子供たちのいる一般家庭でも夕食時に「クリスマスケーキ」を囲んで「クリスマスソング」を歌い、祝うのである。 また就寝時には「サンタ」がプレゼントを持ってくると「信じて?」枕元に靴下を置くというようなことが今や風俗習慣となっている。 一昔前までは、男性サラリーマンの多くは盛り場の「クラブ」や「スナック」などで12月20日から25日ころに開催される「クリスマスパーティー」に駆り出されて大騒ぎしたものだ。 ただ、ここ数年の日本経済の低迷でこうした盛り場で酒を飲んで騒ぐという習慣は減って来ているようだ。 日本人の中でキリスト教信者が1%程度しかいないのに、どうして国中を挙げたクリスマス行事が行われるのであろうか? それは、第2次世界大戦後アメリカ軍が日本に「駐留」※ したことに影響を受けたのではないか。(※ 実際には占領であったが日本ではこうした読み替えが行われた) 日本の敗戦後(日本ではよく、終戦ということばを使う)多くのアメリカ兵が日本国中に、その「豊かさ」を象徴するような消費生活を日本人に見せつけた。そこで多くのアメリカ文化が洪水のように日本に流入した。 そうした傾向の中で「クリスマス」もその宗教的な精神面を抜きにした「お祭り」行事として祭り好きの日本人の習慣となったのであろう。 最近「不景気」な日本と言われている中、若者の間ではキリスト教徒からすると「怒り」を禁じえない新習慣が流行している。 10年ほど前のテレビドラマかその主題歌の影響なのか詳しいことは知らないが、若い男性が「クリスマスイブ」に恋人の女性に高価なプレゼントをして、恋人同士で「高級ホテル」で食事をしたのち、そのホテルで未婚の二人が「一夜」を過すというものである。そのため多くのホテルでは半年も前からこうした客の予約で満員だという。 もちろん未婚の男女がどのような「恋」の形態をとろうが自由である。 しかし本来、キリスト教徒にとっては12月24日の「クリスマスイブ」とは、教会に行き賛美歌を歌い静かに明日を迎える大切な「聖夜」である。 日本の一部心ない若者によって「性夜」にされてしまっているのは残念なことである。 ◇ ◇ ◇
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