得意のバックハンドスマッシュを放つ福原(@wasedasports.com)
8月13日、福原愛(2年)が出場する卓球競技が北京大学体育館で開幕する。日本代表はオリンピック卓球のメダル獲得はいまだなく、今大会では悲願達成を狙う。そして、初のメダル獲得は現実味をおびてきている。それは今大会から採用された団体戦があるからである。オリンピックでは今まで、シングルスとダブルスを実施種目としてきたが、今大会からダブルスに代わって団体戦が採用された。そして日本女子は世界選手権で、4大会連続で団体戦の銅メダルを獲得しているのだ。
団体戦には男女各16チームが出場する。1チーム3人で構成され1ダブルス、4シングルスの5ポイント制で勝敗を決する。団体戦の試合方式は、16チームが4グループに分かれ、予選リーグを行う。予選1位のチームが準決勝進出となり、準決勝で敗れた2チームは銅メダルを懸けたトーナメントへ回ることとなる。このトーナメントは準決勝敗退の2チームに予選リーグ2位だった4チームを加え、計6チームで3位の座を争う。7月現在、日本女子のチームランキングは5位。日本は予選リーグで、チームランキング1位の中国、2位のシンガポールと同組になることはない。抽選で、3位の香港か4位の韓国のいる組に入ることになっている。
日本がメダルを獲得するには、香港と韓国を倒すことが必須条件になってくるだろう。韓国とは今年2、3月に行われた世界選手権で対戦し、日本が勝利しているが、5月の荻村杯では接戦で敗れている。対戦成績、実力ともに、ほぼ互角といった感じである。香港には、やや実力で劣ってはいるものの、今大会にかける意気込みの強さを発揮し、突破してもらいたい。
オリンピックには独特の緊張感があるといわれるが、福原は前回のアテネ五輪にも出場しており、19歳ながら経験の上では不利になることはないだろう。卓球日本選手団は男女合わせて6人だが、五輪経験者は福原だけである。エースといわれる福原が、その経験を生かし、試合だけでなくチームを引っ張ってくれるだろう。
早稲田キャンパスで行われた壮行会では、「悔いの残らないプレーをしてみなさんの期待に応えられるように頑張ってきたい」と、抱負を語った福原。自分のできる最高のプレー、悔いの残らないプレーをすれば、結果は自ずとついてくるはずだ。現役女子早大生初のメダリスト誕生となるか。世界で戦う早大生エース・福原愛の活躍に期待したい。
(小島恭介)
*本文は『
wasedasports.com』(早稲田スポーツ新聞会)に掲載された文章です。(編集部)
壮行会で抱負を語る福原(@wasedasports.com)
【壮行会でのコメント】
まさかこんなにたくさんの学生の方が、駆けつけてくださってるっていうのを聞いていなかったので、人数の多さにびっくりしたのと、あと、外でやったのがびっくりしました。(校歌と応援歌は)歌いました。『紺碧の空』はちょっと曖昧でしたが、校歌はばっちり歌いました。(これまでの壮行会との違いは)同世代の方が集まって、こういう壮行会を開いてくださったので、北京オリンピックの前にこうしてみなさんにお会いできて本当にうれしかったです。(合宿の毎日だがこういうイベントがあると)また明日から頑張ろうという気持ちになれるので、うれしかったです。(壮行会を通して自分がワセダの一員だと実感した部分は)あまり普段、学科名とか言わないんですけど、自らそういうのを言ったりとかして、みなさんが盛り上がってくださったりすると、自分もワセダの一員なんだなっていう思いが強まりました。北京で開催されるので、知り合いもたくさんいるので、そういう方たちのためにも、悔いの残らないよう試合をしたいと思います。(他の競技を見たりとかは)自分の試合が終わって時間があれば見に行きたいと思います。(何の競技を)バレーとか、栗原恵ちゃんとお友達ですし、浜口京子さんが出るレスリングとか、あとは陸上とかです。
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