東京都知事選(3月22日告示、4月8日投開票)を控え、様々な候補者の名が挙がる中、浅野史郎・前宮城県知事の立候補を求める市民による「浅野さんラブコールの市民集会」が、2月16日午後7時から、東京・千代田区のホテルルポール麹町2階「サファイア」で開催された。
この集会は、五十嵐敬喜(法政大学教授)、小川明雄(元朝日新聞論説委員)、横田克巳(生活クラブ生協神奈川、名誉顧問)、上原公子(国立市長)、天野礼子(アウトドアライター、欠席)、渡辺光子(主婦)の6氏が呼びかけ人となり、行なわれたものだ。
会場には多くの賛同者が詰めかけた
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呼びかけ人の一人で司会の渡辺光子氏
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五十嵐敬喜氏が呼びかけ人を代表し、集会の主旨を説明した
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細川佳代子氏(細川護煕元首相夫人)も応援に駆けつけた
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参加者が浅野さんへのラブコールを送る「3分間スピーチ」には、発言を求めて長蛇の列ができた
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小枝すみ子氏(千代田区議会議員)が「浅野史郎さんに対する都知事選への出馬要請文」を読み上げる
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「要請文」への賛同を示す参加者たち
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記者会見に臨む呼びかけ人。向かって右から、渡辺氏、小川氏、五十嵐氏、上原氏、横田氏
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多くの報道陣が、取材に訪れた
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まず、呼びかけ人を代表して、五十嵐氏から、集会の主旨が説明された。発言の主旨は以下の通りであった。
「私は大学で公共事業・都市政策を教えている、当然政治と関わりはあるが、どちらかといえば直接的関与には嫌悪感を感じていた。昨年は国内留学中で和歌山県に隠遁していたが、和歌山を含む3つの県で知事が逮捕されるなど、異様な事態となった。それ以上に異常と感じたのは、出直し選挙が和歌山県はもちろん、総体としてほとんど盛り上がらなかったことだ。
これを見て、自分が大学で教えている、民主主義とは何か、現実とはこうしたものかという気持ちを持った。健全な民主主義とは多様な権力のバランスの上に育つものと思う。だが日本の現状には大きな歪みがあると感じる。3権の中でも行政が強いこと。与党が強いこと。地方分権が進まないこと。ジャーナリズム・市民・労組・企業の力も分解していること、などだ。
約1週間前、浅野さんを推す声をどこかで聞き、有力な選択肢を提供できる人だと思ったが、本人の気持ちは前向きではないようだ。だが彼はまだ出馬を全否定しているわけではないと思う。浅野さんを支持する市民の声を伝えれば、彼は応えてくれると思い、2日前に、友人たちと『とにかく市民の声を形にして、浅野さんに届けよう』ということで、今回の集会を企画した」
続いて小川氏、横田氏による意見表明が行なわれた後、おりしも応援に駆けつけた細川佳代子氏(細川護煕元首相夫人)からも、浅野氏の都知事選出馬へ強い期待を込めたスピーチが行なわれた。そうした中、呼びかけ人の一人である上原氏も途中から集会に加わるなど、忙しい集会ではあるものの、各呼びかけ人や賛同者が、多忙なスケジュールの中、浅野氏擁立に向けた熱い思いを持って、参加していることが窺い知れた。
次いで一般参加者が浅野氏へのラブコールを表明する時間が設けられたが、発言を求める参加者で長蛇の列ができ、全ての希望者が発言できない程であった。
最後に、「浅野史郎さんに対する都知事選への出馬要請文」が、小枝すみ子氏(千代田区議会議員)により読み上げられ、改めて浅野氏出馬への熱い期待が示された。
散会後行なわれた、呼びかけ人による記者会見には、多くの報道陣が詰めかけ、都知事選への浅野氏出馬に対する社会の関心の強さを物語っているようであった。