5月30日に県議選の告示(6月8日投票)を迎えた沖縄。与野党とも国政選挙並みの対応で臨むなか、特に野党は軒並み党首級が乗り込み、各地で激しい集票活動を繰り広げている。
左から照屋寛徳衆院議員、福島瑞穂党首
選挙戦2日目の日曜日となる6月1日午後2時過ぎ、沖縄中部の重要交差点のひとつである西原町坂田交差点に、社民党・福島瑞穂党首、衆議院議員・照屋寛徳氏が、現職候補の応援に駆けつけた。福島党首は美ら海(ちゅらうみ)を連想させるブルーのスーツ姿で登場し、集まった有権者約50人を前に街頭に立った。
福島党首は4野党(民主、共産、社民、国民新)で後期高齢者医療制度廃止法案を参院へ共同提出したことに触れながら、この「後期高齢者医療制度の撤廃」が、与野党議席数の逆転を目指す今回の選挙で、最大の争点であると強調した。
福島党首の演説
「沖縄には高齢者が多く、昔から沖縄の人たちはおじい・おばあを大切にする文化がある。生きていてくれてありがとうといえる社会であるべきだ。私は沖縄の方言で「ぬちどぅ宝」という言葉が一番好き。命をどう扱うか、人間をどう扱うかが今回の選挙に懸かっている。与党が勝ってしまったら、後期高齢者医療制度を県民が信任したことになってしまう」
福島党首は時折こぶしをあげながら約20分間にわたりマイクを握った。
カチャーシーを踊る福島党首ら
また演説後の握手回りでは、湧き起こったリズミカルな民謡太鼓と指笛の音に合わせて、集まった住民と共に「カチャーシー」を踊るなど、沖縄ならではの光景も見られた。
演説を聞いた有権者の声
那覇市に住む無党派の68歳男性:「反基地を訴える候補者に投票する。与党には反基地を訴える人は1人もいない。60年も押しつけられてきた基地は沖縄にいらない。憲法9条の問題だけじゃなくて安保改定なども考えてほしい」
西原町に住む社民党支持の50代女性(職業:スーパーのパート従業員):「沖縄の人たちの現状を一番考えてくれる党だと感じている。特に、後期高齢者医療制度は年寄りは早く死ねといってる。病院に行きたくてもいけない悪法だ」
西原町に住む無党派の50代女性(主婦):「福島党首の人柄はとても素敵だった。沖縄のことをわかってくれる人だと思う。基地のことや辺野古のジュゴンの問題など沖縄を考えた政治をしてほしい」
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