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今朝(12月6日)、新聞2紙の沢山の折り込み広告をいつものようにまとめて古紙回収袋に放り込もうとしたところ、ふと眼にとまったB4サイズ両面フルカラーの「にっぽんNOW」という1枚のチラシ。 「編集協力 内閣府政府広報室」と左上に記され、最下段には首相官邸、外務省、政府広報オンライン、防衛庁のURLが記されている。発行日は平成16年12月6日(月)。発行所は株式会社「今週の日本」とある。 住所と電話番号が記されていたので問い合わせてみた。この会社は1970年に設立されて、政府広報関係の仕事をしているらしい。 今回のチラシの内容は『この笑顔に応えたい イラク復興支援』という調子で全面「自衛隊・ODA」によるイラク支援の宣伝である。注文主は「政府広報室」。部数は1500万弱。朝日新聞を除き、読売新聞主体で、東京ではほかに日経・毎日など(産経はどうか確認し忘れた)。地方は地方紙中心に全国で折り込んだそうだ。印刷代はともかく、折り込み料は膨大な金額になるだろう。 「イラクの人々から喜びと感謝の声」《自衛隊による活動の実績》という1面には、髭の佐藤正久隊長の顔写真と本人の報告、航空隊員の「善意を運ぶ翼」という短い報告、衛生隊の女性隊員とイラク人医師たちの写真など。2面は「ODAによる支援」として「☆延べ30万人以上の雇用を創出☆」とか、すばらしい実績の数字が並んでいる。 一昨日の朝日ニュースター(衛星チャンネル)の「愛川欽也パックインジャーナル」で田岡俊次氏が言っていたが、イラクに自衛隊を駐留させるのに隊員一人当たり年間8000万円ほどかかるという。570人でざっと450億円以上になる(これに隊員の給料や特別手当てが含まれているかどうかは分からない)。 ある世論調査によると、国民の6割くらいは自衛隊のサマワ駐留延長に反対だとか。恐らく大金をかけてチラシを折り込んだりするより(私みたいにまとめて捨てる人も少なくないだろう)、国会で自衛隊をイラクに駐留させることの日本国民にとっての「費用対効果」をはっきり説明すべきだったと思う。 ◇ ◇ ◇
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