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【橋下維新】府が削減進めるなか大阪市は、オーケストラと文楽への助成維持の方針

山本ケイ2008/08/15
橋下大阪府知事が「大阪維新プログラム案」で文化や芸術などで財政支出を削減する方針を打ち出している中、大阪市は12日、大阪フィルハーモニーや文楽協会への助成を今年度も続ける方針を打ち出した。両団体への助成は、府の負担比率が下がる中で、市は現状を維持してきたもので、そうした経緯もあって市は継続の方針を決めたという。
大阪 自治体 NA_テーマ2
 大阪の文化は守ろう−。橋下徹・大阪府知事が「大阪維新プログラム案」で文化や芸術などで財政支出を削減する方針を打ち出している中、大阪市は12日、大阪フィルハーモニーや文楽協会への助成を今年度も続ける方針を打ち出した。平松邦夫・大阪市長の「文化を守らなければならない」という方針に基づくもので、知事と市長の姿勢の違いが浮き彫りになった。実施するには市議会の議決が必要だが、大阪の文化や芸術について公費で守るべきか否かは今後も府と市の駆け引きが続きそうだ。

 大阪市は「大阪維新プログラム(案)に対する本市の対応方針素案について」の中で維新プログラム案による歳出削減を算出。基本方針としては「これまで府市が連携して行ってきた事業については、大阪府の肩代わりをできるものではなく、基本的には大阪府の方針に沿って事業の廃止・縮小に努めていく」とし、市立幼稚園や高校の教員給与など5億9、200万円も含めて、平成20年度は82事業で廃止や縮小をする計画で、削減総額は11億800万円となる。

【橋下維新】府が削減進めるなか大阪市は、オーケストラと文楽への助成維持の方針 | <center>大フィルの本拠地、大阪フィルハーモニー会館(大阪市西成区)。</center>
大フィルの本拠地、大阪フィルハーモニー会館(大阪市西成区)。
 ただしオーケストラ「社団法人大阪フィルハーモニー協会」、浄瑠璃や人形劇を公演している「財団法人文楽協会」への助成は続けるとした。これにより市議会の議決があれば大フィルへの1億1、000万円、文楽協会への5、200万円の補助金は継続されることになる。維新プログラム案では大フィルへの府の補助は20年度は6、300万円が維持されるものの、知事は自助努力を強く求めており、21年度には補助金を廃止するという方針が打ち出されている。文楽協会への補助金も順次、削減されていく予定だ。

 市財政局は「文楽協会や大阪フィルハーモニーへの助成については府の負担比率が下がる中で、市は現状を維持してきたもので、そうした経緯もあって継続の方針を決めた。大阪の文化については守るべきというのが市長の既定方針。その意向に沿って方針を出した」と説明している。

【橋下維新】府が削減進めるなか大阪市は、オーケストラと文楽への助成維持の方針 | <center>浄瑠璃や人形劇が公演されている国立文楽劇場(大阪市中央区)。</center>
浄瑠璃や人形劇が公演されている国立文楽劇場(大阪市中央区)。
 継続する事業としてはこのほか、府が今年度の助成廃止を決めた社団法人・大阪市シルバー人材センターへの補助金5、900万円も維持となる見込み。同センターは定年退職した高齢者などに就業機会を提供している。また、小中学校の運動部活動を支援するため、スポーツ選手や指導者を雇い入れる「部活動技術指導者招聘事業」の2、000万円も継続する案が盛り込まれている。市はこうした方針素案を元に補正予算を編成、11月にも市議会に予算案を提出して審議を求める予定だ。
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[36332] 削減の方を
名前:イトウアキ
日時:2008/08/15 23:36
平松・大阪市長の場合は、維持より削減についての方を細かく見るべきでは。
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