全国からの母港化反対の檄布が貼り出された(写真はいずれも9月20日、筆者撮影)
米原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀寄港(母港化)が25日に迫り、20日から24日まで、現地・横須賀のヴェルニー公園で抗議の座り込みが行われている。座り込みをしているのは労組や市民団体で構成する「原子力空母横須賀母港化を許さない全国連絡会」。
初日の20日は、日照りが強い中を昼過ぎから夕闇が迫るまで、地元だけでなく東京や長崎などからの参加者を含めて約80人が座り込んだ。労組青年部が組織的な参加を行ったせいもあり、若者の姿が目立った。
同公園は横須賀港のすぐ隣にあり、市民の憩いの場になっている。当日は土曜日で、多くの市民が散策や買い物をしていた。公園内に原子力空母の危険性を訴えるパネルが展示され、かなりの数の市民が足を止めて見入っていた。
米軍警戒艇が注目したアドバルーン
母港化反対の文字を入れたアドバルーンが揚げられたところ、アドバルーンの下は一躍子どもたちの人気スポットになった。
ところが、まもなく港に2隻の米軍警戒艇が現れ、約10分間にわたってアドバルーンや座り込みを撮影していった。アドバルーンの英文(「原子力空母反対」)が気になったらしく、座り込みの参加者からは「テロリストだと思ったか?」と失笑がもれた。
自民党総裁選に伴って総選挙が予想されているが、横須賀は小泉純一郎元首相のお膝元で、今のところ共産党が対立候補に名乗りを上げているだけである。したがって原子力空母母港化についての民意を総選挙で計るのは実態的に難しい。市長が母港化に同意し、市議会も住民投票実施を2度にわたって多数決で拒否するなか、「ジョージ・ワシントン」は確実に横須賀へ向かってきている。
24日までの座り込みに続き、25日の入港の前日と当日は各団体の反対集会がこのヴェルニー公園で連続して開催される。
台風一過の座り込み
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