朝日新聞緊急世論調査(2008.10.7朝日新聞朝刊より)
今、総選挙になれば自民党惨敗、との見方が強い。現状では、麻生政権にとって不利なニュースばかりである。朝日新聞(2008.10.7)の連続世論調査でも、内閣支持率が下落したことで、見出しは「内閣支持はや失速 公明党幹部も危機感」となっている。
私も今の政治状況を考えると、国民の望んでいる姿は政権政党は民主党、総理は麻生さんの民主党・麻生総理ではないかと思っていたが、今回の朝日新聞の世論調査を検討した結果、意外に自民党が互角に支持を得ていることが分かった。
朝日新聞緊急世論調査(2008.10.7朝日新聞朝刊より)
その世論調査では、
「麻生内閣を支持するか?・・支持する41%、支持しない42%」。
「いま、どの政党を支持するか?・・自民党32%、民主党23%、公明党4%、共産党2%、社民党1%、国民新党0%、改革クラブ0%、新党日本0%、支持政党なし31%、答えない7%」。
「比例区にはどの政党に投票したいか・・自民党33%、民主党34%、公明党4%、共産党3%。社民党1%、国民新党0%、改革クラブ0%、新党日本0%、その他政党1%、答えない・分からない24%」。
「小選挙区ではどの政党の候補者に投票したいか・・自民党31%、民主党30%、公明党3%、社民党1%、国民新党0%、改革クラブ0%、新党日本0%、その他の政党0%、無所属2%、答えない・わからない30%」。(有効回答1036人、回答率57%)。
これらの%を支持者の実数に直し、検討してみた。自民党支持者は比例区、小選挙区ともに概ね自民党を支持しているが、無党派層からの支持は比例区で1%程度である。逆に民主党は比例区で11%、小選挙区で7%の無党派層からの支持があった。これで初めて、自民党と互角に支持されていることになる。
「支持政党なし・無回答・分からない」と回答した対象者を仮に無党派層としたが、比例区ではどの政党か、小選挙区ではどの候補か、との質問には回答している。自民党は無党派層の支持を得れば大きく伸びることができるが、民主党はさらに無党派層に食い込める可能性がなければ、自民党に勝てない状況ではなかろうか。週刊誌などの総選挙予想では自民党惨敗であるが、互角の戦いも考えられる。
衆議院予算委員会
選挙の争点を絞る考えの麻生総理(2008.10.7TBSニュース23より)
さらに、「今度の総選挙に関心があるか」の質問では、「大いにある35%、ある程度ある44%、余りない17%、全くない3%」になっている。これほど騒がれている選挙に関心の程度がよく分からない項目に61%の人が該当しているのは残念だ。寧ろ「今度実施される総選挙に行くか」との設問の方が良かったのではないか。
9月26日の朝日新聞の世論調査の「どんな政権がよいか?・・自民党中心の政権39%、民主党中心の政権40%」。「麻生さんと小沢さんではどちらが首相にふさわしいか?・・麻生さん54%、小沢さん26%」だった。今回は、両者ともにわずかに落ちただけで傾向は変わらない。国民は民主党・麻生政権のような政権を望んでいるのか。
そうだとすれば、小沢さんでは総選挙は勝てないのではないか。私は岡田さんが良いと思うが、党首は小沢さんで党首・総理分離も考えなければと思う。「政治は悪さ加減」の問題だ。リスクの少ない人を選ぶべきだ。