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情報の洪水の中で、つい見逃してしまいそうな、見逃してはいけない記事にであった。 『産経新聞とFNNが共同で、与野党の11人の議員の中から、“首相に最も相応しい人は誰か”を調査したところ、民主党の小沢代表と麻生首相を押さえて、小泉純一郎元首相がトップの支持を得たという』 小泉・竹中政治が終わって、目の当たりにしているのが壊れた日本である。2人が信奉したアメリカ型経済政策が失敗した結果である。 この不安社会は小泉劇場と呼ばれた先の衆院選の大勝利が招いたものである。大勝利は女性票と無党派若者票がもたらしたとの分析があるが、選挙史上最多の女性議員が当選したことや多くの若者が当選したことを見れば、この分析は正しいと思われる。 今回調査でも、小泉支持は20〜30代の女性と30代の男性に集中していたそうだ。 日本よりやや遅れてアメリカが壊れた。その津波がアメリカばかりでなく世界を壊していることも毎日報じられている。小泉と竹中は失政を認めないが、本家本元のアメリカでは、ブッシュもグリーンスパンもバーナンキも等しく経済失政を認めている。 ブッシュが壊した世界と、小泉・竹中が壊した日本を目の当たりにしているのに、選挙に対する意識状況は3年前とほとんど変わっていないではないか。もう劇場選挙は成功しないだろうと、はっきり否定できない、嫌な感じをもった。 “おもしろうて やがて悲しき 小泉劇場かな”、とばかり思っていたのに、あーぁ、それなのに、それなのに、そうは思わない人も結構居ることを知って、思わず、“えっ!”と声をあげてしまった。 唐突な話だが、Apeエイプも人と同じく群社会をつくる。群には必ずボスが居て、群を統率している。高齢になって力が弱くなると、激しい跡目争いが始まる。世襲は無いから、正真正銘、実力の世界である。強い者が必ず勝ってボスの座に着く。 しかし、勝者が必ずしも、すんなりボスとして群に受け入れられることでもなさそうだ。ただ力が強いだけで、乱暴な者は雌が受け入れないらしい。 そこで、受け入れられたいが為に、勝者は行動を改めたり、気に入られるように、気配りをするようになるという。いわば、雌が勝者を規制し、ボスらしいボスをつくるということになる。ボスの出来、不出来は群の存続にかかわることなので、成るほどと、頷かされる。 Apeと人間の女性と、どちらが賢いか、今度の衆院選で分かるかも知れない。 |