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2月4日、時事通信ウェブサイトに民主党の長島昭久議員へのインタビュー記事が掲載された。長島議員といえば、ソマリア沖海賊問題に関して麻生総理に護衛艦の派遣を提案した人物であり、民主党の中でも比較的まともな外交感覚の持ち主だと私は思っていた。 しかし、記事を読んだ私は仰天せざるを得なかった。 まず、党内の外務・防衛部門では議論そのものを回避してきたという点。現実に発生している問題なのに、議論そのものを避けていたとは一体どういう事なのか。またその理由を、「(党内に)幅広い意見を抱えているから」と前置きしているのだが、護衛艦派遣以外に現実的な意見というものがあるというのだろうか。 そして、以下の発言が私を失望のどん底に突き落とす事となった。護衛艦派遣を認めることが与党への協力につながる点に対して、長島氏はこのように述べたのだ。 「今は自民党を倒すことが大義だから、協力しないという決断は、政治論として理解出来る。」 これはつまり、ソマリア沖を航行する船の積み荷(日本国民の財産の一部)と乗組員(国民の生命)よりも政争を優先することが民主党の「大義」であり、長島議員自身も「理解」を示したことになる。これを失言と言わずして何と言えば良いのか。 これは大問題になると思い、私はテレビのチャンネルをあちこちと変えてみたが、これに触れている番組はついに一つとして見つけることが出来なかった。政治家の失言ほど視聴率が稼げるネタもなかろうに、テレビ局は一体何をやっているのやら。 そして次の発言など、もはや笑うしかない。 「米国の知人から「インド洋での海上自衛隊の給油活動などに反対する民主党はめちゃくちゃだ」と心配されるが、「小沢代表は必ず君子豹変(ひょうへん)する。政権を取ったら現実的な対応をする」と答えている。そうでなかったら政権運営できない。」 「政権を取ったら現実的な対応をする」ということは、今現在小沢氏が唱えている(少なくとも外交分野の)主張が非現実的なものであることを暗に認めているも同然ではないか。長島議員はそこまで考えが及んでいなかったのだろうか。 それに、政治家の「政権を取ったらきちんとやります」などという空手形を一体誰が信用出来るというのか。「政権を取る・取らないに関係なく、今すぐきちんとやってくれ!」と思ったのは私だけではないはずだ。 私は民主党のスローガンを今一度確認してみた。いまだに「国民の生活が第一」だった。変更される気配は、まだ無い。 |