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外国人の目に映る「セックス大国日本」

2003/07/05

 横浜に1年間住んでいたアメリカ人の男性の友人は、「日本は独身者の楽園だけど、ファミリーではこの国に住みたいとは思わない」と言ったことがある。私は日本に住み始めてから1ヶ月、その訳が少し分かったような気がした。原因はいろいろあるだろうが、「セックス大国」というイメージもその中の一つではないか。

 JRや地下鉄に乗ると、ポルノ週刊誌のカバーガールたちの挑発的なカメラ目線の写真が目に入ってくる。記事の見出しは「巨乳」・「ヌード」・「熟女」などなど、強烈な表現の羅列だ。車内にはOLや学生もいっぱいだ。女性にとっては立派なセクハラだと思うし、未成年の学生への影響も懸念される。しかし、周りを見ると、学生は英語単語リストか漫画に没頭し、上品なOL風の女性は電車の揺れに身をまかせ、ゆらゆらと体を揺らし、メールのやりとりを楽しんでいる。どうも外人の私の杞憂は大きなお世話のようだ。

 コンビニに行っても、ポルノ漫画や成人向け雑誌は一般誌と一緒に並べられ、だれでも気軽に入手できる。アメリカやヨーロッパではこんなことはありえない。成人誌は子供達の目の届かない場所に置き、お酒とタバコも身分証明書を見せなければ買えない。

 また、日本語の微妙なニュアンスからも他の国にはない「セックス文化」が感じられる。例えば、同じく「夫を持つ女性」を差しているが、「人妻」の方は魅力を感じるが、「主婦」は淡白な表現だという。日本の男性はなぜか「人妻」に惹かれるようだ。自分の妻には、いい主婦になって夫に操を立て家庭を守ってもらいたい。しかしその一方、1人の男として、明らかに結婚している女性との背信的な行為を期待しているらしい。その他、「女子高生」、「コギャル」、「セーラー服」といった言葉にも性的な「付加価値」が強調されている。

 海外旅行においても、日本人OLは「ブランド品お買い物旅行」に夢中、オッサンたちは「買春ツアー」に熱心といったイメージはもはや定着した。1996年にスウェーデンで開かれた第1回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議で、日本は「世界最大の児童ポルノ発信国」と指名された。また、去年、台湾の性風俗店や体験ルポを紹介する日本の本「極楽台湾」が波紋を巻き起こし、台北市の馬英九市長は「買春する日本人観光客が1人でも来たら必ず捕まえる」と激怒したというニュースが大きく取り上げられていた。

 日本は「正真正銘のセックス大国」だ、とステロタイプを押し付けるつもりではないが、私たち外国人の目に映っている日本は、やはりちょっと変わっているかも……

(曾理)



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[27] 本当に鈍感
名前:野口花
日時:2003/07/06 15:55
私は日本人ですが海外生活が長かったせいか、帰国してビックリしました。教えている女子大の子たちも全くといってよいほど無防備です。毎年この時期には、海外旅行では「そういう国から来たセックス漬けの女の子」と見られるのだよと、老婆心ながら忠告しています。もちろん女性が声をあげることも必要ですが、日本の男性たちには、自分の娘がそう見られることへの危惧はないのでしょうか。政治家があの程度じゃ、期待するほうが無理なのかもしれませんが…。