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平井憲夫さんのお話――原発がどんなものか知ってほしい(8)原発は核の平和利用ではない

編集部2005/01/08
私が20年間働いて、この目で見たり、この体で経験したことは、原発は、働く人を絶対に被ばくさせなければ動かないものだということです。
日本 原発 NA
●言えば差別になる、言わなければ分からない
 日本の原発は「今までは放射能をいっさい出していません」と何十年もウソをついてきた。でもそういうウソがつけなくなったんです。
 原発にある高い排気筒や排水口からは、放射能が出ています<注:放射性のクリプトン・キセノン・アルゴン・ヨウ素・コバルト・トリチウム・セシウム・ストロンチウムなど>。出ているんではなくて、出しているんですが、24時間放射能を出していますから、その周辺に住んでいる人たちは、一日中、放射能を浴びて被ばくしているんです。
ある女性から手紙が来ました。23歳の方です。便箋に涙の跡がにじんでいました。
 「東京で就職して恋愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。相手の人は、君には何にも悪いところはない、自分も一緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれといわれた」
 と書いてありました。この娘さんに何の罪がありますか。こういう話がいろんなところで起きています。
 この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた男性と自分の娘とか、この女性のように、原発の近くで育った娘さんと自分の息子の結婚を心から喜べますか。若い人も、そういう人と恋愛するかも知れないですから。まったく人ごとではないんです。こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言わなければ分からないことなんです。
 原発に反対している人も、原発は事故や故障が怖いだけではない、こういうことが起きるから、原発はいやなんだと言って欲しいと思います。原発は事故だけではなしに、人の心まで壊しているんですから。

●電気がなくなっても、私は原発はいやだ
 私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の講演をしていた時の話をします。どこへ行っても、必ずこの話はしています。あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。
その講演会は夜の集まりでした。父母と教職員が半々くらいで、300人くらいの人が来ていました。中には中学生や高校生もいました。話がひと通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学2年の女の子が手を挙げて、こういうことを言いました。 
 「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発の問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、24時間被ばくしている。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」
 と、泣きながら大人たちに聞いたのです。 でも、誰も答えてあげられない。女の子はさらに続けました。
 「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったのか。まして、ここに来ている大人たちは、2号機も造らせたじゃないか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ」
 「なんで、今になってこういう集会しているのか分からない。私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている。2基目が出来て、今までの倍、私は放射能を浴びている。でも私は北海道から逃げない」
 ちょうど、泊原発の2号機が試運転に入った時だったんです。
 私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したことがあるの」と聞いたら、 女の子は「この会場には先生やお母さんも来ているけど、話したことはない。 でも、女の子同士ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めないって」というのです。
 担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかったそうです。これは決して、原子力防災の8kmとか10kmの問題ではない、50km、100km圏でそういうことがいっぱい起きているんです。今の中学生、高校生がそういう悩みを持っていることを絶えず知っていてほしいんです。

●原子力防災は可能か
 原子力防災の方は、どうでしょうか。原発事故が起きた時、重点地域は原発から半径8km、10kmで、それ以上は対象外だと。馬鹿げた机上だけの防災でお茶を濁して、無理やり国民を納得させようとしてきました。
 紙と鉛筆だけの防災ではなく、原発を運転する限りは、全国民に防災計画を示すべきです。たとえ一人の人が不安だといっても、運転中の原発を止めて、机上ではなく、現場に立って徹底した見直しをしなければ、今に取り返しのつかないことが起きるんじゃないでしょうか。
 国は「原発が安全だ」とは思っていません。日本でもチェルノブイリのような事故が起きるのももう近いと、政府には分かっているんです。だから、1991年2月に美浜原発事故が起きると、放射能がどちらに向かっているかを直ぐにキャッチできるヘリコプターを1機買って、羽田飛行場に用意しました。各県と科技庁、総理大臣とをコンピュータでつないであります。勉強していない誘致派の議員さんたちが「安全だ、安全だ」と言っているだけなんです。
 <注:JCO臨界事故後の2000年6月、「原子力災害対策特別措置法」が制定され、原子力施設の外部に、「緊急事態応急対策拠点施設=オフサイトセンター」が常置された>
 原発事故が起きた時、真っ先に駆けつける自治体職員や消防団員が放射能や放射線についてどれだけの知識を持っていますか。その自治体職員、消防団員があなたのご主人やお父さんだったらどうしますか。目に見えない放射能とたたかうことが可能なんでしょうか。
 運転中の原発がある自治体には、事故が起きた時のために、役場や保健所にヨウ素剤を用意して保管しています。しかし、原発事故が起きた時、だれが保健所や役場に取りに行くんですか。それをどうやって配るんですか。
 原発事故が起きた時、国民にどうすればいいのかを知らせる義務が、国や電力会社にあるのではないでしょうか。事故は待ってくれません。
 
●原発がある限り安心できない
 ここまで聞いて下さったみなさんには、 原発がどんなものか分かってもらえたと思います。チェルノブイリで原発の大事故が起きて、原発は怖いなあと思った人も多かったと思います。でも、「原発が止まったら、電気がなくなって困る」と、特に都会の人は原発から遠いですから、少々怖くても仕方がないと、そう考えている人は多いんじゃないでしょうか。
 でも、それは国や電力会社が「原発は核の平和利用です」「日本の原発は絶対に事故を起こしません。安全だから安心しなさい」「日本には資源がないから、原発は絶対に必要なんですよ」と、大金をかけて宣伝をしている結果なんです。「もんじゅ」の事故のように、本当のことはずーっと隠しています。
 原発は確かに電気を作っています。しかし、私が20年間働いて、この目で見たり、この体で経験したことは、原発は、働く人を絶対に被ばくさせなければ動かないものだということです。それに、原発を造るときから、地域の人たちは賛成だ、反対だと割れて、心をズタズタにされる。できたらできたで、被ばくさせられ、何の罪もないのに差別されて苦しんでいるんです。
 みなさんは、原発が事故を起こしたら怖いのは知っている。だったら、事故さえ起こさなければいいのか。平和利用なのかと。そうじゃないでしょう。私のような話、働く人が被ばくして死んでいったり、地域の人が苦しんでいる限り、原発は平和利用なんかではないんです。それに、安全なことと安心だということは違うんです。原発がある限り安心できないのですから。
 それから、今は電気を作っているように見えても、何万年も管理しなければならない核のゴミに、膨大な電気や石油などのエネルギーがいるのです。その量が今作っている以上のものになることは間違いないんですよ。それに、その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、私たちの子孫なのです。
 そんな原発が、どうして平和利用だなんて言えますか。だから、私は何度も言います。
「原発は、絶対に核の平和利用ではありません」
 だから、私はお願いしたい。朝、必ず自分のお子さんやお孫さんの顔をしっかりと見てほしいと。果たしてこのまま日本だけが原子力発電所をどんどん造って大丈夫なのかどうか、事故だけでなく、地震で壊れる心配もあって、このままでは本当に取り返しのつかないことが起きてしまうと。これをどうしても知って欲しいんです。
 ですから、私はこれ以上原発を増やしてはいけない、原発の増設は絶対に反対だという信念でやっています。そして稼働している原発も、着実に止めなければならないと思っています。
 原発がある限り、世界に本当の平和はこないんですから。
 「優しい地球 残そう子どもたちに」

(編集部注: 「平井憲夫さんのお話−−原発がどんなものか知ってほしい」は、原子力発電所建設の現場監督に長く携わった故・平井憲夫さんの話を「PKO法『雑則』を広める会」の佐藤弓子さんたちが1995年5月にまとめたものです。したがって文中の「私」とは平井憲夫さんのことです)

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[6068] そうですね
名前:福山達也
日時:2005/01/15 11:21
市川ひろ子 様


はじめまして。
本のご紹介、どうもありがとうございました。
私はアメリカに住んでいるので、すぐにはその本を読めませんがいつか必ず読んでみたいと思いました。

市川さんのJANJANのトップページからこの連載記事を読めるようにできる案、私も賛成です。
さらに付け加えさせてもらうと、できれば連載記事は1回目の記事にも2回目以降のリンクを張って欲しいと思います。
現在の状況だとこの8回目からは全ての記事に戻れるようになっていますが双方向にリンクを張った方が便利だと思います。
(つまり古い日付の記事からも新しい日付の記事を読めるようにして欲しいということです。)


あとこの前、「もんじゅ」のことを調べていて印象に残ったモノを紹介しておきます。

「もんじゅ」の維持費に年間数億円も浪費しているのですか?

新エネルギーで原子力の代替はできないのですか?

その他のQ&Aも一読する価値があると思いました。
脱・原発の考えを定着させるためには、こういう経済性の問題にも焦点を当てる必要があると思っています。
原発で考えられる最悪の事故が起きた場合の経済的損失額、廃棄した放射性物質や停止した炉の総合的な維持管理費などを試算したりするなどして、明らかにして欲しいです。
もしかしたら、原発の方が自然エネルギー発電よりも最終的なトータルでは本当は高くなるかもしれませんよね?
ちなみにアメリカでは水力発電を利用している地域もかなりあります。

もちろん、この平井さんの話を伝えることもすごく重要だと思っています。
後世の人々から恨まれるようなことを私たちはできるだけしないように心がけて良い未来を作っていきたいですね。
それから、今、平井さんと同じような立場にいる人にも色々語って欲しいと思っています。
[6064] 本の紹介
名前:市川ひろ子
日時:2005/01/14 13:27
福山達也様、

広瀬隆氏の『新版 危険な話 −チェルノブイリと日本の運命−』という本に(マスコミのことも含め)福山さんが疑問に思っておられることが詳しく書かれています。89年に書かれた本なので少し古い情報もありますが、本質的な部分は変わっていないと思います。

私が特に恐ろしいなと思ったのが津波の話で、日本の原子炉は海水で冷やしているため、津波の時に海水が退くと空焚き状態になり、出力が異常上昇して事故がおこるそうです。インド洋で起こったような津波が日本にやってくるとどうなるか、背筋が寒くなりました。

同じ著者で、いくつか重複した内容がありますが『東京に原発を!』という本にも詳しい説明があります。他にも広瀬氏による原発の本が何冊かあるようですが、私自身がまだ読んでいないため紹介することは控えさせていただきます。

私も福山さんと同じく、多くの人に平井さんの話を知ってほしいと思っています。編集部のみなさん、トップページから常にこの連載が読めるようにリンクを張っておいていただけないでしょうか。
[6046] 先ほどの[6045]の続きですが…
名前:福山達也
日時:2005/01/11 13:14
慢性骨髄性白血病の 闘病記録を読んで、ともてつらい気持ちになりました。
今、メッセージを送ったところです。
皆様からも可能でしたら応援のエールを送ってほしいと思います。
[6045] さらりと調べただけですが
名前:福山達也
日時:2005/01/11 11:52
イギリスでは原発の半径12.5km以内は小児白血病の発症率が高い(10倍)という調査結果があるようです。
原子力百科事典ATOMICA

また逆に有意の差はみつからなかったという調査結果もあるようです。
放射線(能)の環境中への放出による被ばく集団

参考まで以下のサイトも紹介しておきます。
白血病とは(慢性骨髄性白血病)

また時間をみつけて勉強してみます。
今日は以上です。
[6019] 本の紹介
名前:横山多枝子
日時:2005/01/09 18:54
「原発事故・・・その時、あなたは!」瀬尾健著・風媒社という本にも、原発の怖さが詳しく書かれています。

お近くの図書館に蔵書がなかったら、買ってもらったら皆さんが読めます。
[6016] 正しい情報が知りたいと思っています
名前:福山達也
日時:2005/01/09 12:02
上岡直見様


はじめまして。
[6011]拝読しました。
また原子力資料情報室も一見しました。
どうもありがとうございました。

上岡さんのコメントのおかげで私の疑問の一部は解消しつつありますが、上述のサイトの方はお金を払って会員にならないと資料が見られないようです。
なぜ、無料でインターネットを介して広く情報提供できないのでしょうか?
もっとオープンで良いサイトがあれば教えてください。
(時間のある時に自分でも探してみます。)

私は平井さんのことを高く評価しています。
だからこそテレビがだめなら、新聞でも週刊誌でもインターネットでもいいから、10年経った今頃でなく、もっと早く生きているうちに知らせて欲しかったと私は思います。
そういう努力がきっとあったと思っているので、その活動経緯を知りたいわけです。
また気になるのは、地域別あるいは職業別の白血病の発症率、死亡率の統計データーなどが存在するのでしょうか?
私は一言、行政の方に抗議したかったのです。
そのためには正しい知識や経緯を知ることは必要不可欠だと私は思っています。

上岡さんと同様に私も脱・原発思考です。
上岡さんの益々のご活躍を応援しています。
今後もご指導、どうぞよろしくお願いします。
[6011] RE: 是非とも返信をよろしくお願いします
名前:上岡直見
日時:2005/01/08 14:27
[6010]については、次のように考えます。

>まず初めにどこまでが確実な事実でどこからが事実かどうかは明確でないのかを

非常に多岐にわたり、また正確に理解するには図表・写真なども必要とする問題を、ご意見番のやり取りだけで評価しようとすること自体が無理でしょう。それよりも、原発に関する市民運動の長年の蓄積があり、現在では推進側の専門家にも充分対抗できる情報がありますから、たとえば「原子力資料情報室」を参照してはどうでしょうか。

>本人の口からもっとテレビに出るなどして世間に公表して

もし福山さんが、社会的に警告すべき何かの重大な情報を知ったとして、テレビ局に行って「テレビに出して下さい」と申し出たら、相手にされますか?どのように重大な問題であっても、出版や講演など、地道な活動を繰り返して、はじめて活動の成果が出るものです。平井憲夫氏が、意図的に発言を消極的にしていたかのような疑問を呈するのは不自然です。平井憲夫氏と同じような立場にありながら、沈黙している圧倒的な多数の人や、事実を知りながら重要なことを黙っている学者などに比べたら、可能なかぎりの活動をしたと評価できませんか?

なお私は、炉のコアな部分は知りませんが、低レベル廃棄物(作業服や雑巾など)の処理装置の設計を含めて、各種のプラント設計や安全性評価にかかわった経験からすると、平井憲夫氏の記述は、部分的に記憶ちがいなどはあったとしても、全体に正確なものと評価できます。

ただし、10年前とは状況が違ってきている部分もあるので、その点の補足は必要でしょう。たとえば「2010年には70〜80基」とありましたが(第7回)、政府自体がそれを断念し、2010年までの稼動可能基数は、現在ではずっと少なくなっています。これは長年にわたる多くの人の活動の成果と言えます。
[6010] 是非とも返信をよろしくお願いします
名前:福山達也
日時:2005/01/08 13:18
前々回[5991]、前回 [5999]の続きです。(連載4、6回目、参照)

全8回の連載を興味深く全て拝読しました。
その結果、以前よりも原発は怖いという気持ちが私の心の中で増しました。
しかし同時に本記事のバックグランドに大きく分けると3つの疑問を感じるようになりました。


@本連載記事は最初に「私は原発反対運動家ではありません。」という一言からスタートします。
ということは平井さんは原発を肯定する発言もちょこっとはしていたのではないでしょうか?
この記事は平井さんの言葉を記者が正確に伝えているのでしょうか?
また、なぜ平井さんのセリフという形で記事を作成することにしたのか不思議に思いました。

Aなぜ世間に公表するのが10年もたった今ごろなのでしょうか?
その間、出版活動以外どのような活動をなされたのでしょうか?
あるいは、活動したのに(大手マスコミなどには)相手にされなかったということなのでしょうか?
当たり前の話ですが、平井さんは生前にこの話をしているはずです。
私は本人が生きている時に本人の口からもっとテレビに出るなどして世間に公表して欲しかったと思っています。
それともそれを阻止する妨害などがあったのでしょうか?

B最後に繰り返しの質問になりますが、記事に書いてあることは事実として正しいことなのでしょうか?
重要なことだと思うので記者の方はどのように考えているか教えてください。
私も自分で文部科学省に問い合わせてみようと思います。
その結果をJANJANの記事として公表することを目指したいと思います。(出来ない場合にはご意見板に公表したいと思います。)
特に連載4回目の『「絶対安全」と5時間の洗脳教育』の箇所にショックを受けました。
これが事実ならば、犯罪とも考えられる行為が行われていることになり、平井さんには裁判所に告発して欲しかったと私は思います。
(それができない理由が何かあったのでしょうか?)

以上、記者の方にとってはかなり嫌な質問をしているかもしれませんが、一人の読者として真摯に質問させて頂きました。
返信をお待ちしています。

私はまず初めにどこまでが確実な事実でどこからが事実かどうかは明確でないのかを知りたいです。
その次に平井さんの遺志を引き継いでおられる方々に私も微力ながら協力したいと考えています。
よろしくお願いします。
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