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「三井マリ子さん雇い止め」のバックラッシュ勢力≠ェ狙うもの

吉川宙2008/04/10
豊中市の元・女性センター館長、三井マリ子さんの「雇い止め訴訟」は係争中だが、この問題を考える集会が同市内で開かれた。三井さんなどの報告に対し、質疑応答が行われ、「雇い止め」に動いたバックラッシュ勢力≠フ狙いと体質について、熱心なやり取りが交わされた。
大阪 ジェンダー NA_テーマ2
 大阪・豊中市内で4月5日、「女性センター館長雇い止め・バックラッシュ裁判を考える集会」が開かれ、約60人の市民が参加して原告の三井マリ子さんと宮地光子弁護士の報告に耳を傾けました。2000年に豊中市の女性センターの初代館長として全国公募で選ばれた三井マリ子さんは04年3月、市と男女共同参画推進財団から雇い止め(解雇)され、同年12月に損害賠償を求めて提訴、昨年9月に敗訴しましたが、現在、高裁で控訴中です。

「三井マリ子さん雇い止め」のバックラッシュ勢力≠ェ狙うもの | 大勢の市民が三井マリ子さん(壇上、右)、宮地光子さん(壇上、左)の報告に耳を傾けた。(4月5日、豊中市内で)
大勢の市民が三井マリ子さん(壇上、右)、宮地光子さん(壇上、左)の報告に耳を傾けた。(4月5日、豊中市内で)
 「雇い止め・バックラッシュ裁判」と名付けられたのは、「解雇」の背景には、男女平等を嫌うバックラッシュ勢力による豊中市への圧力があった、とされるからです。三井さん作成の「バックラッシュ年表」によると、男女平等を嫌う勢力は「新しい歴史教科書をつくる会」「日本会議」と同じグループであり、全国的に組織されたものであることが一目瞭然です。
 
 集会では活発な意見交換が行われました。ここで、その報告をします。
 
 バックラッシュ勢力の執拗な嫌がらせを受けたという性教育担当の教師は、「行政は何の力にも盾にもならなかった。バックラッシュの嫌がらせに、一時は消え去りたいとすら思った。それが彼らの狙いなのだ。一人ひとりの良識を結集させなければ、この暴力には対抗できない。三井さんは本当に大変な苦労をされただろう」と発言しました。

 若い女性から「バックラッシュは何をしたいの? 何が目的なのかわからない」と、本質的な質問が出されました。それに対して三井さんは、「女は黙って家庭を守り、丈夫な子どもを産め、そうしないと男は命をかけて仕事ができない、戦争ができない、ということではないか。(当時放映された)テレビの報道番組でも、保守派の国会議員がそのようなことを語っていた。あの本音は、男が戦争できるように女性は……と言っている」と語りました。

 この回答に対し、質問者がさらに「なぜ、戦争なんかをしたいのですか?」と根源的な質問をしたら、会場はどよめきました。三井さんは「戦争で莫大な利権を得る勢力があるということではないだろうか。そして、それを支える勢力は、そもそも平等を嫌うということだと思う。戦争は(国と国との間に)平等な関係があれば起きない。不平等、支配・被支配の関係から戦争は起きる。こいつはひねりつぶしても平気だということから戦争は起きる。家庭での暴力しかり、世界での紛争しかり……」と答えました。

 宮地弁護士は「とにかくこの勢力は、市民が(国民が)自分の頭で考えることを嫌う。だから、男女平等政策によって、女性の主体性が覚醒されることを嫌うのではないか。そして、三井さんが言われた利権の構造、経済的構造もあるだろうが、暴力に向かう人間性の問題も否定できないのではないか。DV被害の問題に接していて、つくづく思う」と語りました。

 その後も「初めてこの問題を知った。市民として何をすればいいのか?」などの活発な意見や質問が続きました。

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[33721] このぎろんは、どうも
名前:山口一男
日時:2008/04/13 12:36
三井さんに対する「バックラッシュ」勢力がどういう人たちかということは別して、一般論でいうと「男女平等」の問題と「戦争・平和」の問題を結びつけるのはとてもイデオロギー的議論という気がします。スウェーデンはジェンダー・エンパワメント指数が最も高い国の一つで、三井さんの好きなノルウェーと制度も似ていますが、軍需産業の大きい国でもあります。アメリカは民間企業での女性管理職割合が世界一だと思いますが、世界一の軍事予算を持っています。当然軍に利権を持っている人がいますが、その人達の行動と男女平等実現は無関係です。我が国に特殊性がもしあるなら、その特殊性の解明が重要です。
  一般に様々ことを、いっしょくたにして、同根の問題のように考えるやみなすことが、むしろ思考停止に結びつくと思います。雇用についての男女の平等、DV、戦争・平和の問題、どれをとっても大切ですが、それぞれきめ細かく事実に基づいて考えていく必要があるのではないでしょうか。事実を軽視するイデオロギーごめんです。三井さんだってそれはわかっているはずでしょうが、どう読んでも今回の議論は門切り調です。全く評価できません。
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