東京モンが六ヶ所を語るな!という地元の反発もある
「六ヶ所に行って演奏すると、東京から来たやつらから言われたくない、余計なことを外から話に来るんじゃネッ、などと言われたりしました。『六ヶ所はあなたの持ち物ですか?』とでも言えばいいのか、これは俺の考えと違うと思いました。
俺たちは東京に住んでいるけど他の地域のことや、日本人が他の国のことを心配すること、カナダの人が日本の問題に興味を持つことは自然なことだと思います。俺たちは地球人なんだから、みんな俺たちの場所なんだと思ってくれる人が増えると素敵だと思います」というのは
スギゾーさん(SUGIZO、音楽家で元ルナ・シーのギタリスト)。
セッション2 左からSUGIZOさん、桑原茂一さん、Shing02さん、河野太郎さん
セッション2で話した、
桑原茂一さん(選曲家、プロデューサー)は、自身のポッドキャストでストップ・ロッカショの本を取り上げて広げた。「坂本さんとシンゴツーさんの音楽にぐっと来て、僕たちに何ができるかと考えてフリーペーパーを作ったりました。こういう問題をまず自分が知りたいし周りの人にも知って欲しいと思ったわけです。問題に対していきなり大きな結論に向かうよりは、問題を自分のサイズで細かく切り分けてきちんと理解することが大事です」という。
音楽の中でロッカショを表現している
シンゴツーさん(Shing02・MC/プロデューサー)は、「六ヶ所に限らず問題が何であるにせよ、原因を究明したり責任を問うたり、解決を求めることと同時に、オルタナティブを探したり模索する、そのために話し合うことの両方が大事です。人によっては問題の優先順位や立場が異なるので、その違いばかり言い争っていては何も進みません。今住んでいるところや立場からこの問題に取り組んでいこうと思っています」。
「変わったやつだから、と有耶無耶にされるのが悔しい」という河野太郎衆議院議員
「再処理は今やる必要はない」河野太郎さん
自民党の衆院議員・河野太郎さんは「今やっている再処理は本当は必要ないかも知れない。将来は役にたつかも知れないので、(それが本当に)わかった時点でお金をかけてやればいいという話だったと思うんです。本来の目的とは違う動きがあって後世に迷惑をかけることになるので、今生きている人が勇気を持って、他の対応があると言わなければいけない」などと話した。
春の嵐の悪天候の中、200数10人の若い参加者でほぼ会場は埋まった。参加者たちの発言は、アーティストらの意見を反映して、まず、再処理工場の問題は六ヶ所村や日本だけでなく、世界と地球環境全体に影響を与えること、今これを動かそうとしている私たちの世代だけでなく何世代も先の子孫に悪い影響をもたらす問題で、したがって私たちの世代が解決しなければならない重要な問題だ、などと続いた。認識は深まったようだ。
(シリーズつづく)
「LOVE & PEACE に生きるオルタナティブなメディア」をめざして活躍する桑原茂一さん
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普段はサンフランシスコで才能を磨いている、MC/プロデューサーのシンゴツー(Shing02)さん
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