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秋葉原通り魔事件とメディア−最近の事件あたり報道量は80年代の10倍

海形マサシ2008/06/12
秋葉原で25歳の男性が7人もの尊い命を奪った事件から2日が経った6月10日の午前、事件現場を訪れた。上空にはヘリ、地上にも数多くの記者や中継車と、「ワイドショー独占」したいと望んでいた容疑者の希望通り、マスコミの注目を集めていた。アムネスティインターナショナルによると、80年代に比べ、最近の事件当たりの報道量は10倍に増えているとのことである。
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秋葉原通り魔事件とメディア−最近の事件あたり報道量は80年代の10倍 | <center>万世橋の主流メディアの中継車の列</center>
万世橋の主流メディアの中継車の列
 秋葉原で25歳の男性が7人もの尊い命を奪った事件から2日が経った6月10日の午前、事件現場を訪れた。

秋葉原通り魔事件とメディア−最近の事件あたり報道量は80年代の10倍 | <center>上空を飛ぶ報道ヘリ</center>
上空を飛ぶ報道ヘリ
 現場に着くと、上空は何台もの報道ヘリコプターが飛び交い、けたたましいプロペラ音が響き、さながら戦場の軍用ヘリを見ているような印象であった。現場となった交差点には献花台が置かれ、数多くの花束が積まれていた。

 思ったとおり、地上にも報道記者がごった返しており、容疑者が拘留されていた万世橋警察署の周りはカメラを持った記者ばかりで、さらに近くの万世橋の1車線は、主要メディアの中継車列により占拠されたような状態であった。

 事件の全体像については、今後の報道により明らかになってくると思う。

 この事件は、多くの人々に衝撃を与えた。これをきっかけに、治安に対する意識はさらに高まったと思うが、ここで敢えて世の中の空気を案じて述べておきたいことがある。今回の事件は、単独の犯行としては前代未聞のものであるが、実をいうと、昨年2007年は殺人認知件数が、戦後最低の1199件であった。ちなみに戦後最悪は、1954年の3081件である。

 一方アムネスティインターナショナルによると、80年代に比べ、最近の事件当たりの報道量は10倍に増えているとのことである。今回の凶行に及んだ容疑者は、犯行前に「ワイドショー独占」をしたいと携帯電話の掲示板に綴っているというから、その希望はかなえられたことになる。

 また、この容疑者に対して極刑を望む声は当然上がると思うが、これまで明らかになった動機を知る限り、容疑者は自暴自棄となり、むしろ自ら死ぬつもりで凶行に及んだ節がある。死刑をこのような犯罪の抑止と考えるのは妥当ではないだろう。

 なぜ、こんな凄惨な事件が起こったのか。その原因の解明は徹底的にすべきであるが、報道にしろ、それを受ける我々一人ひとりにしろ、慎重に考え、対処すべきだと考える。

秋葉原通り魔事件とメディア−最近の事件あたり報道量は80年代の10倍 | <center>事件のあった交差点の献花台</center>
事件のあった交差点の献花台
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[35010] 「加藤智大効果」犯罪を水際で防止すべし!
名前:中村孔治
日時:2008/06/16 20:53
4日前に、「連鎖犯罪」の発生防止の件を強調させて戴きました。あまり、皆様もご関心が無いか、本記事(従って私のコメントも)は陰になっており、容易に見ることが出来ませんでした。


ところで、私の故郷・浜松で29歳の男が、以下【】内の報道が示すとおり、逮捕されました。


この男は実行する積りは、多分無かったと思われます。しかし、「加藤智大効果」の一端に完全に陥っていると存じます。この他にも数件、ネット上に同様書き込みがあると聞きます。


彼等が若し、加藤智大被告の如く実行に移したとしたら、同様に悲惨な結果に到る可能性大です。


襲う側は、恣意的に、時、場所、方法、武器、ターゲット等を決定して実行できるから、事前の対策や現場での防止が極めて困難です。


これは、テロ行為、パルチザンやゲリラ作戦等でも同様といえましょう。


昨年、ニートの青年であったと存じますが、ある発行部数の多い雑誌に戦争か内乱でも起こらなくては、自分達の苦境は変わらないといった趣旨の文章を掲載したと聞きます。


このような風潮や社会的状況に陥れたのは、為政者等国のリーダー達である云々の議論はさておき、先ずは、上記、国のトップを始めとする人達を巻き込んで、我々一般市民が一致協力して、この難問を克服すべきであると存じます。


海外のテロ活動防止に、従来、関心が払われて来たが、身近な所に大変に危険な因子が潜んでいた事も、今回十分に判ったのではないでしょうか?


本事件に関する、他の記事で心理的な問題を論じて、おられますが、この「連鎖犯罪」に関する人間心理にも関心を寄せて戴きたいとも思います。


本記事と言うよりも、特に、私のコメントは決して起こって貰いたくない事柄に付き触れるので、見たくも、読みたくもないと思われる方も多いかも知れません。


しかし、現実は非常に、厳しく、冷酷で、且つ偶発的である事を良くご理解頂き、再発防止に智恵を出し合う事が緊急の仕事であろうと存じます。


【 殺人予告で浜松の29歳逮捕 池袋署の業務妨害容疑‐2008・6・16 11:21 ; インターネット掲示板「2ちゃんねる」に「今から池袋行って100人殺す」などと書き込んだとして、警視庁池袋署は16日までに、業務妨害の疑いで浜松市南区西町の無職の男(29)を逮捕した。
 

調べでは、容疑者は9日、自宅のパソコンから2ちゃんねるに殺人予告をした上で「もうすべてが嫌になった」「おれもやる」などと書き込み、警備を強化させるなど、池袋署の業務を妨害した疑い 】


[34911] 可能な限りの方法・手段で、「連鎖犯罪」発生防止を。
名前:中村孔治
日時:2008/06/12 22:09
先日、円山てのる記者・『川越・拳銃立てこもり事件が提起するもの−銃犯罪には犯人射殺も必要?』にも、愚考を記述させて頂きました。


今夜、たまたま、本記事を開きましたが、非常に重要な問題を含んでいると存じます。今後も考え続けるべき重要問題が豊富と存じますが、取り敢えず現在時点での感想を以下【】内に、書かせて戴きます。今後もJANJANの皆様と共に十分に留意していく積りでおります。


【 以前から感じていたが、人目を引く、特殊な凶悪事件では連鎖反応を呼ぶ事が多い。秋葉原・無差別殺傷事件も、大きな連鎖の可能性・蓋然性を持っているとも考えられる。絶対に、此のような「連鎖犯罪」は避けなければならない。


同様な形態の犯罪発生で、連日の報道に触発されたケースもあると言う人がいる。それは犯罪心理学者でなくても想像できよう。


責任がマスコミにもあるとの指摘には、「従来の、いじめ事件、グリコ事件、バタフライナイフ事件や芸能人の自殺」等々の報道で、真実を追い求めると称するジャーナリズムの姿勢が時に逸脱した、と言う内容もある。


資本主義社会で、マスコミは利潤を追求し、企業として成り立っ必要があろう。また、「情報を得たい。知りたい」との視聴者の要望に応えて、真実を追い求める使命感も持っていよう。


今回のように、社会にあたえる影響の重大な事件の取り扱いには、報道上の危険性と上記の要素のバランスは大切であるのと同時に非常に微妙なものがあろう。それを十二分に考慮しながら報道を行っているのが真実のプロフェッショナルと言うことであろうか?


ところで、今回の事件での加藤智大容疑者の「携帯サイト」の内容に若干触れよう。


加藤容疑者は「書き込みを見た人に犯行を止めてほしかった」と供述したと本日の朝日・朝刊にある。私は、これは、卑怯極まる言い分であると思っている。犯行前に現地の下調べまで行っており、いとも、手際よく犯行に向けて、着々と行動をしている。彼が、犯行を自分の意志で止めればそれで、大事件は起こらなかったのだ。


加藤容疑者は将に、自暴自棄の精神状態<勿論、非免責の>で、大勢を巻き添えにした、一種の卑劣極まる「自爆テロ」であるという者あり<さらに、中東等々での政治・軍事的「自爆テロ」と全く次元が違っていると、・・・>。


確かに、「自死を覚悟した者には、かなり腕の立つ者でもかなわない」と言い得る。そこで、今後、若し連鎖的同様な犯行が行われるとした時、われわれは何のようにして自己の、或は家族、友人達の安全を守れば良いのであろうか?これは、今後の緊急課題の一つでもあろう。


特に、今回の事件後の居合わせた人々が興味本位に、携帯で犯罪の犠牲者達を撮影していた無神経さは嘆かわしい限りである。そして、このような犯罪を、連帯して防止するといった気風は、多分、現在の日本人大衆には全然といっていい程、欠けており、それを復元する課題も問われよう。


最後に「自殺連鎖」の問題に関連して、再度、本件の連鎖反応に付き触れたい。


例えば、『若きウェルテルの悩み』(Die Leiden des jungen Werthers)は、ドイツの作家、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテによる書簡体小説・ドイツでの疾風怒濤時代の代表作<1774年刊>の一つ。


若き日<世俗・権力の垢・埃に塗れる以前>に、ナポレオンT世も耽読<十何年か前、ローマの本屋で偶然会ったローマ大学の教授が、「彼は多分イタリア語で読んだであろう」と言った。当時、ミスター・円の仕業で1$が80円台で、非常に安価であったので、私は読めないのにイタリア語のこの本を購入した際、・・>し、以降、ゲーテに対する尊敬を持ち続けた模様。


周知のように、著者自身の恋愛体験と、自殺した友人の失恋を基に執筆。思春期の青年の悩み、自己への煩悶、更に孤独、大自然、理想的生き方等々に付き真摯な取り組みによる創作で。彼の傑作中の一つ。


この本が刊行されるや、影響が大きく、ヨーロッパで自殺者が増加し社会問題化し、後に、カリスマの自殺による、自殺連鎖をウェルテル効果と言われた。


今回の事件は、前記のように、ある意味の自死的行為である。勿論、本書の主人公・ウェルテルに比して、人間的にも、その動機にしても卑しく、貧弱きわまるものであろう。


しかし、現在はTV、ネットや携帯電話等々と情報伝搬の用具を我々はもっている。当時の書物・、雑誌を始め、会合 サロンや演劇や家庭・学校・広場等々での人々の触れ合いによる情報の伝達よりも、現時点では、広範・高速・音声&映像等の複合であり、ある意味で非常に深刻なものがある。


ここ数日、TV等で識者やキャスター達がしたり顔で種々述べておられるが、大方のご意見をお聞きして、私はそんなに生易しい現状ではなかろうと思っている。


今回の最後の言葉として、「ウェルテル効果」ならぬ「加藤智大効果」なるものを、ゼッタイに現代の日本において抑制すべく、万全を期して戴きたいと言いたい。


82年も、この世に生き永らえさせて戴いている者として、今後も、生命の続く限り、拙いながらも、現実に正面から向き合っていきたいと思っている次第である 】



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