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臓器移植法改正のA案が6月18日に衆院で本会議で可決されたと各マスコミが報道した。その中で、子ども同士の臓器移植の当事者の発言が取り上げられている。その内容は見事に二分しての対立構図になっている。 A:脳死状態の子どもを持つ家族の「脳死でも私たちの子どもは体温もあれば成長もしている。生きている。それを死とするのか。」 B:移植を待つ子どもを持つ家族の「移植を受ければ助かる可能性がある。わが子を助けてほしい。」 それぞれの立場でのステレオタイプな主張なので、分かりやすいし共感されやすい。その為、過去ずっとこの主張が繰り返されてきた。これからもっと議論を続けるべきと言う人も、このA・Bを延々と繰り返すだけだろう。 でも、それ以外の主張が無視されている。例えば・・・ C:「脳死を死と受け入れるための気持ちの整理の助けになる。移植を待つ子どもの命と一緒に生かすことを選ぶ。」と思う脳死状態の子どもを持つ家族。 D:「わが子の命の為に、他人の死を期待するのに抵抗がある。」と思う移植でしか助からない子どもを持つ家族。 もし臓器移植の為の議論が続くなら、C・Dのような主張にも目を向けたほうが過去繰り返してきた堂々巡りから抜け出すきっかけになる。 |