アメリカ軍が招いた惨状矢怒りのコメントで一杯になったイラク地図。(撮影すべて筆者)
「反戦と抵抗の祭<フェスタ>09――無数の抵抗を発明する」が11月28日から29日、東京都新宿区四谷ひろばで開催されました。
このフェスタは、フリーター全般労組が中心となって呼びかけたものです。自由と生存のメーデーよりも歴史が古いそうです。わたしは、昨年から広島では「生存のためのメーデー」を呼びかけさせていただいています。
そして、「
自由と生存のメーデー」に今年初参加。その勢いでこの「フェスタ」にも初参加させていただきました。わたしの所属政党である民主党が総選挙の結果、与党第一党となってからはこの系統のイベントには初参加という形になります。
日本もアメリカも政権交代しましたが、オバマ大統領はアフガンには軍を増派するなど、不穏です。日本も、民主党を中心とする政権で情報公開が進むなどの成果もありますが、アフガン問題、沖縄問題、国内経済政策など、腰が定まらないのも残念ながら事実です。ただ、自民党のネオコン政権時代よりは、モノを申せば、耳を傾けるだろう。わたしは、そうした趣旨で参加させていただきました。
なお、会場の施設は四谷第四小学校が廃校になったのを基本的にそのまま地域のコミュニティーセンター的に再利用したものです。地域の皆さんが心を込めて管理されている事をご紹介しておきます。
わたしは1日目、「イラク戦争を地図から可視化するワークショップ 」 と「かんたんプラカードで『言葉の群れ』をつくろう! ワークショップ 」「デモでMCをやってみようワークショップ」に参加しました。
(夜は飯田橋の東京しごとセンターでの「いのちにかかわる仕事が派遣でいいの?」に参加しています。)
イラク戦争後の反戦運動や、紛争、環境破壊で一杯になった世界地図。
■世界地図が反戦運動で一杯? イラク戦争
「イラク戦争を地図から可視化するワークショップ 」は、2003年のアメリカのイラク侵攻から今までに起きた事やそれへの感想を付箋に書いてイラク地図と世界地図に落としました。
たちまち、イラク地図も世界地図も一杯になりました。イラク戦争の特徴は、戦争が起きる前から世界中で反戦運動が起きたのだということも確認できました。
一方でイラク国内は、劣化ウラン弾使用、自衛隊派兵、ファルージャ攻撃、盗賊の横行による治安悪化など、惨事には事欠かない状況です。改めて、戦争を起こしたアメリカへの怒りが沸いてきました。
みんなでつくった、多様なプラカード。「戦争反対」とこれらを組み合わせてコールすると文脈付けられて面白いコールになる。
■簡単なプラカードで楽しいデモに
わたしは、「かんたんプラカードで「言葉の群れを作ろう!ワークショップ」でプラカードをつくってみました。
小型ホワイトボードやスケッチブック、ただのA4の紙がすぐに、プラカードになることに驚きました。
「
許せない!森田健作知事不起訴処分」
「
許せない!漢方薬の保険適用除外」
「
許せない!藤井財務相の教育支援費切捨て」
「
許せない!平野官房長官の約束破り」
などのプラカードを作成しました。
周りの人に、「個人名を出して批判してますね」と聞かれたのでわたしは、「わたしは民主党員だが、藤井財務大臣・平野官房長官では参議院選挙は戦えないと思うから」と答えて笑いを誘ってしまいました。
なお、わたしは翌日行なわれたデモで主に「許せない!森田健作知事の不起訴処分!」を掲げて歩きました。
■複数のコールを組み合わせると効果的なアピールに
「デモでMCをやってみようワークショップ」では、作成したプラカードを利用して、沿道の人々に効果的に訴える技術を学びました。
デモも単純に「**反対!」と叫ぶだけでは面白くない。
たとえば二人組になって
「戦争反対!」と「この子を戦場に送りたくない」、
「戦争反対!」と「許せない!森田健作知事不起訴処分!」、
「戦争反対!」と「農業とトヨタ、どっちが大事?」
のコールを組み合わせれば、デモの各参加者が個別に主張したいことを「反戦」の文脈に位置づけられることが確認できました。皆さんもお試しください。
広島でも毎年5月2日には「生存のためのメーデー広島」を実施しています。広島でのデモの改善にもつなげたいと思います。