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文芸社・新風舎の盛衰と自費出版(1)協力・共同型出版への批判と疑問

松田まゆみ2006/10/25
筆者がJanJanに文芸社や新風舎などの協力出版・共同出版などと称する有料出版の問題を投稿してから,およそ1年が経過しました。
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 筆者がJanJanに文芸社や新風舎などの協力出版・共同出版などと称する有料出版の問題を投稿してから、およそ1年が経過しました。その後3月には業界3位の出版点数を誇っていた碧天舎が倒産しましたが、計画倒産の疑惑ももたれ、自費出版業界では大きな話題となりました。一方で文芸社が「著作権保護制度」を発足させたほか、文芸社ビジュアルアートと称する別会社を立ち上げて多数の賞を設けるなど、相変わらずこの商法は衰える様子を見せません。

 出版社の広告漬けになっている新聞は、協力・共同型出版を好意的に紹介することはあっても批判記事はほとんど載せません。ネット上では以前から批判されていたこの商法も、近年ようやく単行本や一部の雑誌、業界紙などで取り上げられるようになりました。批判のいくつかを紹介してみましょう。

 作家の佐野眞一氏は、「だれが『本』を殺すのか」下巻(新潮文庫)で、文芸社などの出版ビジネスの問題を取り上げています。文芸社の協力出版本のレベルの低さ、文芸社商法を批判して文芸社から提訴された東京経済・MBC21の渡辺勝利氏へのインタビューや文芸社への質問と回答などが紹介され、著者や出版社の劣化を指摘しています。

 キャッチセールス評論家の多田文明氏は、著書「ついていったらこうなった」(彩図社)の「『あなたの原稿が本になる』の裏側」のなかで、自身の経験から共同出版問題を取り上げ、ずさんな編集や高額な料金などを指摘し、共同出版の実態は自費出版とほとんど変わらないと批判しています。

 フリーライターの長岡義幸氏は、「碧天舎倒産が示した『自費出版ブーム』の内実」(「創」2006年7月号)として、碧天舎倒産のいきさつや協力・共同出版の実態などについて詳述しています。

 ジャーナリストの尾崎浩一氏は「危うい『団塊ビジネス』」(読売ウィークリー、2006年8月13日号および8月20・27日号)として、碧天舎の倒産について触れ、新風舎・文芸社の出版ビジネス問題にも言及しています。なお、尾崎氏が発行している退職者の情報誌「リタイアメント・ビジネス・ジャーナル」では自費出版を取り上げ、碧天舎の倒産問題や共同出版などの商法、また良心的な自費出版社へのインタビューなども掲載しています。

 また、渡辺勝利氏は「自費出版 老師のブログ」で協力・共同出版問題について言論活動を続けています。

 かねてからこの商法を批判している筆者としてはこれらの批判に共感するところが多いのですが、一方で、この商法がその実態から常に「自費出版」として語られることに疑問と問題を感じます。なぜなら、こうした出版形態の契約は自費出版とはまったく異なるものだからです。

 佐野眞一氏は、前掲の著書の中で「こうした自費出版にまつわるトラブルにはあまりふれるつもりはない」とし、その理由として「自費出版社側と客は本をつくるに際して、きちんとした契約書をかわしており、その限りにおいては当事者責任というしかないからである。自費出版ビジネスにまったく問題がないとはいえないが、独り暮らしの老人を狙って羽毛布団などを売りつける悪徳商法とは根本的に商売の組み立てが違う」と述べています。

 しかし、出版社とのトラブルの原因は不十分な説明や著者の思い込みだけではありません。筆者は昨年の記事で、文芸社の水増し請求を指摘しました。出版社が契約を遵守しないで不当な請求をおこなっているのですから、高額な布団を売りつける訪問販売より巧みな悪質商法であり、社会問題といえるものです。マスメディアは訪問販売などの悪質商法は注意喚起するのに、この出版商法を社会問題として捉え報道しないことはとても不思議です。

 この商法を実態から見て、「自費出版と変わらないのに本の所有権が出版社にある契約はおかしい」という意見がありますが、契約を結んだ著者から見れば、「契約がおかしい」のではなく「実態がおかしい」、すなわち契約違反ということになります。

 そこで、この問題を出版契約に焦点を当てて掘り下げ、再度警鐘を鳴らしたいと思います。なお、出版形態の呼称は出版社によってさまざまですが、ここでは協力・共同型出版と表記します。なお、協力出版・共同出版などと称する出版形態のすべてに問題があるというわけではなく、中には良心的な業者がいることも断わっておきます。

<これまでの記事>

文芸社「協力出版」で著者に請求する制作費は正当か?
文芸社商法のさらなる疑惑
それでもあなたは契約しますか?
「共同」の意味を履き違えた共同出版
文芸社だけではない、制作費の水増し疑惑
共同・協力出版のシステムと闇に包まれた実態
共同・協力出版問題で問われるメディアの責任
文芸社と闘った人(1)
文芸社と闘った人(2)
騙しの出版商法と闘うために
碧天舎倒産で揺れる共同出版の行方

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[26898] 解約にあたって
名前:松田まゆみ
日時:2007/04/17 14:48
 私は文芸社と解約したときは、解約の条件を明記した「合意解約書」を弁護士につくっていただき、それを2部、私から文芸社に送って、署名捺印および割り印をして、1部を送り返してもらいました。契約書を交わしたときと同じやり方ですが、出版社ではなく著者が主導権を握るかたちにしました。
 吉街さんの方から解約を申し出て合意したのであれば、解約手続きも吉街さんが主導でされるという方法もありますよ。
[26890]  やっと仕事が一段落・・、
名前:吉街一人
日時:2007/04/17 10:59
 この時期は毎年忙しくって身心ともクタクタになりますから、本のことも一時棚上げのような状態で、文芸社にもまだ契約解除のサインは送り返していません。
 サインしたら傷ついて売れない本26冊を返すとの事でしたが、その前に契約証の所在を探す事ですが・・、其処にどう書かれていたか?

 先ずはそれを確かめたいとおもっています。
 それにしてもこの業界がこんなとこ・・・と分かって本当にガッカリですが、こんな類の出版社から本を出しいる人の多くは多分再版の事など知らない、と思うのですが、
 この事は最初に明記すべき事だと思います、。

 記念に本を出している人には其れでよくても本当に書く事に魂をかけている人間には腹立たしいことですから・・。
[26539] 増刷しても持ち出しにならない
名前:松田まゆみ
日時:2007/04/09 13:55
 初版の制作費はすべて著者が負担しているのですから、本の売上金はそっくり文芸社の利益になります。初版を全部売ったのなら、文芸社はその売上金で増刷の費用くらい出せることでしょう。増刷代は持ち出しにはならないのです。よい本をじっくり売っていく姿勢のある出版社であれば、増刷してもよさそうなものです。
[26516]  契約解除
名前:吉街一人
日時:2007/04/08 15:39
 僕が再版を云々すると「出来ません、最低400部売れる保障が無いと・・」と言う返事、
 「僕の本はHP、掲示板、ブログでの人からの購買、そんなとこからの人がそんなに沢山直ぐにいる筈も無い・・」
 「では矢張り無理です・・ね」 結局解除すると傷物の本26冊は全部送りか返すとの事、
 そして速達で返信用の封筒は送ってきたが僕は今のところ仕事も忙しいので放置したままですが、
 僕の書いた物は出す前に僕の中学の教師で途中から大阪のアマチュアの劇団の演出脚本家に転出された片岡司郎氏(その道では名が通っていた人)のお宅に30年ぶりに押しかけて、忙しい合間に読んでもらったものです。
 遠い日に大木敦夫の甥の野瀬に絶賛されてはいたが、あの頃とは感性がどうか自分には分からなかったから、一応プロの目と思って、
「ふうーん、力作やなあ・・・」と言ってから紫の煙を暗い6畳の間に吐いてから「そうやなあ・・俺から云うとするともうすこし年代をハッキりさせた方が・・良いように思えるが・・」とポツリと囁くように言われた。
 この物語にも片岡先生は登場する、けれどけっして美化していない、それどころか当事の片岡先生の行動が公になると具合が悪いところ・・、
 つまり先生は当事赤と呼ばれていたバリバリの共産党員だったのだ。
 でも先生は本の中の僕の初恋のような人の住所を見せて「君、今度の正月にでも年賀状を送ったら・・、彼女も随分苦労したらしい・・よ」と仰った。
 お陰で彼女(彼女は埼玉僕は大阪)とはその後電話や手紙で深い絆を作ることが出来た。
 僕は自分の本にはそれなりの自信を持っている、それはあらゆる所で本を読んだ人の感想から手ごたえを感じているから、
 だからどうしても多くの人に読んで欲しい、人間の生き方、人に何かを捜し求め魂しいを傷つけ削り取られる苦悩を彷徨いながら味あう人間の生き方・・、
 お金や名誉でなく、違う何かがある・・と言う事を・・。
 その為にはもう一度書き足して何処がで本にします。
 それと「漂流」は何処かの文芸誌にペンネームを変え少し書き方も変えて投稿するつもりです。
 この本も本当の愛を描いているから、読んだ人の多くはは引き込まれて行くと感想されていましたから・・、

 本を書くと云う事はある意味では自分に自信が無いと駄目です・・ね。
 尤も文芸社は僕には褒め一辺倒ではありませんでした・・ね。
 「文学的には太宰を思わす、然し女性の登場人物が多すぎて分かりにくい」とかケチもつけていましたね。
 つまり褒めていたら何故企画に?と僕に思われたくないから、話題性とか何とかケチをつけて銭を出さしたかったのかと今から思いますね。
[26303] 文芸社の販売
名前:松田まゆみ
日時:2007/04/02 11:03
私のときは、見積もりを出してもらった時点で、負担金を支払った後(編集の前の段階)に、図書館流通センターの書評を作成するという説明がありました。つまり、図書館流通センターへの書評というのは、初めからすべての契約者に案内していたのです。ところが、あとで編集者に問合せたら、約束の時点での書評の作成はやっていませんでした。

文芸社からの手紙による説明では、「もちろん協力出版で刊行する書籍には「取次ぎバーコード」、「ISBN(国際標準図書番号」を付け、トーハン・日販などの主要の「取次」を通して流通に乗せ全国規模で書店に配本できます。書店からの注文を受けることもできます」と書かれていました。ですから、取次ぎを通じた委託販売もするものとばかり思ったのですが、どうやらそれは言葉のあやで、「配本できる」ということであり「配本する」ということではなかったようです。

また手紙には「全国300に上る提携書店に御書を配本し、陳列する」とあり、交渉における説明では提携書店は500店とのことでした。このころ文芸社の出版点数は年間1700点以上です。この大多数が協力出版だと思われますが、1ヶ月平均にすると約140点。提携書店の契約スペースが1店舗50冊で計算してみると、300店に並べるには店の数がとても足りません。つまり、300店舗に陳列していなかったのではないかという疑惑が拭い去れないのです。また、300店舗のリストの提出を求めたのですが、販売前には出せないと断わられました。

委託販売ではない、しかも売れてしまったら補充されない、といった説明をしないのは、非常に問題だといえます。
[26249]  文芸社への不信
名前:吉街一人
日時:2007/04/01 14:34
 それは最初からありましたが、それでも僕の滅茶苦茶な原稿322枚を編集担当の丸田さんが綺麗にまとめてくださった事には感謝しています。
 何しろいたるところに赤字で割り込みしていましたから、読むのにも苦労されたと思ったものでしたね。
 最後に彼女からこの本の内容が良いので全国の図書流通案内にだし一人でも多くの方に読んでもらいたいのでスミマセンが簡単な履歴をお願いしますと言う文書が送られてきましたから、彼女には年賀状も頂き良かった!と思ったのですが、

 実際販売になるとそんな事とは関係無しに沢山の疑問がわきました。
 例えば全国の200カ所ほどの書店に置いてますが、(僕は全て何処にあるかを書類で送ってもらっていましたので、ある事は確かでしたが) 売れると後には補充は無いのですね。
 すると誰も分かりません、そんなんで本が売れる筈は無いのです。
 その証に僕の町の書店では平積みで10冊置いてもらっていたら直ぐに売れてしまっていました。
 僕の父の故郷の香川の長尾の宮脇でも兄がそう云っていました。
 つまり本当に本の好きな人は手にとってその本のキヤッチを見て判断するのです。
 でも無ければ誰が手に出来るのか?
 僕はこの事で担当者を怒鳴りつけました。
「お前等!こんな売り方しゃがって、これで本が売れるのか!」
 本を書く人間とは思えない僕の態度に相手はビックリしていましたが、本当はそれから僕が文芸社を告訴しょうと思う事があるのですが、長くなるのでこの話は次回にしますので・・。
[26159] 本の価値とは・・・
名前:松田まゆみ
日時:2007/03/29 16:13
本の価値とは・・それは読む人の心に伝わるもの・・。本当にそうだと思います。吉街さんの本が、多くの方の心に伝わっているのですから、よかったですね。
そのような本はじっくりと売っていけるといいのですが、在庫がないというのは、何とも… 落ち着いたらまたお話を聞かせてください。
[26155] 遅くなってごめんなさい・・。
名前:吉街一人
日時:2007/03/29 12:52
 今の僕は本業の室内装飾がピークで本当に猫の手でも・・と言う位の状態で余裕が無いので、文芸社からの返信用書簡も放置していますが、

 僕が僕のhpの掲示板やヤフーの文学等の掲示板に書き込んでくださった方の中の約20程の感想もブログに載せました。
 ブログ仲間の人からの「ひとりさんのわが本の感想を送ってみたら・・」と言う言葉からですが、尤もこんなのは無駄だとは分かっていますが、
 それと僕の編集担当だった丸田さんからのお手紙「この本の内容が良いので各図書館の流通案内にだしたいと思っていますので、申し訳ありませんが簡単な履歴を送ってください」と書かれた文章も同封するつもりです。

 本の価値とは・・それは読む人の心に伝わるもの・・それを無視すれば何れその罰はあたると僕は思っています。

 世の中には平気でなりすましをする人もいますから・・気になさらないように・・では、もう少し心の余裕がある時に、僕が最初に文芸社を告訴寸前まで行った事などをお話しますので・・ね。
[26011] 吉街さんへ
名前:松田まゆみ
日時:2007/03/25 21:52
 文芸社の協力出版で本当に1刷のほとんどが売れたのなら、喜ぶべきことだと思います。私が契約した2001年9月では、1刷が全部売れ、300冊の注文が入れば増刷するとなっていましたが、吉街さんの契約ではそのような説明はなかったのでしょうか?
 私は、文芸社とトラブルになった際、メールでいろいろとやりとりしました。解約後にわかったことですが、そのやり取りの回答には事実と異なると思われることが多数ありました。ですから、文芸社の説明は信用していません。
 なお、吉街さんのブログを拝見しましたが、そこに書き込みをしているmayumiさんという方は、私ではありません。同じ名前の方が書き込みをしていたので、驚きました。
[26006]  僕の本は
名前:吉街一人
日時:2007/03/25 17:49
 ネットでHPを開設して以来すこしづつ売れていましたし感想もそれなりに約30程頂いていましたし、書店でも僕の知る限りで百冊は買って頂いて居りましたので、
 一応はあんまり在庫は無いとは思っていたのですが、
 ブログの読者の方の便りからセブンワイで取り寄せられないと言うを聞き文芸社に問い合わせた所、
 今あるのは書店からの返本で傷付いて商品として販売できない26冊しかないとの事でしたから、
 傷ついたものを残していると言う事は先方の言っていることにも間違い無いのだろ・・と思っています。


 尚、僕のブログや作品は検索サイトから僕のペンネームから入れますから、其処にわが本の感想も一部載せていますので・・読者の声が聞こえると思っていますので・・。
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