宙に浮いた年金5,000万件のうち4割にあたる1,975万件が特定不可能なことがわかった。夏の参院選挙では安倍首相自らが「3月までに名寄せを終えて……最後のお1人まで支払う」と言っていた。
それなのに福田首相は「さて公約だったかな」、町村官房長官は「選挙期間中だったから縮めて言った」などとノー天気にコメントした。国民感情を考えればあまりにKYな発言だ。「年金問題」が年の瀬のワイドショーを飾っている。この国は一体どうなるのだろうか。
フジテレビ・報道2001
■報道2001(フジテレビ)
●消えた年金問題
ゲスト:各党幹事長・書記局長―伊吹文明(自民)、鳩山由紀夫(民主)、北側一雄(公明)、市田忠義(共産)
再浮上した年金問題は、野党には格好の攻撃材料である。鳩山(民主)、市田(共産)は政府と自民党を追及した。
伊吹幹事長は「安倍さんは『最後のひとりまでチェックする』と言っている。払える人には払う」などとかわそうとした。
共産党の市田書記局長は参院選挙のポスターを見せながら「(安倍さんは)最後のお一人まで払う」。
司会者がズバリ指摘した。「伊吹さんは微妙に言葉を変えていますね」。
勝負あり。年金問題では自民党は説明すればするほど分が悪くなる。
●給油新法
司会者が「年内採決に応じるか?」と鳩山幹事長に質した。鳩山氏は「審議拒否をするつもりはないが、防衛省ぐるみで裏金を作っているような時に、それを飛ばして採決ということにはならない」とかわした。
自民も民主もなんだか分かりにくい。
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番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★
■関口宏のサンデーモーニング(TBS)
●佐世保乱射事件
与良正男(毎日新聞編集委員):
今までの日本社会では考えられなかった事件。今後は(警察の)審査・管理が問題になる。
田中秀征(政治評論家):
銃を持たせてはいけない人に持たせてしまった。法制度に問題がある。
●年金問題
●小泉チルドレン危うし
●総選挙
寺島実郎(日本総研理事長):
日米安保でメシを食っている人たちだけで『日米同盟』が決まっている。ワシントンの政界、ペンタゴンだって日本がインド洋で貢献しているとは思っていない。
浅井信雄(国際政治学者)
我々はそういう人たちを『知日派・親日派』などと言って評価する。だが、そういう人たちはアメリカのそして自分の利益のために動く。
与良正男:
国会は内向き。すべてを解散に結び付けて考える。自民党は解散したくない。民主党も実はこの問題(新テロ特措法)で解散したくない。国民には余計わかりにくくなっている。
●大沢親分と張本のスポーツご意見番
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番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★
■徳光のザ・サンデー(日本テレビ)
●佐世保乱射事件
馬込容疑者とは? 人となりを徹底的に追った。ゲストによるスタジオトークも長く続いた。
●スケートGPファイナル
浅田真央の苦悩
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
NHK・日曜討論
■日曜討論(NHK)
●年金問題
ゲスト:各党幹事長・書記局長―伊吹文明(自民)、鳩山由紀夫(民主)、北側一雄(公明)、市田忠義(共産)、亀井久興(国民新)
「(3月までに解決できないことがわかった)それでも公約違反ではないと言えるんですか?」この局にしては珍しく司会者が詰め寄った。
伊吹幹事長は、(社保庁の)旧国鉄のような労使慣行のせいだとした。
参院選挙はこの理屈で大敗したのではないだろうか? 懲りない人たちだ。
国民新党の数少ない良識派、亀井久興氏が本質を突いた。「隠蔽体質の社保庁が言ったことを鵜呑みにして公約にしたことに責任がある」。
●給油新法
鳩山幹事長が「油を出す前にウミを出せ」と言えば、伊吹幹事長は安全保障をめぐる民主党の足並みの乱れを突いた。
何だかどっちもどっちだ。
●福田首相問責と解散
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番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
■サンデープロジェクト(テレビ朝日)
●原油高騰のカラクリ
ゲスト:石井文彰(石油天然ガス・金属鉱物資源機構 主席エコノミスト)
石井主席によれば原油高のカラクリは次の通り―
そもそも石油は先物取引による投機対象。価格の指標となっているWTI(テキサス州、ニューメキシコ州で産出する原油)は全世界の石油産出量のわずか0.5%しかない。ちょっとした理由や思惑で価格がハネ上がる仕組みがある。「サブプライムローン危機」で金融商品市場から石油市場に金が来た。ファンド筋の金がドッと来た。
価格高騰で潤った湾岸諸国からのオイルマネーはロンドン市場に入り、それからニューヨークに回る。
(テキサスの石油会社って誰がオーナーだろう? 結局ニューヨ−ク市場に資金が回ることで潤うのは誰だろう?)
●年金問題
ゲスト:各党幹事長・書記局長―伊吹文明(自民)、鳩山由紀夫(民主)、北側一雄(公明)、市田忠義(共産)、亀井久興(国民新)
各党の主張はどのチャンネルを回しても同じことの繰り返しだった。何の打開策もない。田原総一朗がいみじくも指摘した―
「5,000万件が宙に浮いている」と長妻さんが指摘したのが2月。その時、安倍さんは「大したことはない」と言っていた。(事の重大さを)安倍さんが知ったのはドイツ・サミット(6月)から帰ってきてから。(舛添さんも実態を知らされていなかった)大臣がバカにされている。(社保庁のやっていることは)犯罪的行為だ。国民は1日も早く解決してほしいと思っている。与野党挙げて「政策協議」をやるべきだ。党利党略を言ってないで。
●韓国大統領選挙
〜映像リポート〜
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番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★★
テレビ朝日・サンデープロジェクト