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信じ難いほどの内容 信じるに足る「ポチの告白」 

江口征男2009/03/06
2005年には完成していたという映画「ポチの告白」。今年1月末に東京・新宿のK’s cinemaで公開されるまでに長い時間がかかった。理由は、3時間15分という上映時間ゆえの回転率の低さにもあるらしいが、それよりも警察官らの不正や汚職などを暴くテーマにビビったことが大きかったようだ。
日本 事件 NA
 恫喝、脅迫、麻薬横流し、ピンハネ、裏切り、暴行と聞けば、暴力団のことかと思うだろう。
 しかし、これは警察の話だ。捏造、トカゲのシッポ切りもある。


 2005年には完成していたという映画「ポチの告白」。今年1月末に東京・新宿のK’s cinemaで公開されるまでに長い時間がかかった。

 理由は、3時間15分という上映時間ゆえの回転率の低さにもあるらしいが、それよりも警察官らの不正や汚職などを暴くテーマにビビったことが大きかったようだ。メディアの腰の引け方(あまり取り上げない)にも原因があるだろう。それだからこそ、公開した映画館には敬意を表したい。配給元はあの「靖国 YASUKUNI」を配給したアルゴ・ピクチャーズだ。

 いまのところ K’s cinema(3月6日で終了)、名古屋のシネマスコーレ (3月13日まで)、のほかにも全国で予定されている。今後も上映館が増えることを期待したい。
 上映館については 「ポチの告白」オフィシャルサイトへ。

信じ難いほどの内容 信じるに足る「ポチの告白」  | <center>チラシ </center>
チラシ 
 メディアの反応は今ひとつだ。報道批判のメッセージが強烈だからなのか。評価が定まった「おくりびと」は後回しにしても、ぜひこちらを先に観てほしいと思う。

 これは上質な社会派映画でありながら、なおかつエンターテインメント性も高い傑作だ。面白い。

 製作、脚本から編集まで兼務した高橋玄監督の演出が出色だ。それも、練り上げられたシナリオあってのものだろう。
 警察を長年取材してきたジャーナリスト寺澤有(原案協力・スーパーバイザー)による、数々の犯罪事件の現実の資料を元に構成されただけに、リアリティが強く迫る。

 交番勤務の純朴な巡査が、見込まれて刑事課に配属されて刑事になり、次第に警察の犯罪的とも思える渦中にドップリつかりながら巻き込まれていくというストーリー。警察、検察、裁判官、報道(記者クラブ)のなれあいの現実を描いていて、虚しい思いとともに恐怖すら感じる内容だ。
 
 睡眠不足で劇場に入ったので、3時間15分を眠らずにいられるかこころもとなかったのだが、一瞬たりともスクリーンから目を離せなかった。

 主演の菅田俊の存在感のある強烈な演技が見事だ。助演者達も粒ぞろいだが、特筆すべきは出光元の絶妙な演技だ。

 映画賞の受賞が期待される。

 「恫喝」、「捏造」に関しては、志布志事件における鹿児島県警の「自白の強要」、「長期勾留」や、「高知白バイ事件」での警察・検察の理解し難い主張と最高裁の信じられないような判決など、「裏金作り」や「トカゲのシッポ切り」は、検察庁の裏金づくりを告発したがために、詐欺などの疑いで逮捕された三井環元大阪高検公安部長のケース等々、既に報道され国民が知っている事件が思い起こされる。
 そして、国家権力という組織による犯罪の恐ろしさをあらためて想起し、暗澹とさせられるのだ。
 記事タイトルの「信じ難いほどの内容だが、信じるに足る」は、そのことを意味している。

 内容は、まるで外国映画に出てくる警察(官)のようだが、現職の誠実な警察官がこれを観たらどう感じるのだろうか。

 警察官にあこがれ、目指している若者の目にはどのように映るのだろうか。

信じ難いほどの内容 信じるに足る「ポチの告白」  | <center>チラシ裏面の一部</center>
チラシ裏面の一部
【主なスタッフ】
監督・脚本・編集:高橋玄
原案協力・スーパーバイザー:寺澤有
製作:田村正蔵、高橋玄
プロデューサー:佐藤輝和、小高勳、高橋玄
撮影:石倉隆二、飯岡聖英
音楽:高井ウララ、村上純、小倉直人
美術:石毛朗
照明:小川満
【主な出演者】
菅田俊、野村宏伸、川本淳市、出光元、井上晴美

 なお、寺澤有・著の「報道されない警察とマスコミの腐敗―映画『ポチの告白』が暴いたもの」が2月下旬に刊行されている。

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[45665] 上映館さらに追加
名前:江口征男
日時:2009/05/17 09:55
詳細は各サイトでお確かめください。

東京・アップリンク・ファクトリー 5月18日〜31日
広島・横川シネマ 上映中〜5月29日
宮城・仙台フォーラム 5月30日〜6月5日
愛媛・アイシネマ今治 5月30日〜6月12日
山形・山形フォーラム 6月8日
岩手・盛岡フォーラム 6月11、12日
福島・福島フォーラム 6月15日
静岡・浜松シネマイーラ 7月4日〜7月10日

  「ポチの告白」オフィシャルサイトより転載




[43767] 続編
名前:井之上文
日時:2009/04/03 23:19
>>しかし裁判官は、この偽証は信じられるとし、防犯ビデオの映像にはないが、コマとコマの間に犯行はおこなわれていたと無茶苦茶な理由で有罪判決、最高裁までこれを容認した。


コマとコマの間って誰に見えるんだろう? 99/100秒での完全犯罪?
ましてや、偽証を信じてしまっては裁判ではないでしょう。


(続編)
ガードマンの証言では「5mはなれたところから飛び掛ってきて殴られた」 とあるのですが、99/100秒で往復10m動いたとなると、100mは9.9秒。 日本人では最速です。 しかも行って帰って、人を殴って、しかもその間には2人の人間が立っていた。 2人を押しのけて、尚且つ、元へ戻す作業までやらなければならない。 もし、人間ワザでこれができるならオモシロイですね。
見てみたいものです。 人間には見えない動きでしょうね。






[43760] 上映館つぎつぎ
名前:江口征男
日時:2009/04/03 22:25

4月18日より5月1日までアンコール上映!横浜シネマ ジャック&ベティ
 
4月より京都みなみ会館

5月より広島横川シネマ

7月4日(土)より7月10日(金)まで浜松シネマイーラ

今後
仙台、山形、福島、八戸、諸岡のフォーラム

アイシティシネマ今治

以上、「ポチの告白」公式サイトより

ご関心をお持ちの方は、公式サイトをご注目のほど・・・



[42880] 朝日新聞に紹介記事。横浜でも上映
名前:江口征男
日時:2009/03/20 23:09
朝日新聞(横浜版)に紹介記事が載った。
田村剛記者の署名記事だ.
警察犯罪 映画で訴え 「ポチの告白」

映画の中では警察の記者クラブの腐敗を糾弾しているだけに、
勇気ある記事だ。

3月21日から27日まで、横浜市中区若葉町3−51のシネマ・ジャック&ベティ
シネマ・ベティ(045・243・9800)で上映される。



[42590] 絶望という名の組織
名前:井之上文
日時:2009/03/15 11:27
もひとつ

 警察本部には監察官室というのがあるんですよ。 
 ここへ申し立てしても駄目。
 監察官もグルです。
 特に室長がワルです。
 
 中にはまだ汚れていない署員もいるんですが、
 一人ではどうしようもない。
 こういう人は知り合いの記者に情報提供するくらいです。
 
 ここで記者も汚れていなければ取材するんですが、
 記者も汚れたデスクに記事をCUTされたり、飛ばされたり
 
 絶望ですね。
[42589] わかりやすーい若禿のオマワリでした
名前:井之上文
日時:2009/03/15 11:15
飲み屋街で駐車違反の取締りを減らしてもらおうと、交番へ ビール券を束で持っていったら。  「ゥゥゥゥン」と言って受け取ったそうです。 引き出しを開けたら、中にはもっと多くのビール券が入っていたそうです。 その後 取り締まりは皆無になったそうです。 散々嫌がらせしていた街の嫌われ者が、心の底からの笑顔でニコニコして挨拶するようになったそうです。 


でも、これらは下っ端のオマワリの取り分ですからね。 ま 多少のことは、、、、


花は飾れるけど、ビール券を窓ガラスに貼るわけにはいかないし。  

    それって、あまり綺麗じゃないしね。
[42574] ビール券
名前:宇佐美信二
日時:2009/03/15 02:08
現在はどうか知りませんが、父の話によると、警察に地元の祭りの道理許可を取りに行くのに「ビール券」を持っていくことが当たり前だったようです。また、父が若かった頃に通っていた、元暴力団構成員だった人(もちろんきちんと足を洗た方だったそうです)が経営していたバーで、刑事達が散々飲み倒した挙句、昔ヤクザだったということで、代金を踏み倒していた、ということを小さい頃から何度も聞かされました。
先週この映画を見に行こうと思っていたのですが、身内でゴタゴタ(入院)があったため、行くことができませんでした。
[42573] ビール券がおすすめです
名前:井之上文
日時:2009/03/15 01:02
警察の不祥事は公安委員会へ告発して下さい、というんだけど、公安委員会の電話番号は警察本部なんですよ。 警察に警察の不祥事を申し立てても解決するわけ無いでしょう。


交番に花を贈るんだったら、是非ビール券にしてあげてください。

交番の机の引き出しを開ければ、ビール券が束になって入っているはずです。 集めてるんでしょう、おそらく。
[42572] ただし、ですが
名前:藤重典子
日時:2009/03/15 00:35
交番のお回りさんはとても親切な方が多いようです。
ウルトラ方向音痴の私はよく道を聞いていますので、彼らが本当に公務員として立派な仕事をされていると思っています。
東京のある交番にシクラメンの植木鉢が5つきれいに並べてありました。
まさかこれ、税金じゃないだろうなと思って聞きました。
市民の贈り物、とニコニコして答えてくれました。
上層部が腐敗しているからといって警察を犬呼ばわりするのも失礼と思われます。
私も近くの交番に花を贈ることにしました。
[42556] 責任はとらないですよ
名前:井之上文
日時:2009/03/14 20:19
県警本部長というのはキャリア官僚の座る席ですから、3年ほどで次から次へ、ほとんど責任は取りませんね。 捜査褒章費を裏金プールして、餞別としてガバッともらって去ってゆくというだけの役どころですからね。 むしろ、主犯は各警察署の副署長です。    署長クラスでさえも悪事に関わることはないようです。 殿様は腹も切らないように組織をつくっているんでしょうね。 



 官僚が考えたんでしょうね、こういう組織構成を。 
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