複雑すぎる 画期的と言えば画期的 綱渡りと言えば綱渡り
東京メトロに限らず、首都圏や関西圏は、JRや民鉄各社が、
1 あまりの通勤通学需要の多さで、基本的にダイヤが過密
2 路線間の競争が熾烈なので、ダイヤが複雑
3 東武線 → 日比谷線 / 半蔵門線 などと相互乗り入れが複雑
(「湘南新宿ライン」(&埼京線)も、かなり複雑なことをやっています)
などという状態になっているので、1度トラブルがおきるとデカイですよねえ‥‥
基本的に、乗客の多さ、過当競争、複雑なネットワーク、という問題は解消されないので、いま、副都心線、有楽町線、西部池袋線、東武東上線でおきているような規模の大混乱は、今後も、首都圏のどこかで、新路線が出来たりしなくても、半年に1度くらいはおきるような気がします。首都圏でも関西でも、ちいさな運行トラブルは、毎日のように、どこかの路線でおきている筈です。
副都心線、有楽町線、西部池袋線、東武東上線は、急行等の速達列車と各駅停車があり、その4線が相互乗り入れをし、小竹向原駅が核になってシャッフル、かなり複雑な運行管理をしています。ダイヤの原表はまだ見ていませんが、ずいぶんと複雑なことをやっている筈です。小竹向原駅の構造も複雑です。その複雑さ、私の筆力では言葉だけでうまく説明できません。
副都心線は、電車の行き先もさまざまなので、方向音痴の方など、目的地に行くのにどの列車に乗ったらよいのか、「うまく乗れない。どれに乗ったら良いのかわからない」という事態がすでにおきている筈です。首都圏や関西圏の公共交通は、便利なことは便利なのですが、ネットワークが複雑なので、「乗るのが難しい」という事態が生じています。携帯電話の案内は便利ですが、万全ではありません。
コンピュータを駆使した電車の運行管理が、複雑な電車の運行管理を可能にしていますが、副都心線(・有楽町線・西武池袋線・東武東上線)は、画期的と言えば画期的、綱渡りと言えば綱渡りのような運行だと思います。
鉄道路線の新規開業は、山形新幹線のようによく、初期にトラブルが頻発して、運行システムが安定するまで期間がかかることがあります。副都心線、有楽町線、西部池袋線、東武東上線は、4線相互にかなりややこしいダイヤなので運行システムが安定するまで、ちょっと期間がかかりそうですね。試運転等、かなり熱心にされていたとは思いますし、混乱をさけるために開業日は土曜、2日目が日曜、3日を月曜にしたのでしょうが、最初の月曜は大混乱がおき、今日・火曜も混乱はつづいているといいます。
副都心線の場合、都市計画の原点に戻って、
1 西武線は有楽町線にしか乗り入れない
2 東武線は副都心線にしか乗り入れない
ことにすれば、かなり運行が単純になって、トラブルはおきにくく、乗客も列車を理解しやすいダイヤになると思いますが、それでは3社は「商売にならない」と思うでしょうし、乗客もきょうび「便利じゃない」と思うでしょう。
ただ僕は、昨今、東京の公共交通の「何線の、何ゆきの、各停?急行?快速?」と、よーく考えないとわからない日常に辟易しているので、「シンプル イズ ベスト」という気もしなくはないです。
末筆ではございますが、3社(西武、東武、メトロ)スタッフのご健闘を祈り、乗客のみなさんには混乱のお見舞いを申し上げます。
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