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[東京]04年参院選首都ルポ(7) 小川 敏夫
2004/07/09

 7月8日、午後2時少し前、立川駅北口において、民主党小川敏夫参議院候補の街頭演説会が幕を開けた。支援者100名以上の熱い声援をあびながら、次々と演台にたつ民主党議員。加藤公一衆議院議員、石毛えい子衆議院議員、阿久津幸彦衆議院議員、島田久衆議院議員……。

 炎天下のなか、「政界の鬼検事、家に帰れば10歳、6歳、4歳の優しいお父さん」と紹介され、ついに登場した小川敏夫候補は、選挙終盤ということもあるのだろう。手ごたえを実感している部分もあるのだろうか、舌鋒鋭かった。「愚直で真面目」「地味」、そういった印象で見られがちだった小川候補であるが、すっかり人間が変わったようだった。

 「……しかし、どうでしょう、皆さん、今の自民党政治は腐った沼からブクブクと泡がうかぶように様々発覚した事件を、様々追及しても次から次へと不正腐敗が現れるんです。だから私は、6年間、頑張った今の気持ちとしては、沼そのものを変えなくちゃダメなんで、泡という不正腐敗の汚職事件のような、不正腐敗の浮いてくるような泥沼の自民党ではなく、事件のしがらみのない、民主党に、岡田克也さん率いるこの清らかな水の、湖のような、摩周湖のような透明な民主党に政権を変えていただくことが、政治の腐敗を根本からなくすことだということが身にしみて分かりました」

 国民年金問題、多国籍軍への自衛隊参加問題、構造改革批判、道路公団民営化への批判が続く。今回、民主党は東京選挙区で2議席を勝ち取る構えで、大激戦の真っ最中。小川敏夫候補は、予断を許さぬ局面に立っている。「次の内閣総理大臣岡田克也民主党代表です」という紹介を受けて、大きな声援と拍手の中、応援演説にたった岡田克也民主党代表の演説にも力が入る。

 「皆さん、10年前、この国の政治は少し動き出しました。細川、羽田政権、しかし、11カ月で終わってしまいました。それ以来、10年間、とにかくひとつだけ、ひとつだけのことを皆さんに訴えてきました。政権交代のある政治を作ろう、自民党に変わって国民の立場にたった政治を作ろう、そういった政治を実現しようと『まっすぐに、ひたむきに』訴えてまいりました。ようやく、皆さん、政治が動き出したんです。昨年の総選挙では比例で2200万人の人に民主党と書いていただきました。民主党は自民党の2000万票を上回る比例における最大政党、国民の皆さんにもっとも支持される政党になりました」
 党の代表としての貫禄すら身につけた岡田代表。その新鮮味がどこまで票をのばすか。

(小池正春)

小川敏夫候補







応援演説をする岡田克也民主党代表







応援演説にきた岡田克也民主党代表