環境エネルギー政策研究所・飯田哲也所長
青森市でG8エネルギー相会合にあわせて、6日に自然エネルギーに関するシンポジウム「地球温暖化はこうすれば避けられる」が開かれた。開いたのは、「グリーンエネルギー青森」、「グリーンピース・ジャパン」、「環境エネルギー政策研究所」、「自然エネルギー市民の会」など自然エネルギーを推進している団体。会場には青森市民などおよそ100人が集まった。
7日と8日のG8エネルギー相会合では、省エネや環境対策として原子力の利用を協議する事になっているが、このシンポジウムではG8と違う価値観として自然エネルギーの利用を提示するために開かれた。シンポジウムでは、環境やエネルギーの専門家5人が国内外の事例を紹介しながら日本にとって持続可能な環境対策を提示した。
自然エネルギー市民の会・和田武代表
環境エネルギー政策研究所・所長の飯田哲也さんは、「ドイツでは、市民出資の太陽光発電所の電力を地方自治体が買い取ったことで急速に普及した。日本も地域から変えるしかない。また日本でも自然エネルギーは産業として今後急速に成長するだろう」と話した。
自然エネルギー市民の会・代表の和田武さんは、「デンマークの風力発電は8割が市民出資。ドイツでは、貧しい村で住民が出資して風力発電所を作ったことで、村の収入が増えて活性化した例もある。自然エネルギーは日本でも地域活性化のためにも有効だ」と話した。
地球温暖化を避けるために自然エネルギーを利用する。ということを掲げてしまうと、地球のために何かしてあげているというような感覚になる。だから自然エネルギーを産業としてとらえることや、地域経済活性化の戦略として利用するというように考えを転換できれば、日本でも自然エネルギーの普及が加速できるのではないだろうか。と感じた。
「地球温暖化はこうすれば避けられる」
◇ ◇ ◇