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「ナヌムの家」で慰安婦問題と向き合う(下)

土肥郁美2005/03/31
元「従軍慰安婦」たちが生活するナヌムの家のワークショップに参加して、どこか他人事だった日本軍「慰安婦」の問題に関し、私の意識が大きく変わった。本当の和解と平和はこれからだ。
韓国 戦争 NA
 元従軍「慰安婦」たちが共同生活を送る「ナヌムの家」が主催するワークショップ、“ピースロード”に参加して、どこか他人事だった日本軍「慰安婦」の問題に対して、私の意識が大きく変わったのは、プログラム3日目のことだった。

 その日は最初にソウル市内にある西大門刑務所を訪れた。西大門刑務所は、戦時中政治犯として囚われた人たちが実際に収容された場所が、今は博物館として公開されている場所である。そこには、惨い拷問の方法が蝋人形で再現されていたり、拷問で使った道具が展示されていた。

 入った瞬間に、恐ろしくて鳥肌が立って、どのように表現して良いのか分からないが、私は早くその場を離れたかった。泣きたいような、叫びたいような、そんな衝動にかられ混乱状態に陥った。再現された牢獄の壁には、ここを訪れた人が書き残したであろう日本に対する悪口が韓国語であちこちに書かれていた。本当にやりきれず、実は皆と離れて、1人で号泣してしまった。

 その時、急に1年半前に行った、原爆記念館の記憶がよみがえってきた。あの時も同じように混乱状態に陥ったのだが、しかし今回は少し状況が違う。それはここでは日本が加害者だという点だ。私の心のどこかに、このことが引っかかっていた。

 私は西大門刑務所で感じたことを韓国人の子たちと話してみたかったのに、何故だかとても怖くって、何も聞くことができなかった。在日韓国人の子にさえも。

 西大門刑務所を後にして、水曜デモに参加した。ハルモニ(おばあさん)たちが、14年もの間、雨の日も雪の日も、毎週欠かさず、日本大使館前で行っているデモだ。この日はとても寒くて、震えながら参加した。参加しながら感じたことは、率直に言って無力感。これをやって本当に意味があるのか?そんな疑問が頭をよぎった。

 そしてその夜の討論の時間。3グループに分かれ、討論を行った。テーマは、日本人「慰安婦」を巡る、国家の責任、個人の責任。

 私たちのグループでは、日本国家の責任、韓国国家の責任については、「日本政府はきちんと謝罪し賠償すべきだ」とか「韓国政府はハルモニたちのことを広く伝えるべきだ」という話が出たが、いざ個人の責任となるとこれだ!と思える答えがどうしても出てこなかった。

 いくつか意見は出たのだが、どうもしっくりこない。自分の中でこの日本軍「慰安婦」問題をどうしていけばよいのか、それを誰もが整理できず、とまどっていた。

 そのままグループ討論は終わり、全体討論に入っていった。すると、私のグループにいたある韓国人の男子学生がこんなことを戸惑いながら発言をした。

 「こんなに一生懸命に考えている皆の中で、こんなことを言うのは本当に自分が恥ずかしいのだけど……今日の水曜デモに参加して、馬鹿にした様に笑いながら通り過ぎていく通行人を見て、自分もその通行人の1人になりうるような気がして。どこか、自分はこの問題を他人事のように捉えていないか、そんな疑問が生まれてきた」

 この言葉は、私の中で何か引っかかった。

 その後討論は、日本の教科書問題から、こういった歴史の事実を知らないということは罪なのかという議論に入っていった。その中で、司会者がこんな質問をぶつけてきた。「では、知っているのに無関心というのはどうでしょうか?」

 この言葉で、私の中の何かがこみ上げてきた。恥ずかしさと、悔しさと言葉には表せぬ気持ち。それを我慢することができず、私は発言した。

 「私は、本当に恥ずかしいんですけど、自分の国家に責任を持っていない日本人の1人です。選挙権を持っているのに、まだほとんど選挙をしたこともありません。今の日本に満足しているわけではないのに……。また、ハルモニたちの問題も知っているのに、何もしていません。8年前から知って、何度かここにも来て……。でも、まだ歴史についてほとんど何も知らないし、行動もしていません。だから、これから自分にできることをもっと考えて、実現したいと思います」

 私自身の中でずっと引っかかっていたものが言葉となって形になった瞬間だった。私は日本が行った加害の歴史を、少なからず知る機会があったにもかかわらず、何もしてこなかった。無関心に通り過ぎた通行人は、私自身でもあった。だから、ずっとひっかかったのだ。そしてこの発言をしたことで、私に責任が生じた。日本人として、女性として、地球の一員として。

 日本軍「慰安婦」の問題は、日本と韓国の問題だけではない。女性への性暴力の問題でもある。また、日本政府の対応、当時の日本国の問題でもある。そして韓国政府がもっと国家間で交渉しなければならないのに、そのままにしている問題でもある。

 これら全ての問題を引き起こしたのは戦争である。戦争は人を人ではなくし、どんな残虐な行為も引き起こしてしまう。もし私が住んでいる所で、戦争が起こったならば、愛する人たちを傷つけられたら、私も惨い行為を行うのではないか。

 今も、世界では戦争が行われている。ハルモニたちのような女性がどこかで、助けを求めているかもしれない。私の存在は、世界的な規模で見たら、本当にアリの大きさにも満たない、小さな小さな存在である。しかし、そのアリの集団が国家を形成している。アリも集まれば、大きな力になれると私は信じている。

関連記事:「ナヌムの家」で慰安婦問題と向き合う(上)
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全てのプログラムを終えて最後の記念撮影。本当の和解と平和はそれぞれの場へ戻ってからの課題となる

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[7489] ご意見板利用規定3に基づき削除しました(編集部)
名前:tk
日時:2005/04/19 23:47
ご意見板利用規定3に基づき削除しました(編集部)
[7238] 「雑音」というファシズム
名前:星一成
日時:2005/04/01 00:50
こういう態度、「異論」を「雑音」と片付ける「非民主的態度」こそが、「ファシズム」だと僕は思いますけどね。
[7236] 神田康夫さんへ
名前:杉山平治
日時:2005/04/01 00:35
>他の雑音に惑わされることなく

自分の意思を貫く事はいいかもしれませんが、意と反する投稿を雑音と言っているなら、大変失礼ではないでしょうか。
[7230] 憎しみを植えつける目的
名前:真田孝高
日時:2005/03/31 22:50
>わざわざ、おどろおどろしいお化け屋敷を作る必要などありません。
そうしたことをするのは、感情に訴えるためです。
「日本人に対する偏見と反感」という感情に。

たしかにおっしゃるとおりですね。平和の為と言うより、憎しみを植えつける為という感じですね。
しかし、巷間言われているように、洗脳の為に本当にこれを無理やり子供に見させているならそれこそ「虐待」ですね。どうなんでしょうか。

>逆に質問です。何故、ことさら憎しみを駆り立てるような真似をしなければならないのですか?
>さぁ?僕はそんなことしても意味が無いと思いますし、そういった事実を知ることの必要性は別にしても、憎しみをことさらにあおる必要は無いと思いますよ。

私はちょっと違う見方をしています。
これは権力者が、権力基盤強化に利用しているのではないかと思います。

例えば中国では「天安門事件」で”自由を求める武器持たぬ人々”が戦車で蹂躙されましたが、その後、急に反日洗脳が強化されました。この原因を主席の対日観に求めた見解もありましたが、そうではなくて、本来、政権に向かうべき憎しみを日本に向けさせたかったのではないかと思います。
外に敵を作って内を固めるというやつではないでしょうか。
その成果がサッカーアジア杯での大ブーイングでしょうか。

韓国も長らく軍事独裁政権が続きましたから、その名残りではないでしょうか。憎しみが政権に向わぬように。
(権力者が戦前親日だったのでそのカモフラージュという説もありますが)
まあ、民主化された最近でも大統領が”「竹島の日」制定は日本政府のほう助の下に行われた”と事実と異なる談話を出して、それがまかり通って、支持率を上げているそうですから、独裁政権による洗脳は怖い(後を引く)というよい見本ではないでしょうか。
日本でも戦前は”○○米兵”とか変なスローガンがあったみたいですし。(戦後その呪縛は解けましたが)

以上の見方は間違っているかもしれません。
が、過去何があったか知ることは大事ですが、(それを利用して)今何が行われているか知ること(考えること)も非常に大事な事だと思います。

[7229] 加害の歴史はつらいものです。
名前:神田康夫
日時:2005/03/31 22:20
ありがとございます
「ナヌムの家」のワークショップピースロードですね。
たいへんに興味深く拝見させていただきました。
他の雑音に惑わされることなく、歴史をたんたんと検証してください。
[7225] 戦争は絶対悪か?
名前:真田孝高
日時:2005/03/31 19:29
>それぞれに歴史認識に差があるのは仕方のないこと。それぞれの歴史認識には理由も証言も中には証拠もあります。
それを無理に統一してなんのメリットがあるのか?少なくとも友好なんて築けないし・・・。分かりません。

歴史認識の統一に関しては、鈴木康之氏のコラム「芋幹木刀」の見解が妥当だろうと思います。

>今も、世界では戦争が行われている。ハルモニたちのような女性がどこかで、助けを求めているかもしれない。私の存在は、世界的な規模で見たら、本当にアリの大きさにも満たない、小さな小さな存在である。しかし、そのアリの集団が国家を形成している。アリも集まれば、大きな力になれると私は信じている。

今でも地域によっては独裁者や狂信者によって目を覆いたくなるような行為が行われていると思います。村人全員手首の無い村というニュースもありましたが。
ただ、如何にしてこれを止めさせるかというところで見解が分かれるのでしょう。
例えば、ヨーロッパで”民族浄化”などという非人道的行為が行われました。”戦争反対”では止めさせられない行為でした。決断が遅れれば犠牲者は増える一方でした。
そういう行為を止めさせる為の戦争にも反対というのもひとつの見識だとは思いますが。

現実的に言えば、我々に出来ることは自国・他国を問わず独裁者を育てない、独裁者を利さないと言う事だと思います。
[7223] 歴史認識
名前:杉山平治
日時:2005/03/31 18:15
それぞれに歴史認識に差があるのは仕方のないこと。それぞれの歴史認識には理由も証言も中には証拠もあります。
それを無理に統一してなんのメリットがあるのか?少なくとも友好なんて築けないし・・・。分かりません。

韓国・中国がこういってるから、日本が出す証拠はみな間違ってても日本もそれに統一しなければならない。

怖い思想ですね・・・。

[7219] お答えします
名前:星一成
日時:2005/03/31 17:50
>「日本に対する偏見と反感を育てる教育」ではなく、小生は、「事実を教える教育」だろうと思います。

ええと、じゃぁ、「僕はそうは思いません」(笑)
だけでは話にならないので、補足しましょう。
「歴史の事実」を教えるならば、「日本の警察等による朝鮮人虐待があった」という事実を教えればよいだけです。
わざわざ、おどろおどろしいお化け屋敷を作る必要などありません。
そうしたことをするのは、感情に訴えるためです。
「日本人に対する偏見と反感」という感情に。

>「聖地」ではなく、原爆を受けた人々にとっては地獄絵が繰り広げられた場所です。

だからこそ「聖地」なのですよ。
ありとあらゆる地獄を経験したからこそ、あの場所は「聖地」となったのです。
今もなお、静かな怒りを湛える、世界でもまれ見る「聖地」です。

>日本政府は、自分たちの保全のために、米国べったりなのだから、アメリカへの敵対心が育つようなことをするわけがない。

日本政府が米国に対する敵対心を育てないのは、日本政府が米国と仲良くしたいから。
では、韓国政府や中国政府や北朝鮮政府が、自国民や日本への敵対心を煽るのは、それら政府が日本を敵視しているということですね?
それに対する松本記者の評価はどのようなものなのか、あいにくこの文章からは読み取れません。

逆に言えば「日本政府が米国に追従することを選ばなくなれば、米国に対する敵対心を育てることもするだろう」と読めなくも無いので、「敵対心を育てる行為」そのものにはわりと好意的なのかもしれません。
僕は、そんなことは「百害あって一利」くらいだと思いますけどね。

>日本政府が育てている「偏見」と「反感」(くわえて蔑視)はありますがね。「南京大虐殺はなかった」なんていうでっちあげによる、アジア諸国に対するそれらです。

ちょっと待って下さい。
「南京大虐殺否定」を「でっち上げ」と決め付けている部分がそもそも問題ですが、それとは別に「日本政府が育てている」???

初耳です。
もしそうならば、もっと運動が広がってもおかしくないはずですが。
あと、いい加減「中国・朝鮮・韓国」を「アジア諸国」と呼ぶ欺瞞はおよしなさいな。

>小生も明確に認識したいから、上記は事実だという事例を数例だしてください。

いいですよ。ちょっと待って下さいね。
中国や韓国の出す「残虐行為の証言」レベルの証言なら、結構探せばありますから。
「中国・韓国の証言は『事実』だけど、日本軍人の証言は『事実』では無い」なんて仰らないで下さいよ?

>しかし、戦争をしかけて他国を侵略したのは日本なのですから、泥棒に入られたらその泥棒を殺しても正当防衛になるはずで、上記はおかしな論理ですね。

と思ったけど、やっぱり止めました(笑)
「そんなもの出てきても、とにかく中国人は悪くない」んですもんね(笑)

あと、全然おかしくないですよ。
「中国人の残虐行為」そのものを攻め立てることは、中国人による「日本人の残虐行為」攻撃と、質的に何ら変わりはありません。
「行為」そのものを評価するのですから、「行為の目的」とは別の話です。
それとも、先に手を出されたら、何をしてもいいのですか?

>逆に質問です。何故、ことさら憎しみを駆り立てるような真似をしなければならないのですか? 

さぁ?僕はそんなことしても意味が無いと思いますし、そういった事実を知ることの必要性は別にしても、憎しみをことさらにあおる必要は無いと思いますよ。
ですから、韓国や中国の態度に批判的なのです。

>韓国を植民地にして占領したのは日本です。憎まれるべきは韓国や朝鮮の人々ではありません。日本人です。違いますか?

違います(笑)
国家が先導して、憎しみを煽ること自体が間違っているのですよ。
それがどれだけ多くの「しなくても良い戦争」を生んできたことか。

ところで松本記者のご意見としては、
「中国政府や韓国政府が、日本に対する憎しみを自国民に植え付けるのは良い。その逆は良くない」
でよろしいのですか?

これを飲むのが「友好」であるはずがありませんねぇ。
こういう関係を普通「隷属」と言います。

>貴殿のような人が、正確な歴史認識をして謝罪するまで、同じことは繰り返されるでしょう。

脅迫ですか(笑)

どのような圧力を受けようと、僕は「事実は事実」と主張し、「嘘は嘘」と指摘するまでです。
「嘘を事実」と認め、「事実を嘘」としなければ達成できない「友好」ならば、そのようなものはまっぴらごめんですよ。
[7218] 星一成様
名前:松本きりん
日時:2005/03/31 16:43
さっそく、「討論上のルール」にのっとった反論です。

>韓国政府の思う壷ですね。韓国政府の、日本に対する偏見と反感を育てる教育が、いかに効を奏してしるかが分かります。

「日本に対する偏見と反感を育てる教育」ではなく、小生は、「事実を教える教育」だろうと思います。

>・・原爆ドームです。戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを今に伝える、まさに聖地と呼ぶにふさわしい場所です。

「聖地」ではなく、原爆を受けた人々にとっては地獄絵が繰り広げられた場所です。

>日本政府は、それを利用して、アメリカへの偏見と反感を育てるような真似をしていますか?

日本政府は、自分たちの保全のために、米国べったりなのだから、アメリカへの敵対心が育つようなことをするわけがない。日本政府が育てている「偏見」と「反感」(くわえて蔑視)はありますがね。「南京大虐殺はなかった」なんていうでっちあげによる、アジア諸国に対するそれらです。

>戦中の、中国人の日本兵に対する残虐行為に関して、中国人を攻め立てるような真似をしているでしょうか。

小生も明確に認識したいから、上記は事実だという事例を数例だしてください。しかし、戦争をしかけて他国を侵略したのは日本なのですから、泥棒に入られたらその泥棒を殺しても正当防衛になるはずで、上記はおかしな論理ですね。

>戦後の日本で傍若無人に振舞っていた韓国・朝鮮人について、ことさら憎しみを駆り立てるような真似をしていますか?

逆に質問です。何故、ことさら憎しみを駆り立てるような真似をしなければならないのですか? 韓国を植民地にして占領したのは日本です。憎まれるべきは韓国や朝鮮の人々ではありません。日本人です。違いますか?

>僕らは、一体何度謝罪と賠償を繰り返さなければならないのでしょうか? 何代後まで繰り返さなければならないのでしょうか? 

貴殿のような人が、正確な歴史認識をして謝罪するまで、同じことは繰り返されるでしょう。

[7215] 自分こそが「何か」をするという、高潔な決意
名前:星一成
日時:2005/03/31 15:38
>入った瞬間に、恐ろしくて鳥肌が立って、どのように表現して良いのか分からないが、私は早くその場を離れたかった。泣きたいような、叫びたいような、そんな衝動にかられ混乱状態に陥った。再現された牢獄の壁には、ここを訪れた人が書き残したであろう日本に対する悪口が韓国語であちこちに書かれていた。本当にやりきれず、実は皆と離れて、1人で号泣してしまった。

そりゃまぁ、韓国政府の思う壺ですね。
韓国政府の、日本に対する偏見と反感を育てる教育が、いかに効を奏しているかがわかります。
一応言ってお来ますが、僕は別に、昔の日本人が、朝鮮人に一切ひどいことをしなかったとか言っているわけではありませんよ?

ただ考えていただきたいのは、例えば日本人の原爆ドームです。戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを今に伝える、まさに聖地と呼ぶにふさわしい場所です。

日本政府は、それを利用して、アメリカへの偏見と反感を育てるような真似をしていますか?

戦中の、中国人の日本兵に対する残虐行為に関して、中国人を攻め立てるような真似をしているでしょうか。

戦後の日本で傍若無人に振舞っていた韓国・朝鮮人について、ことさら憎しみを駆り立てるような真似をしていますか?

また、それをしないのは何故でしょうか。

一方で、中国や朝鮮、韓国政府がそれをするのは何故ですか?

そして、どちらの態度が「正しい」「あるべき」姿だと、土肥記者はお考えになられますか?

>私たちのグループでは、日本国家の責任、韓国国家の責任については、「日本政府はきちんと謝罪し賠償すべきだ」とか「韓国政府はハルモニたちのことを広く伝えるべきだ」という話が出たが、いざ個人の責任となるとこれだ!と思える答えがどうしても出てこなかった。

政府に対して謝罪と賠償を「気軽に」求めてる方々の実情が、この一文に表れていると思います。
「日本政府が謝罪と賠償をすること」を、「我々個々の日本人の責任」と切り離して考えてらっしゃる。
そして、「我々個々の日本人」の責任に関してはろくな結論が出せないのに、「政府の責任」となれば、「謝罪と賠償」が即座に出てくる。
「我々の政府」の「責任」を、「自分達のもの」として考えていない事が如実に表現されています。
それでも民主主義社会の一員なのですか?
日本政府の責任とは(日本政府が国民に対して負っている責任とは別の意味で)、少なくとも外に向かっている限り、全て我々一人一人が問われているのと何ら変わらないのですよ?
国民全員が、しかも「現在の国民全員」が、過去の世代に代わり、「謝罪と賠償」をするという意味になるのです。
では僕らは、一体何度謝罪と賠償を繰り返さなければならないのでしょうか?
何時まで、何代後まで繰り返さなければならないのでしょうか?

そもそも従軍慰安婦問題が「謝罪と賠償」しなければならないものなのか、極めて怪しいことは既に以前述べましたし、特に韓国の方に限っては、日本国として賠償も補償もする必要は「絶対にありません」
民間でやるのは自由ですし、それでしたら僕も参加させていただきます。(村山元総理の主催していた?ものは、どうやらそろそろ無くなるようですが)

>今も、世界では戦争が行われている。ハルモニたちのような女性がどこかで、助けを求めているかもしれない。私の存在は、世界的な規模で見たら、本当にアリの大きさにも満たない、小さな小さな存在である。しかし、そのアリの集団が国家を形成している。アリも集まれば、大きな力になれると私は信じている。

これに関してはその通りだと思いますし、高潔な決意が感じられます。
僕も反省しなければならない部分は沢山ありますし、見習いたいと思います。

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