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先ごろ話題となった次世代ファーム研究所の堀洋八郎代表が「購入」した薬学博士号の危険性は前稿「薬学博士と謎の研究所」で指摘した。 それを「販売」したパシフィック・ウエスタン大学(PWU)は「福永法源の博士号」にて報告した法の華三法行の福永法源元代表や、他にも有名な学者や映画評論家などにも「販売」している。 1998年7月5日号『サンデー毎日』「通用しないアメリカ製学位が売られている」にて早稲田大学吉村作治教授は「あれは言ってみればシャレで取ったんです。週刊文春に広告が載ってたから興味本位で取った」と応答をしている。他方、「有名な映画評論家には取材を断られた」ともある。 参考:http://khon.at.infoseek.co.jp/daigaku/pwu.html 私は同校のハワイ・ホノルル校を尋ねてみたが、そこはカラオケ店の2階にあり(中写真)、隣にはネイルサロン(下写真)という雑居ビルの一室であった。 又、PWUのサイトには「教授・スタッフ」として2人の日本人の名が挙げられている。 1)KENICHI KOZO, Ph.D. Tokyo, Japan Political Science, Economics, Human Services つまり人文系である。ところが神津健一氏は、その著書で「理学博士・医学博士」という肩書きを記している。同時にJUF環境医療部会顧問とも挙げているが、初代理事長が暴力団員だった日本国連環境計画(Japan−UNEP Foundation)は東京都からその違法性を問われており、肩書きそのものの信用性が問われる。 参考:http://khon.at.infoseek.co.jp/chosha/k041.html 2)NOBUO TAKECHI, Ph.D. Tokushima, JAPAN International Business and Languages, Business Administration 日本校のHPでは、連絡先は電話・ファックス番号、メールアドレスが記載されているだけで、番号088−644から推察すれば、徳島県徳島市と思われる(因みに上記『サンデー毎日』の記事では、日本校の場所は東京都目黒区とある)。 なお同校は、American Pacwest International Universityと少々形を変え、アルゼンチン、香港、メキシコ、台湾、そして東京都(渋谷区千駄ヶ谷5−21−6)にも事務所をおいている。 以上に見るごとく、Degree Mill(学位商法)はアミーバのごとく形を変え、実に分かりにくい隠れ蓑を作っている。いずれにしても詐欺行為に関連する「怪しい商法」であり、しばしば「環境」を前面に出した「健康食品」の販売の権威付けに使われる。従い、有名人、知名人、社会的公人の場合、「シャレで取り(購入し)」、一種の広告塔となるということであれば、後で謝れば済むという性質のものではない。 ※筆者注:本稿は公平中立を期する為、公表されているURLに基づいています。リンクの扱いについては、CRICの見解を参考にしています。内容には十分配慮していますが、事実誤認などあればご指摘ください。 ◇ ◇ ◇
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