|
「(怪しい)アメリカの大学博士号」を権威付けのために「購入し」、宣伝に利用した例としては去る4月26日、医師法違反で警視庁に逮捕された足立和子容疑者の例がある。 同容疑者が社長をつとめる日本花ヴェール健康学センター株式会社のHP(現在は消去されている)によれば、同容疑者はDiploma Mill/Degree Millと見なされる米国のホノルル大学(ハワイ)の博士号(健康科学博士)を1994年に取得したと表記されている。 これは「福永法源の博士号」にて報告したとおり、福永法眼が博士号を取得したのと同じ大学であるが、15版を重ねる『Bears Guide』(右写真上)では、このホノルル大学の信頼性を否定している。 ホノルル大学には「日本事務局」があり、そのHPにある「リンク」には、サテライト校として以下の3つが挙げられている。 1)グローバルヒーリングカレッジ その女性学長もホノルル大学より「人間科学博士授与」されているとのこと。 2)ホリスティック健康科学研究所 ここでは「ホノルル大学日本サテライト校」としてホノルル大学の説明をしており、「世界のオープン・ユニバーシティの国際組織であるUWWIC(UNIVERSITY WITHOUT WALLS INTERNATIONAL COUNCIL)にも加盟」とあるが、Dr. BearはこのUWWICそのものを「怪しい」と評価している。 3)ホノルル大学札幌 これらサテライト校のHPを見ると、それぞれ「ヒーリング」や「応用心理学」などをテーマにした団体と関係があることがわかる。それらは「癒し」「健康」「心のケア」といずれも人間の生活にかかわる重要課題の活動のようだが、社会的に大きく疑問視される「米国大学学位」をその権威付けに使っている。 ※筆者注:本稿は公平中立を期する為、公表されているURLに基づいています。リンクの扱いについては、CRICの見解を参考にしています。内容には十分配慮していますが、事実誤認などあればご指摘ください。 ◇ ◇ ◇
|