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「米国大学(院)学位商法」の危険性(4)健康関連ビジネスに広がる

メアリー加藤2005/08/27
社会的に大きく疑問視される「米国大学学位」を「癒し」「健康」「心のケア」といずれも人間の生活にかかわる重要課題の活動の権威付けに使っている例がある。
米国 教育 NA
 「(怪しい)アメリカの大学博士号」を権威付けのために「購入し」、宣伝に利用した例としては去る4月26日、医師法違反で警視庁に逮捕された足立和子容疑者の例がある。

 同容疑者が社長をつとめる日本花ヴェール健康学センター株式会社のHP(現在は消去されている)によれば、同容疑者はDiploma Mill/Degree Millと見なされる米国のホノルル大学(ハワイ)の博士号(健康科学博士)を1994年に取得したと表記されている。

 これは「福永法源の博士号」にて報告したとおり、福永法眼が博士号を取得したのと同じ大学であるが、15版を重ねる『Bears Guide』(右写真上)では、このホノルル大学の信頼性を否定している。

 ホノルル大学には「日本事務局」があり、そのHPにある「リンク」には、サテライト校として以下の3つが挙げられている。

1)グローバルヒーリングカレッジ
 その女性学長もホノルル大学より「人間科学博士授与」されているとのこと。

2)ホリスティック健康科学研究所
 ここでは「ホノルル大学日本サテライト校」としてホノルル大学の説明をしており、「世界のオープン・ユニバーシティの国際組織であるUWWIC(UNIVERSITY WITHOUT WALLS INTERNATIONAL COUNCIL)にも加盟」とあるが、Dr. BearはこのUWWICそのものを「怪しい」と評価している。

3)ホノルル大学札幌

 これらサテライト校のHPを見ると、それぞれ「ヒーリング」や「応用心理学」などをテーマにした団体と関係があることがわかる。それらは「癒し」「健康」「心のケア」といずれも人間の生活にかかわる重要課題の活動のようだが、社会的に大きく疑問視される「米国大学学位」をその権威付けに使っている。

※筆者注:本稿は公平中立を期する為、公表されているURLに基づいています。リンクの扱いについては、CRICの見解を参考にしています。内容には十分配慮していますが、事実誤認などあればご指摘ください。
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「米国大学(院)学位商法」の危険性(4)健康関連ビジネスに広がる
Dr.Bearのガイド本(15版)
「米国大学(院)学位商法」の危険性(4)健康関連ビジネスに広がる
ホノルル大学日本事務局は、東京都文京区にある。町中の小さなマンションの一室で、正面半地下が該当の住所。
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