|
改めて「そもそも学位商法とは?」を考えると、「学位商法にだまされないために」というHPが簡潔な説明を行っている。そこでは、文部科学省という「お上の盾」に守られてきた日本と異なり、「自由の国アメリカ」では何でもあり。すべてが悪徳というわけではないゆえ、「自己責任」において判断せねばならないと正当な注意を喚起している。 同様に『Bears’Guide』を駆使して、50に及ぶ実名を挙げて非常に具体的に解説している「健康本の世界」というサイトがある。ここは丹念にHPの更新を行っているが、前出のサイトともども、その主宰を明らかにしていない。 他方、静岡国立大学の小島茂教授は「学歴ネット」というサイトを公開して「学位商法」を果敢に追及している。同教授はNHKの「クローズアップ現代」(5月10日)「博士号売ります〜追跡 学位製造工場」にても解説をした由。その見識と、正義感、そして勇気は特に賞賛されるべきであろう。 小島教授は『中央公論』6月号(右写真上)にて「学歴汚染詐欺は被害者激増」として、海外の非認定大学が密かに日本に上陸し、学位詐欺を繰り返している現実をレポートしている。文中に終始出てくるA大学とは、クレイトン大学と推察されるが、小島教授はこのクレイトン大学と激しいやりとりをしている。 同校は米国に本校をおくとあるが、住所は定かではなく『Bears’Guide』によると「ミズーリ州の本校は1980年代前半に閉鎖された」とある。そして日本校は東京都中央区築地にあるマンションの一室だが、右写真(中、下)のごとく、いかなることかShabby(みすぼらしい、お粗末な)の一言に尽きる。 なお、(創設時)顧問団の1人に、ノーベル賞を2度受けたLinus Pauling博士(故人)が挙がっている。現在ハワイ在住の長男、及びオレゴン州立大学にあるポーリング研究所に問い合わせたが、いずれもその事実(クレイトン大学との提携)を「確定できない」との回答が寄せられた。 ※筆者注:本稿は公平中立を期する為、公表されているURLに基づいています。リンクの扱いについては、CRICの見解を参考にしています。内容には十分配慮していますが、事実誤認などあればご指摘ください。 ◇ ◇ ◇
|