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凍った海を散歩するフィンランドの人々と ハロネン大統領再選

椿伊津子2006/02/12
フィンランドで「ムーミンママ」と呼ばれるハロネン大統領が再選されました。選挙の投票率は高く、70%台です。今、かの地は零下20度にもなり、人々は凍った海の上を散歩するそうです。
フィンランド 選挙 NA_テーマ2
 フィンランドのヘルシンキに住む私の教え子であり、若い友人であるhisakoさんからメールが届きました。彼女のことは、既に拙稿で書かせてもらっていますので、ご記憶の方もあるのではないでしょうか? (「ムーミンママ」 フィンランドのタルヤ・ハロネン大統領をご参照ください)

 さて、以下のメール交換は2月5日前後のものです。

 tsubaki
 hisakoさん
 「フィンランド大統領選、現職のハロネン氏が再選」

 おめでとうございます!!!

 hisakoさまご家族もどんなにかお慶びでしょう!


 hisako
 私は選挙権がないので、投票にも行きませんでしたが、フィンランドの投票率の高いのも、本当に驚きでございます。どこかの国に、お見せしたいくらいでございます。

 このところ、フィンランドも寒い日が続いていて、今日も朝はマイナス20度でございました。私は、どうも氷が割れるのでは?と心配で、まだ体験しておりませんが、近所の海岸からは、皆さん凍った海の上を散歩なさるのですよ!

 きっと、今日もいいお天気なので、大勢の方が海の上でたのしくお散歩されているのではないでしょうか?(お写真、撮ってまいりましょうか?)



 tsubaki
 はーい。hisakoさん。是非、お写真をお送りくださいませ。


 hisako
 本日の朝の気温は、マイナス20℃でございました。

 そのせいか、デジカメの電池の残量がすぐに減ってしまい、1枚しか写真が撮れませんでしたが、お送りさせて頂きます。

 海は広いので、ズームで歩いている人を撮りたかったのですが、ズームをかけるとすぐに電池の残量がゼロと表示され、撮ることが出来ませんでした。やはり、マイナス20度の威力はすさまじいようでございます。カメラも正常に動かないのですね。

 冬至も過ぎて、2カ月近くなりますので、ようやく太陽の昇っている時間が、少し長くなってまいりました。春が待ち遠しい、この頃でございます。日本は冬でも太陽がサンサンと照っていて、本当にめぐまれた国だと、ここに住んでいますとつくづく感じます。

 今、夕方5時半でございますが、丁度、以前写真をお送りさせて頂きました、夏の夜10時くらいの明るさでございます。

 本当に夏はすばらしいのですが、冬はこの国はいけませんね。夏はフィンランド、冬は日本、という生活にあこがれております。


 tsubaki
 hisakoさん 写真有難うございました。

 たいへんな気候なのですね。ご同情申し上げます。日本が過ごしやすい気候であるのは確かでしょうね。

 ハロネン大統領の続編として選挙が意外に苦戦だったこと、なにか情報がございませんか?EUとの関係が問題になったのでしょうか?

 投票は何パーセントだったのでしょう?

 結婚されていても御地の国籍がないとは、厳しいお国柄と思います。


 hisako
 大統領選挙の投票率は、下の表のようになっております。最初のKoko maaというのが、国全体の投票率で、(1)と(2)がそれぞれ、1回目と2回目の投票率でございます。日本の投票率とは比べ物にならないくらい高いので、国民の政治への関心がやはり高いのですね。(編集部注・投票率について地名の文字を表示できないものが一部あるため、それらを省略しました)

 (1)  (2)
77,2 73,9 Koko maa
79,8 76,3 Helsinki
80,7 77,1 Uusimaa
78,6 75,3 Varsinais-Suomi
77,7 74,1 Satakunta
78,4 74,6 Pirkanmaa
76,1 72,5 Kymi
72,5 69,7 Pohj.-Savo
72,0 68,9 Pohj.-Karjala
76,8 74,8 Vaasa
75,9 72,6 Keski-Suomi
74,0 71,0 Oulu
74,8 72,0 Lappi
61,9 57,7 Ahvenanmaan maak.

 ハロネン大統領の人気はあいかわらずでございますが、今回は第1回目の選挙で、50%以上を獲得できなかった為、2回戦に食い込みました。

 2回目はニーニスト候補との一騎打ちでございましたので、バンハネン候補の票もニーニストに流れたための苦戦だったと聞いております。(※)


 tsubaki
 貴重なニュースを有難うございました。

 「わが国の衆議院選挙における投票率の推移」(明るい選挙推進協会HP)によりますと、

投票率
67.51  第44回  平成17.09.11
50.86  第43回  平成15.11.09
62.49  第42回  平成12.06.25
59.65  第41回  平成08.10.20
67.26  第40回  平成05.07.18
73.31  第39回  平成02.02.18

 第39回までは、日本も70パーセント台だったのですが、中選挙区から小選挙区になったことで、事情が大きく変わったようです。

 「フィンランドは、33万8145平方キロ。(日本の約9割)国土の1/4は北極圏内にある。人口は5,206,295人。人口密度は平方キロあたり17人」
(フィンランド政府観光局の日本語公式ホームページより)

 それに引き換え、わが日本は「人口密度、平方キロあたり334人」ということになっています。(※)

 では、この冬を風邪をひかれませんよう、皆さまのご健康をお祈りしています。
◇ ◇ ◇
筆者の依頼により、※の箇所を修正しました(編集部 2月14日)
凍った海を散歩するフィンランドの人々と ハロネン大統領再選
 マイナス20度の凍った海(フィンランド・ヘルシンキの友人hisakoさん撮影)

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[15528] 高投票率と選挙制度のこと
名前:椿伊津子
日時:2006/02/13 16:55
佐藤順子さん

お風邪はいかがですか。

>20代の投票率が30%台で寂しいです。また、昭和44年から、男性の投票率が女性の投票率を下回っているなんて…。

そうなんですよね。こうしてデータを見るとあらためて国民の政治への無関心に気付かされ反省しきりです。といって私もよく棄権してましたし人のことは言えません(笑)。

ただ、中選挙区のころはまだ希望があったような気がします。というのは一選挙区から一人しか選出できないというシステムは、なんといっても無理があります。

形勢不利と見るやもうダメだということで投票することを諦めてしまうのではないでしょうか?やはり以前の中選挙区に戻すべきだと私は思います。

国民の意欲が増し投票率が高くなるような、そうした選挙制度であって欲しいと願ってやみません。

カメラのことについて。
>昨年、北海道下川町で、―22.2度のなかデジカメで写真を撮ったのですが、厳寒の中、カメラへの影響はありませんでした。5年前に買った安いデジカメです。電池切れの原因は他にあるのではないでしょうか。

どうなのでしょうね?hisakoさんもこの板はご覧になっているでしょうから一つの示唆になるかもしれませんね。
でも北海道もフィンランドに負けないくらい(?)寒いようで、大変ですねえ。

お大事になさってください。
[15527] 高投票率が羨ましい
名前:佐藤順子
日時:2006/02/13 15:56
「わが国の衆議院選挙における投票率の推移」を見てきました。20代の投票率が30%台で寂しいです。また、昭和44年から、男性の投票率が女性の投票率を下回っているなんて知りませんでした。
投票率の低下は、選挙制度が分かりづらい、政治に期待ができないなどたくさんの理由があるのでしょう。
フィンランドの国民の政治への関心の高さがとても羨ましいです。
hisakoさんの写真、とてもきれいです。空気が澄み切っているのでしょうね。
>マイナス20℃のせいか、デジカメの電池の残量がすぐに減ってしまい、1枚しか写真が撮れませんでした
とありましたが、昨年、北海道下川町で、―22.2度のなかデジカメで写真を撮ったのですが、厳寒の中、カメラへの影響はありませんでした。5年前に買った安いデジカメです。電池切れの原因は他にあるのではないでしょうか。
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