【ワシントンIPS=ジム・ローブ、5月5日】
弱まりつつあるイラク駐留への支持を復活させ、イラン軍事攻撃への準備を始めるかのように、米国のタカ派がロシア・中国に対して攻勢を強めている。(関連記事)
両国はかつて「テロとの闘い」の同盟国だと考えられていた。しかしいまや、国連安保理においてイランに制裁を加える決議を採択しようとしている米国にとっては障害となっている。
この数年間、米国の態度を硬化させるような一連の出来事があった。まず、露中両国は、中央アジア、とりわけウズベキスタンから米軍を追い出そうとした。また、米国が「ならず者国家」と考えるスーダンやベラルーシと関係を深め、イラン・北朝鮮核問題についても米国の望むような行動はとっていない。
そのため、米国はアジアにおいて日本やインドとの連携を深め、中国に対抗するようになってきている。
また、ロシアに関しては、先日リトアニアのビリニュスで開かれたNATO・EU会議において、チェイニー副大統領が、ロシアはエネルギー供給の問題を隣国に対する「脅しや恐喝」の手段として用いようとしている、とこれまでにない調子で非難した。
しかし、米国のエリートがこのような立場をとることで露中の強硬派が勢いを増すことになるだろう。
米国のネオコンの論客、ロバート・ケーガン氏は、4月30日付の『ワシントン・ポスト』のコラムで、米国はいまや、たんなる資源をめぐる争いではなく、露中とのイデオロギー闘争に入っていると論じている。ケーガン氏によれば、露中は、ベラルーシ・ウズベキスタン・ミャンマー・ジンバブエ・スーダン・ベネズエラ・イラン・アンゴラなどから成る「独裁者の非公式連盟」の守護者となりつつあるという。
ロシア・中国に対抗心を燃やす米国の強硬派について伝える。(原文へ)
翻訳/サマリー=山口響/IPS Japan浅霧勝浩
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(IPSJapan)
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ワシントンIPSのジム・ローブより、ロシア・中国に対抗心を燃やす米国の強硬派について報告したIPS記事。(IPS Japan浅霧勝浩)
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