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【ヘルシンキIPS=リナス・アタラー、11月7日】 フィンランドのアーティストたちは、暗殺されたロシア人ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤ氏を追悼する鎮魂歌を発表した。『In the beginning of the era: A song for Politkovskaya(アンナ・ポリトコフスカヤに捧げる歌〜新しい時代の始まりに〜)』と題された歌は先週フィンランドで約1,000枚を発売した。さらに動画ポータルサイト YouTube でも公開されている。 (ポリトコフスカヤ氏の死後、世界各地で行われた追悼集会や抗議デモに感銘を受けた)舞台演出家のSusanna Kuparinen氏は今回の活動の発起人であり、著名なアーティストを参加させ、作曲・レコーディング・演出などは全て無報酬で行なった。さらに今回の収益金も全て、チェチェンの人権問題に取り組むフィンランドのNGO団体Zhima Dittに寄付される予定である。 ポリトコフスカヤ氏は10月7日、自宅アパートのエレベータ内で何者かによって暗殺された。同氏はチェチェンでの軍事侵攻により虐げられた人々について報道し、プーチン政権に対して批判的な姿勢をとっていた。(チェチェン独立派寄りの立場を取っていた)同氏の殺害に関しては、何かしらの政治的圧力が働いていたとの見方もある。 Kuparinen氏は「フィンランド人はポリトコフスカヤ氏のジャーナリストとしての活動を高く評価していただけに、彼女の死に非常にショックを受けている」とIPSの取材に応じて語った。 ポリトコフスカヤ氏への鎮魂歌は、プーチン大統領のEUサミット参加のためのフィンランド訪問と時を同じくする形で発売された。Kuparinen氏は「大統領がヨーロッパ各国の指導者との会談を行う時を狙って、フィンランド国内全てのラジオ局でこの歌を流す予定だ」と述べた。 生命の危険に晒されながらもチェチェン情報を発信し、ロシア国内の人権問題を問い続けたロシア人女性ジャーナリストの死を悼む歌が発売されたことについて報告する。(原文へ) 翻訳/サマリー=松本宏美(Diplomatt)/IPS Japan浅霧勝浩 IPS関連ヘッドラインサマリー: チェチェン:ベスラン学校人質事件の犠牲者、犯人に死刑を要求 ロシアの死刑廃止を求め欧州から圧力 国際女性デー:パレスチナ、二重基準が破壊的になる場所 フィリピン:ジャーナリストに付き纏う「殺される」リスク ◇ ◇ ◇
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