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南北問題:CIBS4カ国が世界の『パワーバランス』を変える

IPSJapan2007/09/22
主要新興経済国の中国・インド・ブラジル・南アフリカ共和国(CIBS)の4カ国が世界経済成長の『南のエンジン』になると大きな期待が寄せられている。すでに世界の政治経済バランスに変化が生じ始めた、と指摘する学者もいる。
フィンランド 流通 IPS
【ヘルシンキIPS=リナス・アタラー、9月13日】

 国際経済の専門家は、主要新興経済国の中国・インド・ブラジル・南アフリカ共和国(CIBS)の4カ国が、今や世界経済成長の『南のエンジン』になると大いに期待を寄せている。

 彼らは「4カ国の経済影響力は、途上国が経済発展を遂げるためのポリシー・スペース(ある国家が(例えば関税率など)自国の政策を自国で決定できる裁量の幅のこと:IPSJ)を提供することで、従来の国際的な統治構造に変化をもたらすだろう」と語った。

 今週末にかけてヘルシンキで2日間の日程で開催された国連大学世界開発経済研究所(UNU-WIDER)主催の高官級協議では、主要振興経済国である中国、インド、ブラジル、南ア共和国がグローバル社会に与え得る影響について議論された。

 CIBSの4カ国は人口では世界の4割、途上国の6割を占めている。さらにGDPでは世界の約10%、途上国の40%以上を占めている。

 インド国立ジャワハルラール・ネルー大学の経済学教授、ディーパック・ネイヤー氏は「世界の経済と政治のバランスに変化が生じ始めていることを示している」と説明した。

 しかし、これら4カ国の勢いは良いことばかりをもたらしているわけでもない。特に中国が途上国に及ぼす影響は、現地で大きな問題も引き起こしている。ジンバブエやナミビアでは、中国人経営者からの不当な扱いに対する抗議や労働者への賃金未払いなどが生じているという。

 経済発展が著しいCIBS(中国・インド・ブラジル・南ア共和国)の途上国への影響力について報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=松本宏美(Diplomatt)/IPS Japan浅霧勝浩

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南北問題:CIBS4カ国が世界の『パワーバランス』を変える
ヘルシンキIPSのリナス・アタラーより、経済発展が著しいCIBS(中国・インド・ブラジル・南ア共和国)の途上国への影響力について報告したIPS記事。(IPS Japan浅霧勝浩)
南北問題:CIBS4カ国が世界の『パワーバランス』を変える
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