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世界

IPSコラム:バイオ燃料は温暖化対策の妙薬ではない

IPSJapan2007/11/06
バイオ燃料はエネルギーの組み合わせを多様化する広範な戦略と考えるべきだ。バイオ燃料の生産は途上国の食料生産を犠牲にしたり、途上国貧困層の食べ物が先進国の家畜や自動車と張り合わないようにしなくてはならない。
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【IPSコラム=ビンセント・パウロ・ユー3世、2007年10月】

 自動車の燃料消費におけるバイオ燃料の割合が増えてきている。しかしこれは、化石燃料依存からの脱却への「妙薬」ではないとビンセント・パウロ・ユー3世(Vicente Paolo Yu III)は語る。ユー氏は、「サウス・センター」の「開発のためのグローバル統治プログラム」の責任者。

 ユー氏は、この記事において、バイオ燃料はエネルギーの組み合わせを多様化する広範な戦略の一部として見られるべきであると主張する。多様な組み合わせによって、経済的・社会的障害を最小にしながら、より持続可能なエネルギー源に移行することが可能とする。バイオ燃料生産がとりわけ途上国の食料生産を直接犠牲にしないようにしなくてはならないし、途上国貧困層の食べ物が先進国の家畜や自動車と張り合わないようにしなくてはならない。

 気候にやさしいその他のエネルギー源(バイオガス・太陽光・風力・潮力・水力・地熱・水素など)を発電や運輸、日常の消費に使い、化石燃料の将来的な代替エネルギーとしてこれらの使用を拡大するために、さらなる研究開発や投資が必要だ。(原文へ

翻訳=山口響/IPS Japan浅霧勝浩
IPSコラム:バイオ燃料は温暖化対策の妙薬ではない
今回のIPSコラムニストはビンセント・パウロ・ユー3世。ユー氏は、「サウス・センター」の「開発のためのグローバル統治プログラム」の責任者。(IPS Japan浅霧勝浩)
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