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【リオデジャネイロIPS=マリオ・オサバ( Tierramerica )、11月10日】 石油価格の高騰と気候変動の脅威といった問題を受けて、近年バイオ燃料の開発が注目を集めている。植物油をベースとするバイオディーゼルやバイオケロシンを発明した化学技術者、Expedito Parente氏は「ある程度の基準さえクリアすれば、これらの燃料は他の代替燃料よりも早くかつ有効に利用できる」と語る。 さらに同氏は「特にケロシンは、あと2年もすれば、石油に代わる航空機燃料として認められ、同業界では徐々に利用が広がるだろう」と予測している。Parente氏は1980年に2つのバイオ燃料を考案し、特許も取得。その後、実際にそれらが利用されることはなく、現在は特許も無効となっている。 しかし昨年、米国『ボーイング社』と(Parente氏が創設した)ブラジルのバイオ燃料企業『テクビオ社』が、長年研究開発が途絶えていたバイオケロシン航空燃料の開発を再開する覚書に署名した。Parente氏のバイオ燃料開発に向けた意欲も再燃し、2008年にはババス(ヤシ科の樹木)から石油を精製する工場施設や、バイオケロシン研究所の設立を予定しているという。 気候変動の問題に取り組むブラジルのNGO、『Vitae Civilis』のD.ロドリゲス氏は「航空機業界は、環境問題と石油不足といった深刻な問題に直面している。バイオ燃料は業界の『救世主』となる可能性を秘めているが、開発に必要な多額の投資や、長距離輸送に適しているかなど、様々な問題も抱えている」と語った。 航空機燃料としての利用に期待が高まる『バイオ燃料』について報告する。(原文へ) 翻訳/サマリー=松本宏美(Diplomatt)/フィジー浅霧勝浩 IPS関連ヘッドラインサマリー: インド・ブラジル・南アフリカ、航空宇宙産業進出で共同 アフリカ・バイオ燃料:『可能性と課題』 Tierramerica: Amazon Fruit Gatherers Face Biofuel Dilemma : Tierramerica: Biodiesel Comes in All Flavours : Tierramerica: Biofuel Boom Sparks Environmental Fears : Embraer (エンブラエル社): |
マリオ・オサバ記者。
撮影:IPS Japan浅霧勝浩
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