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【トロントIPS=スティーブン・リーヒ、1月18日】 観光業者が気候変動を販促ツールに利用し始めた。海水位が上昇して水没する前にツバルを訪れよう、氷があって白クマがいるうちに北極を見ておこう、など気候変動を理由にして観光を売り込んでいる。 ワシントンDCの国際エコツーリズム協会のエザキ広報官は、「そのような業者がいる一方で、エコツーリズムを推進する業者は観光だけではなく気候変動のために失われてしまう自然を保護するための活動を行っている」という。 「気候変動は世界文化遺産、自然遺産を含む、人間と自然の生態系すべてに影響している」と2006年にユネスコは報告した。タイの遺跡、ベリーズのサンゴ礁、サハラ砂漠の13世紀のモスクなどが消失する可能性があり、世界のたくさんの景勝地や史跡が危機にひんしている。そして人々には希少なものを見たいという願望がある。 人々の観光熱は増していてより遠くへ行きたがる。世界旅行観光評議会(WTTC)によると、観光業は過去10年年率4.3%の成長を遂げ、今後も成長が続くと見込まれている。観光業は2007年に7兆ドルの経済活動を創出し、これは世界のGDPの10.7%に相当する。 観光業は富と職をもたらすとともに、環境にも大きく影響する。そのために環境問題に取り組むエコツーリズムの成長が期待される。エコツーリズムでは自然への影響を最小限にし、グリーン行動規範を守るが、罰則があるわけではない。 観光業はエコツーリズムの重要性を示していく必要がある。直行便の利用、長期滞在型の旅行、列車、バス、徒歩の利用が環境への影響を削減する。「事業の継続には本来の環境の維持が不可欠だ」と南極・北極のツアーを行うクォーク・エクスペディションズのキャンベル氏はいう。観光客も10人に6人が地球温暖化のために行動を起こしたいと言っている。環境に配慮したエコツーリズムについて報告する。(原文へ) 翻訳/サマリー=加藤律子(Diplomatt)/(IPS Japan 浅霧勝浩) IPS関連ヘッドラインサマリー: 社会的良心をもった旅行が人気 インド:トラ退治からトラ保護へ アルバニア:現地のニーズからほど遠い市民社会団体 |
トロントIPSのスティーブン・リーヒより、環境に配慮したエコツーリズムについて報告したIPS記事。( IPS Japan 浅霧勝浩)
資料:Envolverde
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