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【ニューヨークIPS=ハイダー・リズヴィ、3月31日】 世界最大の自動車メーカーであるトヨタが、カリフォルニア州などで燃費基準を引き上げる法制化に反対しているとして、米国の環境団体と企業監視機関から非難されている。「トヨタは今年の不名誉殿堂企業の穴馬だ」と、ボストンを本拠とする消費者権利擁護NGO「国際企業責任(CAI)」のKelle Louaillier代表はいう。 不名誉殿堂とはCAIが毎年行っているキャンペーンで、米国の環境法や労働基準を守らない不名誉な企業をネット上での消費者の投票により決定する。 トヨタは、燃費の悪い大型車の販売停止を求める連邦エネルギー法案の廃案を目指し、ロビイストを利用した画策に乗り出した昨年夏から、環境団体の非難を受け始めた。地球温暖化や排気ガスの危険性に配慮する環境に良心的な企業というイメージを作り上げようと努力しているトヨタだが、環境活動家はイメージと実際の行動は著しく異なるとみている。 トヨタが会員となっている米国自動車工業会と国際自動車工業会は、カリフォルニア州の新法を停止させようと訴訟を起こしている。環境に配慮してトヨタを愛用してきた顧客は驚き、裏切られたと感じている。ライバルの日産などは新しい基準を支持している。 米国で販売される燃費の良いハイブリッド車の78%はトヨタの車だが、トヨタはピックアップトラックなどの高燃費車の販売も多い。 不名誉殿堂にはトヨタの他に、米穀物メジャーのADM、住宅ローンのCountywide、玩具メーカーのマテル、食品のネスレ、民間警備会社のブラックウォーター、スーパーマーケットチェーンのウォルマート、ファーストフードのウェンディーズが候補となっている。 投票は7月4日に締め切られる。昨年は石油会社のエクソンモービル、石油関連企業のハリバートン、ウォルマートが殿堂入りした。CAIが今年の本命とするADMは、インドネシアでの泥炭地開発により温暖化ガスを増やしたとされている。 企業監視NGOによる不名誉殿堂の投票について報告する。(原文へ) 翻訳/サマリー=加藤律子(Diplomatt)/ IPS Japan 武原真一 IPS関連ヘッドラインサマリー: 欧州自動車メーカー、CO2排出目標達成できぬ恐れ 自動車/薬品を巡り米韓自由貿易交渉が難航 インド:環境を悪化させる「世界で最も安い」車 |