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【ベルリンIPS/Tierramerica=マリセル・ドレイザー、6月13日】 ドイツで空気中の有害物質を分解する塗料が開発され、建物の内装にすでに使用され始めた。外装にも使用できる。 塗料は、一酸化炭素、ホルムアルデヒド、ジクロロエチレン、ベンゼン、窒素酸化物などの化合物を分解することができ、かつ汚染物質を生成することがない。 Tierramericaの取材に応えたドイツのエルランゲン大学のHorst Kisch教授が「植物の光合成プロセスを模倣したもの」と説明するように、デンタルケア製品にすでに使用されている顔料二酸化チタンを基盤とするこの塗料は、光触媒として機能する。顔料は、何の操作もなしに紫外線からエネルギーを吸収し、表面を活性化、空気に触れると有害分子を完全に無害の粒子に分解する反応を引き起こすoxygen linkを生み出すというものである。 Kisch教授が率いる無機化学チームの功績は、曇りの日や人工光の微光の下でも反応するように二酸化チタン顔料の構造を修正したことである。 オフィスで実施されたテストでは、この塗料を内壁に使用したところ、有害物質の濃度が80%削減された。 塗料はすでにStoClimasan(内装用)およびStoPhotosan(外装用)の商品名で販売されている。価格は従来の塗料の最大5倍し、とりわけ公共の場を含め、広く普及するには価格が主な障害になると思われる。 ドイツでは、100社以上の企業が同じ原理を使って、家具、タイルやカーペットなどの他の表面にも使用でき、空気のみならず表面自体も浄化できる製品の実現に向けて研究に取り組んでいる。 ドイツ経済省後援の最新の革新賞を受賞した最新塗料について報告する。(原文へ) 翻訳/サマリー=坪沼悦子(Diplomatt)/ IPS Japan 武原真一 IPS関連ヘッドラインサマリー: 気候変動:世銀の気候投資基金に環境団体や議員が猛反発 ブラジル:アフリカに技術支援 【IPS JAPAN/JANJANニュース】 |