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【オスロIPS=タルジェイ・キッド・オルセン、7月2日】 6月には、マ社の株主総会に合わせてチリ・カナダから活動家らがオスロを訪れた。チリの活動家らによれば、マ社のサケ養殖によりさまざまな被害が発生しているという。 そのひとつがサケの伝染性貧血症(ISAV)だ。昨年7月に全国21の養殖場で貧血症が大発生したが、そのうち13ヶ所がマ社とセルマク社(いずれもノルウェー)によって運営されている。 マ社はこの問題の責任を労働者に転嫁した。2ヶ所の養殖場と8つの養殖センターを閉鎖するかわりに、600人の労働者を解雇し1200人の労働者をレイオフにしたのである。これは、チリにおけるマ社従業員の25%にあたる。 根本的な原因は、マ社の養殖場にはサケが多すぎるということだ。ノルウェーでは1000mの養殖場にいる数のサケが、チリでは300mの間にひしめいている。 しかもマ社は、貧血症対策として大量の抗生物質をサケに投与している。『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、マ社はノルウェーの場合よりも70〜300倍もの抗生物質を投与しているという。こうしてサケに集積した抗生物質はそれを食べる人体にも影響を与えることになる。抗生物質は摂りすぎると疾病への耐性を失わせる。 マ社は他に、カナダとスコットランドにおいても、サケ養殖が環境に与える悪影響に関して地元からの反対にあっている。しかし、マ社は、部分的に非を認める一方で、活動家らは反サケ養殖を掲げる米国のロビイストに担がれているに過ぎないとして、まともに批判に応えようとはしていない。ノルウェー企業によるサケ養殖への反対運動について報告する。(原文へ) 翻訳/サマリー=山口響/武原真一(IPS Japan ) IPS関連ヘッドラインサマリー: カナダ:ペンギンとオキアミに訪れる危機 ノルウェー、歴史的な債務帳消し発表 【IPS JAPAN/JANJANニュース】 |