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サミット前に思う、サルコジ大統領にコケにされ続けの日本外交

      G8洞爺湖以来、首相会談避けられ、今年予定の訪日も来年に

及川健二2009/06/06
 昨夏のG8洞爺湖サミットで、奇妙なことが起きた。
 ホスト国は日本で、議長国はフランスだった。昨年は日仏友好150周年ということで、両国親善のために数々の催しが行われ、ニコラ=サルコジ大統領は3回来日するはずだった。それにもかかわらず、約束は反故にされ、サルコジ氏が来たのは洞爺湖サミットのときのみ。

 くわえて、G8のうち六カ国の首脳と会談したサルコジ氏だが、ホストの福田康夫首相(当時)との会談だけは実現しなかった。日仏友好議員連盟の中からは「よほど、日本を避けているんだね」という声も漏れた。

 昨年に訪日をキャンセルした代わりに、2009年には来日すると伝えていたが、今年一月下旬に早々と、訪日は2010年に延期すると発表した。

 日本嫌いともいわれるサルコジ大統領のフランス共和国と、どのように関係修復を図るか……。外務官僚にとって悩みの種にちがいない。
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